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村上ラヂオ 単行本(ソフトカバー) – 2001/6/8

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商品の説明

商品説明

   本書は、2000年3月から約1年にわたって雑誌「anan」に連載された50篇のエッセイをまとめたものだ。「パスタ」「レコード」「ロードス島」「コロッケ」「ヴァージニア・ウルフ」「ドーナッツ」そして「猫」と、目次に散りばめられたキーワードを目にするだけで、村上ファンならついニヤリとしてしまうに違いない。もちろん「焼かれたブラジャー」「柿ピー問題」「にんじんさん」「きんぴらミュージック」といった新たな話題も満載で(なぜか「すき焼き」「太巻き」「うなぎ」など和食の話題が多い)、村上エッセイの味わいが凝縮された1冊となっている。

   特に印象深いのは、作家としてデビューした「群像」新人賞の授賞式の思い出「スーツの話」に始まり、チャンドラーの小説中の台詞をひきながら、村上作品の主要テーマでもある「死」について考察した「さよならを言うことは」で締めくくられている点だ。「20世紀に対して、…個人的にうまく別れを告げることができたような気がする」(「さよならを言うことは」)という末尾の言葉は、作家としての円熟期、あるいは転換期を迎えた村上のひとつの節目を画す本であることを示唆している。

   村上春樹といえば安西水丸の挿絵が定番だが、本書は1960年代の「平凡パンチ」の表紙絵以来、第一線で活躍を続けるイラストレーター大橋歩とのコラボレーションとなっている。連載時のものに50点追加されたというモノクロの銅版画101点が、村上の文章のもつ独特の「静謐(せいひつ)さ」に絶妙にマッチしている。(中島正敏)

出版社からのコメント

『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラジオ2』と一緒に、同じ空気感を味わっていただきたいです。紙の質感、挿画の美しさ、全体にわたる静けさはまさに村上春樹さんと大橋歩さんならではの世界観です。おふたりのささやかなる一ファンとして、おすすめします。

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登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 213ページ
  • 出版社: マガジンハウス (2001/6/8)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4838713142
  • ISBN-13: 978-4838713141
  • 発売日: 2001/6/8
  • 梱包サイズ: 18.4 x 12.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 55件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
村上春樹は難しいと考えている人や、小説は
苦手という人にもぜひ読んでもらいたい1冊です。
なぜなら、平易な文章でクセなく、1つのエッセイが
3ページと、とても入りやすいから。

内容は、柿ピーから一夫一妻問題へ展開するものや、
本のタイトル「見る前に跳べ」を目にして「そうか、
見る前に跳ばなくちゃいけないんだ」と素直に
思ったりする、とても人間的な一面やら、多種多様
です。
「決心なんて所詮、人生のエネルギーの無駄遣いで
しかない」と言い切ってしまうところも村上春樹らしい
といえばらしいし。

今まで村上春樹の小説を読んでいた私は、イメージが
壊れるのを恐れ(作家によってはそういうこともある)、
エッセイを読まずにいたのですが、『村上ラヂオ2』
のサブタイトル「大きなかぶ、むすかしいアボカド」
というタイトルに惹かれ、読んでみることにしたのですが、
これがまた面白い。
それで1も読んでみたところ、期待に反することが
なかった、という次第です。

大橋歩さんの版画もとてもいいです。文章をジャマする
ことなく、縁の下の力持ちのごとく、です。

読もうかどうか迷っている人、すぐに読むべきです。
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投稿者 街道を行く #1殿堂トップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2012/8/10
形式: 文庫
読んでいる間、ホントに楽しかったですね。
村上さんにとってこのエッセーは、レクレーションなのではないかと思います。
村上さんはきっと文章を書いて遊ぶのだと思いました。
面白いですよ。
時々声を出して笑ってしまいました。
すぐに思い出すのは「骨董屋奇談」です。
村上さんの奥様は骨董品蒐集が趣味だそうです。
それに付き合わされている間、苦痛の時間を過ごしているのですが、そういう時に限ってつい余計なことをしちゃうんですね。
それで、奥様に叱られる・・・。
これに近い体験はどなたもおありになるんじゃないでしょうか。
村上さんの小説とは違って後に残ったり、引きずったりはしないですが、愉快で楽しい時間が過ごせます。
村上さんも何度もお書きになっていますがイラストの大橋歩さんがまた素晴らしいです。
イラストが気持ちいいです。
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投稿者 kamo 投稿日 2009/5/7
形式: 文庫
特別な感動とかはないけど、色々なものに対する鋭いツッコミが読めて楽しい。
時間はないけど、寝る前にちょっと本を読みたいって人にオススメ。

思い切り本を読もうと思っていると、手応えのなさにがっかりするかも。
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形式: 単行本(ソフトカバー)
晴れた日曜日、コーヒーを煎れ、ソファーにもたれてページをめくりました。うたた寝して、目覚めてはまたページをめくりました。穏やかな休日に相応しい一冊です。 綴られる単語、語り口、テーマに、「もう若くはなくなったのだけど、僕はこんな風に年月を重ねてきたのだよ」という著者の穏やかな自信を感じ取り、いつか自分もこんな目線で生活や社会を見ることができたら・・・と、憧れの念を抱きます。 古くからの著者のファンとしては、『村上朝日堂』時代のぎらぎらした若さも懐かしいので、星4つとしました。 これから何度も、「茶飲み友達」として読み返す一冊になると思います。
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投稿者 しかばねさん VINE メンバー 投稿日 2008/3/30
形式: 文庫
短い短いコラムを集めたエッセイ集。

読むのが早い人なら一作品を一分くらいで読めるくらいの量。
そんな人なら息をするのと同じくらいの労力で読破してしまうかもしれない。

短くても村上春樹は村上春樹。
創造力たくましいというか、些末なことに対するこだわりが強い。
たとえば長生きするかどうかを考察する話があるのだけれど
長生きしたいけれど、志賀直哉みたいに扱われるのが困る、だとか。
その着地地点が独特。
村上さんはこうやって
一日一日、小確幸を集めて生きてるんだなあ。
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投稿者 ちはる 投稿日 2009/7/23
形式: 文庫
村上春樹さんの本はこれ以外読んだ事がありません。存在を知ったのが10年以上前。すでにスター的な著者の本を読むキッカケを逃していたのですが、たまたま同居人が持っていて、借りて読んでみたら、何だか、ほっこり。もっと気難しい人だと勝手に想像してたので、全然違う事にビックリ。今から著者の本を読んでいける幸せが出来ました。
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