「昭和16年夏の敗戦」で初めて著者の本を読み感動して「東京の敵」を買いました。
う~~ん やや恨み節が強いですね。前半はちょっとガックシでした。
感情が入り過ぎていて、喧嘩相手の批判とも取れます。
反対側の都政のドンさんや森元首相側の意見も聞いてみたいなと感じます。
事実に基づいた後半の江戸時代や二宮金次郎さんの内容は素晴らしいと思いました。
徳洲会から借りた5000万円の件は、言い訳に聞こえます。
たとえるなら、混んだ電車で痴漢か冤罪か?
触りたくないけど、手が女性のお尻に当たってしまってどうにもならなかったのを第三者が見てどう思うか?
的な内容でした。
最後の「解説」 はいらなですね。
知らなかった内容もあり、読む価値はありました。
★5-★1(恨み節)=★4とさせて頂きます。
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東京の敵 (角川新書) Kindle版
噴出する都政の問題。五輪は無事開催できるのか。新都知事は何と戦うべきなのか。副知事、そして都知事として長年都政に携わった作家が、東京という都市の特質を改めて描きつつ、現在の問題の本質を浮き彫りにする。
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/1/20
- ファイルサイズ892 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
噴出する都政の問題。五輪は無事開催できるのか。新都知事は何と戦うべきなのか。副知事、そして知事として長年都政に携わった作家が、東京という都市の特質を改めて描きながら、問題の核心を浮き彫りにする。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者について
●猪瀬 直樹:作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年6月小泉純一郎首相の下で道路公団民営化委員に就任。07年6月石原慎太郎東京都知事の下で副知事に就任。12年に東京都知事に就任、13年12月辞任。現在、日本文明研究所所長、大阪府市特別顧問。主著に『昭和16年夏の敗戦』『天皇の影法師』(以上、中公文庫)『道路の権力』『道路の決着』(以上、文春文庫)、『猪瀬直樹著作集 日本の近代』(全12巻、小学館)がある。近著に『民警』(扶桑社)。 --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
猪瀬/直樹
作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年小泉純一郎首相の下で道路公団民営化委員に就任。07年石原慎太郎東京都知事の下で副知事に就任。12年東京都知事に就任、13年同辞任。現在、日本文明研究所所長、大阪府市特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
作家。1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年小泉純一郎首相の下で道路公団民営化委員に就任。07年石原慎太郎東京都知事の下で副知事に就任。12年東京都知事に就任、13年同辞任。現在、日本文明研究所所長、大阪府市特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_shinsho版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01N4OKL84
- 出版社 : KADOKAWA (2017/1/20)
- 発売日 : 2017/1/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 892 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 176ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 220,538位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 1,067位角川新書
- - 2,042位政治 (Kindleストア)
- - 5,682位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家。1946年長野県生まれ。
83年に『天皇の影法師』『昭和16年夏の敗戦』『日本凡人伝』を上梓し、87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。定評の評伝小説に『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』『こころの王国 菊池寛と文芸春秋の誕生』がある。
『日本国の研究』で96年度文藝春秋読者賞。
2002年、小泉首相より道路公団民営化委員に任命される。その戦いの軌跡は『道路の権力』『道路の決着』に詳しい。06年に東京工業大学特任教授、07年に東京都知事に任命される。近著に『ジミーの誕生日 アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』『東京の副知事になってみたら』。また、『昭和16年夏の敗戦』中公文庫版が2010年6月に刊行された。
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カスタマーレビュー
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2017年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評論家としてでなく都知事としての体験をもとにしているので非常に有益な本だとは思う。自民党に投票するわけにはいかないなと思わずにはいられなくなる。
