入門と書いてありますが、Linuxにおいて、ほんとうの入門者はGUI付きのディストリビューションをインストールして、Windowsのように使うだけで、とくに本など読まないでしょう。
だから、もしあなたがLinuxに興味があって、たとえばサポートが切れた古いWindowsの代替OSとして、古いPCにインストールしようなどと思っているのであれば、本書のようなものは全く必要ありません。
よくコンピューター音痴な人に見られることですが、本で勉強してからでないと扱えないと思っているふしがあります。しかし、それは間違いです。コンピューターは座学では学びにくいもので、むしろダンスに近いのです。実際にやってみて理解していくものなのです。それは子供でも高齢者でもできるダンスなので心配いりません。
本書はいわば、そこからもう一歩踏み込みたい人のための手引きです。
それでですね、
そこがわかってない人が、本棚にずらりと"入門書"や"解説書"を並べて、全く読んだ形跡が無かったりします。まあ、読まないのもそのはずです。座学から入ろうとしても、そもそも何を調べればいいのかがわからないからです。そして読まないまま廃棄するのです。この種の本を買う人の何割かは、確実にこういう人がいます。
なので、私はそれを譲ってくれと言うことがあります。買うより安く手に入るからです。
懐かしい記憶をたどると、MSXのテクニカルガイドブックやZ80のアセンブラとテキストエディタからはじまり、MS-DOSやWindowsの技術資料などなど。
そして、譲ってもらった後、私はそれらの本をどうするかというと、やはり、読みません。最初は。
必要になるまでは。
経験上ずっとそうでした。ダンスとして学んだものに、いずれそれだけでは解明できない部分が見えてきます。本は必要ないと書きましたが、一通り使えるようになった後で、さらに踏み込もうとした場合に必要になるのです。言い換えれば、一通り使えるようになった人だけが、その先を理解するためにどのような情報が必要か気付くのです。なので、全ての人にとって本が必要になるわけではありません。私のような凝り性タイプのかたにおすすめします。
本気で学ぶ Linux実践入門 サーバ運用のための業務レベル管理術 (日本語) 単行本 – 2019/5/30
大竹 龍史
(著),
山本 道子
(著)
山本 道子
(著)
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本の長さ584ページ
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言語日本語
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出版社SBクリエイティブ
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発売日2019/5/30
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ISBN-104797397640
-
ISBN-13978-4797397642
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
業務レベルでLinuxサーバを運用する現場で求められる知識は多岐にわたります。本書はそのなかから、基本として押さえておくべき知識をピックアップして、1冊に凝縮しました。特に、さまざまな場面の操作に使用するコマンドを多数掲載しています。実行例を参考に、実際にコマンドを実行して、動作を確認しながら学習を進めていきましょう。本書を、Linuxの基礎を学ぶ教科書として、あるいはコマンドのリファレンスとしてご活用ください。
著者について
■著者名
有限会社ナレッジデザイン
大竹龍史、山本道子
■著者について
1998年設立。主な業務は、Linux、Java、Android、MySQL、およびサーバー、
Web、ネットワーク、プログラミング言語等の各種技術トレーニングコースの開発、
企業向け研修、講師派遣、市販本・雑誌の執筆を行う。
近著に『標準テキストCentOS7構築・運用・管理パーフェクトガイド』(SBクリエイティブ)がある。
有限会社ナレッジデザイン
大竹龍史、山本道子
■著者について
1998年設立。主な業務は、Linux、Java、Android、MySQL、およびサーバー、
Web、ネットワーク、プログラミング言語等の各種技術トレーニングコースの開発、
企業向け研修、講師派遣、市販本・雑誌の執筆を行う。
近著に『標準テキストCentOS7構築・運用・管理パーフェクトガイド』(SBクリエイティブ)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大竹/龍史
