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一色　清

姜尚中

東アジアの危機「本と新聞の大学」講義録 1 (集英社新書) (日本語) 新書 – 2014/7/17

一色清 (編集), 姜尚中 (編集), 藤原帰一 (著),

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各分野を代表する識者が徹底分析
岐路に立たされた日本、進むべき道は?
領土や権益、歴史やナショナリズムをめぐって一触即発の火ダネがくすぶる東アジア。その様相は、第一次世界大戦という大破局へと向かった時代を彷彿とさせる。本書に収録された、各分野の第一人者達による危機的状況の的確な分析からは、新たな安定した地域的秩序を築くためのヒントが見えてくる!
朝日新聞社と集英社の協力により実現した連続講座「本と新聞の大学」第2期を書籍化。本書は多様な「知」を有機的につなげることで生まれた白熱の講義録である。

[著者情報]
一色清(いっしききよし)
一九五六年愛媛県生まれ。朝日新聞社教育コーディネーター。

姜尚中(カンサンジュン)
一九五〇年熊本県生まれ。聖学院大学学長、東京大学名誉教授。

藤原帰一(ふじわらきいち)
一九五六年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授。

保阪正康(ほさかまさやす)
一九三九年北海道生まれ。ノンフィクション作家・評論家。

金子勝(かねこまさる)
一九五二年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部教授。

𠮷岡桂子(よしおかけいこ)
一九六四年岡山県生まれ。朝日新聞編集委員。

本の長さ

256ページ
言語:

日本語
出版社

集英社
発売日

2014/7/17
ISBN-10

4087207455
ISBN-13

978-4087207453
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商品の説明

内容（「BOOK」データベースより）

領土や権益、歴史やナショナリズムをめぐって一触即発の火ダネがくすぶる東アジア。その様相は、第一次世界大戦という大破局へと向かった時代を彷彿とさせる。本書に収録された、各分野の第一人者達による危機的状況の的確な分析からは、新たな安定した地域的秩序を築くためのヒントが見えてくる!朝日新聞社と集英社の協力により実現した連続講座「本と新聞の大学」第2期を書籍化。本書は多様な「知」を有機的につなげることで生まれた白熱の講義録である

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

一色/清
1956年愛媛県生まれ。朝日新聞社教育コーディネーター

姜/尚中
1950年熊本県生まれ。聖学院大学学長、東京大学名誉教授

藤原/帰一
1956年東京都生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授

保阪/正康
1939年北海道生まれ。ノンフィクション作家・評論家

金子/勝
1952年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部教授

吉岡/桂子
1964年岡山県生まれ。朝日新聞編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

出版社 : 集英社 (2014/7/17)
発売日 : 2014/7/17
言語: : 日本語
新書 : 256ページ
ISBN-10 : 4087207455
ISBN-13 : 978-4087207453

Amazon 売れ筋ランキング: - 824,927位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 336位アジア・アフリカのエリアスタディ
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鈴木　泰夫

東アジアの危機「本と新聞の大学」講義録

2014年9月1日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

保坂正康氏の「世界における歴史認識と日本」と、金子勝氏の「世界経済と日本」の内容は大変勉強になった。
新聞記事の内容もとてもいい記事が目につくが、時間とともに忘れ去られてしまう。書籍は本棚におかれ、改めて再読できとても良いと思う。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

深山　清

東アジアの危機の根っこがどこにあるか示唆に富んだ読み物

2014年8月19日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

第1回のカンさんの講義で、「経済関係は深まっても、問題は解決されない」、「日本はドイツを見習えは必ずしも正しくない」など、自分の認識になかった指摘は大変参考になった。
第3回の保坂正康さんの講義も、「日本において歴史の継承はほとんど行われていない」との指摘も70代の私には耳が痛いことばだが、われわれの世代が若い世代に何を伝えるべきかという点で、示唆を受けるところが多かった。
しかし、最終回は残念ながらいさいさか期待は連れだった。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Osamu Nishino

識者のよい、貴重な意見が聞けた。

2014年9月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

識者の見識度にも差を感じるが、藤原、一色氏などの貴重な意見を拝聴できて、一読の価値あり。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

某々

2020年時点で読むとかなりの違和感

2020年9月16日に日本でレビュー済み

2014年に刊行された本書は、副題にある通り『「本と新聞の大学」講義録』として、6氏の講演が収められた本である。このうちの三つの講演、藤原帰一「アジアの軍縮・軍備管理と日本」、保坂正康「世界における歴史認識と日本」、金子勝「世界経済と日本」は教えられることが多かった。しかし、基調講演の姜尚中「東北アジアと日本の将来を考える」は認識がやや甘いのではないか、また、巻末にある、どちらも朝日新聞社員の、吉岡桂子「中国環境脅威論？－隣人と向き合う」と一色清「メディア激変は民主主義の味方か敵か」はそこまで中国に遠慮するのかと、2020年時点で読むとかなりの違和感を持った。

2014年9月21日に日本でレビュー済み

吉岡桂子編集委員の章。
　第5回「中国環境脅威論?」―隣人と向き合う
　～取材した地域では、汚染物質を違法に排出する場合の
　罰金がとても安いので浄化への流れが進まず、また役所
　との癒着が蔓延している。汚染村が20も生まれたという。

報告の中で事実と因果関係、仮説と検証とが無自覚にごちゃまぜになっており、信頼性と説得力に欠ける。まさに「朝日クオリティー」の悪文。曖昧な事実から定義のあやふやなレッテル貼りをするなら、正反なんでも主張できてしまう。

講義録ではあるし重箱の隅で恐縮だが、罰金が高いか安いか、他地域との比較ではどうかなどのイメージは人それぞれであるし、浄化設備を整える費用などは取材の中で容易に知ることができただろう。吉岡氏は、罰金を示す立看板をたくさん見かけたというのに、具体的な金額も尺度も示さず「自分の流れで」論を進めてしまうのはどうなんだろうと思った。常に結論と文脈が独り歩きして、慎重な読者をおいてけぼりにすることを厭わない、これも朝日の十八番だ。けっきょく、読者でなく信者を集めるのに躍起だったのだなと再確認できる。

自分が現場で見つけた「情報」なら、どんなに小さなことでも書き留めて「固定化」してから「正しく引用」すべきだ。でないと、あやふやな「記憶」とキケンな「妄想」からでも報道が創作されてしまう。こんなことは、偏差値50の学生でもわかる基本中の基本。単にイデオロギーや反権力の姿勢がそのまま社会に通用する時代ではない。立場を超えた説得力ある明文が書けるかどうかに、報道機関の社会的信用（信者からの信用ではなく）はかかっている。吉岡氏の文章は脳内創作...と言われないよう、節度と良識ある記者活動を期待する。

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役に立った

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