現に選挙結果自民惨敗という結果を見ると、この本が何らか役割をはたしたのかもしれない。
ただ自著の引用がこれほど必要だったのか疑問。たとえば「第4章メディアの責任」p168で猪瀬氏著「東条英機処刑の日」というのが1ページ半ほど引用されているが必要あったのか疑問。5000万円の件も説明されているが、賄賂ではなく選挙の収支報告書の記載漏れということなのだがどうも解せない。猪瀬氏は従来から役所相手に批判的な著作をものしてきただけに、脱税あつかいで糾弾されるようなことがないよう金銭は慎重にあつかってきたのではないかと推察するからだ。何でまたこの5000万のあつかいがテキトーだったんだろう。しかも借りた瞬間「使うわけにはいかない」と思い、現につかわなかった。その上なぜか妻名義の貸金庫に保管したという。おかしな行動だ。というわけでつっこみどころいろいろだが、都政の内実に関する情報を得るにはそれなりに有益だと言える。
現に選挙結果自民惨敗という結果を見ると、この本が何らか役割をはたしたのかもしれない。
ただ自著の引用がこれほど必要だったのか疑問。たとえば「第4章メディアの責任」p168で猪瀬氏著「東条英機処刑の日」というのが1ページ半ほど引用されているが必要あったのか疑問。5000万円の件も説明されているが、賄賂ではなく選挙の収支報告書の記載漏れということなのだがどうも解せない。猪瀬氏は従来から役所相手に批判的な著作をものしてきただけに、脱税あつかいで糾弾されるようなことがないよう金銭は慎重にあつかってきたのではないかと推察するからだ。何でまたこの5000万のあつかいがテキトーだったんだろう。しかも借りた瞬間「使うわけにはいかない」と思い、現につかわなかった。その上なぜか妻名義の貸金庫に保管したという。おかしな行動だ。というわけでつっこみどころいろいろだが、都政の内実に関する情報を得るにはそれなりに有益だと言える。
2017年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テーマが興味深く東京都議会選挙の選挙期間中に手にしました。
本著の目的が、著者曰く「都政の妨げになっている、二人のドンが存在する事実と、その構造について伝えなければと考えたためだ。」とあるが、ひたすら個人名を挙げて私怨が綴られており悍ましいの一言。
本著の目的が、著者曰く「都政の妨げになっている、二人のドンが存在する事実と、その構造について伝えなければと考えたためだ。」とあるが、ひたすら個人名を挙げて私怨が綴られており悍ましいの一言。
2017年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5000万円を政治家から工面してもらって、罪に問われた猪瀬氏が、なにをいまさらと
いう思いで読み始めた。
築地の移転問題、東京オリンピックのマネジメントの迷走、小池都政の方向性、五輪後の日本像等、全6章からなる構成で、
東京都庁の伏魔殿たる由縁、経緯、からくりについて、当事者の目線で赤裸々に描写している。
今までほとんど報道されなかった、ドン内田のやりたい放題の話、東京オリンピックの誘致前、後の話、
老獪森元首相登場の背景、そしてその後の行動についての解説には説得力があり、問題をあぶりだした著書の貢献度は大きい。
また築地の移転の本質的な問題にも光を当てて、わかりやすく解説してくれている。
ただ、猪瀬氏は石原元都知事の後継ということもあり、この先、都庁という伏魔殿の主だった石原氏を指弾することも難しいだろうし、言いたいことも言えぬという、独立性に欠ける局面もありそうな気がする。
また、著者を血祭りにあげた報道のあるべき姿についてはうなずくところ大。が、怨念も相俟って、彼の思いは正論を越えているきらいもある。
著者の東京に対する思いの熱さは、読み取れるし、頭のよさや、作家としての才能も認める。
が、政治家として、また人の上に立つプロフェッショナルとしてのモラルに欠けた行動に対する
咎めという傷が癒えるには、まだ時間がかかりそう。
この先、名実ともに作家猪瀬氏を信奉するには、言うことと、書いてること、そしてやること
をしっかり人々に実績として示しながら信頼を積み上げることが必要なのだろう。
それが、この本の読者に対する誠意とも思えてくる。
いう思いで読み始めた。
築地の移転問題、東京オリンピックのマネジメントの迷走、小池都政の方向性、五輪後の日本像等、全6章からなる構成で、
東京都庁の伏魔殿たる由縁、経緯、からくりについて、当事者の目線で赤裸々に描写している。
今までほとんど報道されなかった、ドン内田のやりたい放題の話、東京オリンピックの誘致前、後の話、
老獪森元首相登場の背景、そしてその後の行動についての解説には説得力があり、問題をあぶりだした著書の貢献度は大きい。
また築地の移転の本質的な問題にも光を当てて、わかりやすく解説してくれている。
ただ、猪瀬氏は石原元都知事の後継ということもあり、この先、都庁という伏魔殿の主だった石原氏を指弾することも難しいだろうし、言いたいことも言えぬという、独立性に欠ける局面もありそうな気がする。
また、著者を血祭りにあげた報道のあるべき姿についてはうなずくところ大。が、怨念も相俟って、彼の思いは正論を越えているきらいもある。
著者の東京に対する思いの熱さは、読み取れるし、頭のよさや、作家としての才能も認める。
が、政治家として、また人の上に立つプロフェッショナルとしてのモラルに欠けた行動に対する
咎めという傷が癒えるには、まだ時間がかかりそう。
この先、名実ともに作家猪瀬氏を信奉するには、言うことと、書いてること、そしてやること
をしっかり人々に実績として示しながら信頼を積み上げることが必要なのだろう。
それが、この本の読者に対する誠意とも思えてくる。