有限会社ナレッジデザイン代表取締役。1986年伊藤忠データシステム(現・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)入社後、Sun Microsystems社のSunUNIX/SunOS/Solarisなど、OSを中心としたサポートと社内トレーニングを担当。1998年有限会社ナレッジデザイン設立。Linux、Solarisの講師および、LPI対応コースの開発/実施。約27年にわたり、OSの中核部分のコンポーネントを中心に、UNIX/Solaris、Linuxなどオペレーティングシステムの研修を主に担当。最近は、OpenStack資格であるOPCELと、LPICレベル3ドキュメントの作成に注力
山本/道子
2004年Sun Microsystems社退職後、有限会社Rayを設立し、システム開発、IT講師、執筆業などを手がける。有限会社ナレッジデザイン顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
有限会社ナレッジデザイン代表取締役。1986年伊藤忠データシステム(現・伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)入社後、Sun Microsystems社のSunUNIX/SunOS/Solarisなど、OSを中心としたサポートと社内トレーニングを担当。1998年有限会社ナレッジデザイン設立。Linux、Solarisの講師および、LPI対応コースの開発/実施。約27年にわたり、OSの中核部分のコンポーネントを中心に、UNIX/Solaris、Linuxなどオペレーティングシステムの研修を主に担当。最近は、OpenStack資格であるOPCELと、LPICレベル3ドキュメントの作成に注力
山本/道子
2004年Sun Microsystems社退職後、有限会社Rayを設立し、システム開発、IT講師、執筆業などを手がける。有限会社ナレッジデザイン顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より

登録情報
- 出版社 : SBクリエイティブ (2019/5/30)
- 発売日 : 2019/5/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 584ページ
- ISBN-10 : 4797397640
- ISBN-13 : 978-4797397642
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 37,414位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 22位ネットワーク入門書
- - 34位芥川賞受賞(51-75回)作家の本
- - 34位サーバ
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ベスト1000レビュアー
29人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年11月17日に日本でレビュー済み
黒1色刷りで文字の大きさ普通。特に読みにくいということもありません。
構成が教科書的というか、網羅的というか、リファレンス的に○○がわからないと言ったときに参照すると良さそうな構成。
一方、例えばVPSでCentOSサーバ構築したいといったときに、どういう流れで作業を行うのかという部分と、何が重要で何がそれほど重要でないといった情報の重みみたいなものがこちらの本ではつかみにくいです。
自分としては後者の用途だったので、ちょっとあてが外れましたが、これはこれで使いみちがあるのでOKです。
CentOSとUbuntuに対応していますが、本書の冒頭での情報によるとUbuntuサーバーもかなりシェアが大きいようなのでそちらも勉強したいと思います。
構成が教科書的というか、網羅的というか、リファレンス的に○○がわからないと言ったときに参照すると良さそうな構成。
一方、例えばVPSでCentOSサーバ構築したいといったときに、どういう流れで作業を行うのかという部分と、何が重要で何がそれほど重要でないといった情報の重みみたいなものがこちらの本ではつかみにくいです。
自分としては後者の用途だったので、ちょっとあてが外れましたが、これはこれで使いみちがあるのでOKです。
CentOSとUbuntuに対応していますが、本書の冒頭での情報によるとUbuntuサーバーもかなりシェアが大きいようなのでそちらも勉強したいと思います。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
本書は、Linuxを業務として利用する人の実践入門であり、Linuxで遊びたい人の入門書ではありません。
目的としては、Linuxを使用したサーバーの”構築”が出来るレベルではなく(これは入門レベルとはいいがたい)、他人が構築したサーバーの通常運用が出来るようになる程度までを目標としたものです。
入門書と銘打っているだけあって、基本的なコマンドの使い方、ディレクトリ構造の説明といったごく初歩的な内容から網羅されています。今さらviではないと思うのですが、viの使い方も抑えられています。LinuxのディストリビューションとしてはCentOSとUbuntuを採用しているので基本としては充分でしょう。
ユーザー管理。スクリプトタスク実行、システムやアプリケーション管理、ディスク追加(パーティション管理、iSCSI等)、ネットワーク管理、初歩的なシステムメンテナンス(トラブル対応)、セキュリティ対策、Appendixとして仮想化(KVMとVirturalBoxによる仮想環境の構築)まで対応しています。”実践入門”としては充分な内容と思います。
体裁としても、非常に見やすくまとまっており、良い入門書と言えると思います。
目的としては、Linuxを使用したサーバーの”構築”が出来るレベルではなく(これは入門レベルとはいいがたい)、他人が構築したサーバーの通常運用が出来るようになる程度までを目標としたものです。
入門書と銘打っているだけあって、基本的なコマンドの使い方、ディレクトリ構造の説明といったごく初歩的な内容から網羅されています。今さらviではないと思うのですが、viの使い方も抑えられています。LinuxのディストリビューションとしてはCentOSとUbuntuを採用しているので基本としては充分でしょう。
ユーザー管理。スクリプトタスク実行、システムやアプリケーション管理、ディスク追加(パーティション管理、iSCSI等)、ネットワーク管理、初歩的なシステムメンテナンス(トラブル対応)、セキュリティ対策、Appendixとして仮想化(KVMとVirturalBoxによる仮想環境の構築)まで対応しています。”実践入門”としては充分な内容と思います。
体裁としても、非常に見やすくまとまっており、良い入門書と言えると思います。
2019年11月20日に日本でレビュー済み
気に入った
ブートシーケンスから丁寧に書かれている。
体系的にLinuxについて学ぶことができるので、もちろんハンズオンしながらペラペラめくっていくもよしです。
仮想化が進んでいるシステムが多いのですが、その中でもLinuxの中でのトラブルがあった時にパフォーマンスをどのようにして切り分けて解析するのかなどの手助けとして役立つ書籍です。
気楽に頼んだものの、この書籍とても便利なので、1冊手元に置いておきたいのはあります。
ざっと読んでおき、確かこのコマンドで、、、って感じで利用しても良いと思ってます。
全てのコマンドを覚えてないと仕事にならないわけではないですが、
この書籍の内容は知っておく必要があるべき内容が書かれている。
ブートシーケンスから丁寧に書かれている。
体系的にLinuxについて学ぶことができるので、もちろんハンズオンしながらペラペラめくっていくもよしです。
仮想化が進んでいるシステムが多いのですが、その中でもLinuxの中でのトラブルがあった時にパフォーマンスをどのようにして切り分けて解析するのかなどの手助けとして役立つ書籍です。
気楽に頼んだものの、この書籍とても便利なので、1冊手元に置いておきたいのはあります。
ざっと読んでおき、確かこのコマンドで、、、って感じで利用しても良いと思ってます。
全てのコマンドを覚えてないと仕事にならないわけではないですが、
この書籍の内容は知っておく必要があるべき内容が書かれている。
ベスト500レビュアーVINEメンバー
以前、ヴァーチャルプライベート・サーバを借りていた時期があって、
Xoops(まだあるのかな?)でサイトを作っていたら、
突然、サーバー構造が壊れて、
自己管理なので、Linuxのインストールからシェルで再構築したのですが、
今は、GUI でインストールが楽ですねぇ。
MacOS も Unix/Linax 由来なので、
Windowsサーバー以外のネット社会は全部 Linux で動いていることを考えれば、
これくらいの知識は持っておいた方がいいなぁと思いながら眺めています。
ただ業務で関わらない限り、普段は使うことはなさそうですけどね。
ちょっと、見づらいかな・・・
Xoops(まだあるのかな?)でサイトを作っていたら、
突然、サーバー構造が壊れて、
自己管理なので、Linuxのインストールからシェルで再構築したのですが、
今は、GUI でインストールが楽ですねぇ。
MacOS も Unix/Linax 由来なので、
Windowsサーバー以外のネット社会は全部 Linux で動いていることを考えれば、
これくらいの知識は持っておいた方がいいなぁと思いながら眺めています。
ただ業務で関わらない限り、普段は使うことはなさそうですけどね。
ちょっと、見づらいかな・・・