本当に魅力的なイラストを描くための構図の作りかた (日本語) 単行本 – 2014/1/31
榎本 秋
(著)
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本の長さ219ページ
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言語日本語
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出版社秀和システム
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発売日2014/1/31
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ISBN-104798040495
-
ISBN-13978-4798040493
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
『構図』って…何?ポーズのこと?それともアングル?配置?視点?キャラの関係?物語の背景設定?シチュエーション?それとも全部?プロは絵を描きはじめる前に、じっくりと時間をかけて構想を練っています。それらすべての閃きが頭の中でピッタリと合わさった瞬間に、それが絵として表現されるのです。この本の内容は、クリエーターを目指すたくさんの学生に、経験豊かな講師が教えている内容ですが、絵の描き方はまったく教えていません。絵をただうまく描きたい人はこの本を閉じてしまって、先に絵の技法の本を読むのが良いでしょう。もし、自分の絵に足りない何かを探したい人なら、たくさんの生徒作品の添削を見て、自分の目の前にもある落とし穴が見えてくるでしょう。さぁ、描きたい気持ちを少しおさえて、ちょっとペンを置いて構想してみましょう。本当に魅力的なイラストを描くために。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
榎本/秋
文芸評論家
安達/真名
榎本事務所所属。書籍の執筆・編集を主に手がけ、事務所のイラスト関係仕事の責任者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
文芸評論家
安達/真名
榎本事務所所属。書籍の執筆・編集を主に手がけ、事務所のイラスト関係仕事の責任者でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 秀和システム (2014/1/31)
- 発売日 : 2014/1/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4798040495
- ISBN-13 : 978-4798040493
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 497,427位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.1
星5つ中の3.1
8 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年9月29日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
文多め。既存の作例を簡単な線や囲いでダメ出ししているばかりで目指すべき構図への絵での解説がほとんどなく、とてもイメージがつきにくい本でした。非常に残念。
役に立った
2014年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書のメイン内容は 構図をどうすれば魅力的に見せられるかの注意点や説明を いくつかのジャンルに分け、作例などを交え文章で説明していき、構図の作り方の知識を増やすって感じの内容で、本書を参考に自身で考えてみましょう みたいな内容になっています。 イラストの描き方やコツなどの内容はなかったりです。
それと、魅力的なイラストの描きかた内容に以外に、イラストレーターの仕事内容って部分(仕事の請け方や仕事を請ける上でのマナー)にもページを多くとっていたりもします。
本書を参考に自身で考えましょうって内容なので、本書の説明や解説、注意点部分に対して不親切に感じる部分も多かったり。 こういった技法書によくある、手っ取り早くイラストの見栄えがよくなる裏技を知りたいとかで購入すると失敗みたいのはするかもしれません。
値段のほうも高めで 人によって評価が大きく分かれる内容になっていたりしますので 購入前に1度中身を確認してみたほうがよいかもしれません。 本書を探す場合、この手の技法書に珍しくA5判サイズ(4コマコミックによくあるサイズだったり)なので探す場合には注意は必要だったりです。
それと、魅力的なイラストの描きかた内容に以外に、イラストレーターの仕事内容って部分(仕事の請け方や仕事を請ける上でのマナー)にもページを多くとっていたりもします。
本書を参考に自身で考えましょうって内容なので、本書の説明や解説、注意点部分に対して不親切に感じる部分も多かったり。 こういった技法書によくある、手っ取り早くイラストの見栄えがよくなる裏技を知りたいとかで購入すると失敗みたいのはするかもしれません。
値段のほうも高めで 人によって評価が大きく分かれる内容になっていたりしますので 購入前に1度中身を確認してみたほうがよいかもしれません。 本書を探す場合、この手の技法書に珍しくA5判サイズ(4コマコミックによくあるサイズだったり)なので探す場合には注意は必要だったりです。
2014年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
はじめてレビューします。説明がヘタなのでご了承を。
私は基本的に落書きばかりでたまに構図を意識するとどうしてもワンパターンになりがちなので参考になればとこの本を購入しました。
ざっくり読んでの感想はどういう構図がいいかの説明書ではなくどういう風に描けば魅力がでるかの本です。
基本的に作例と文章で構成されているのですが、作例に対してどこがダメでどうすれば良くなるかを教えてくれます。最初はこういう構図で描けば見栄えがよくなるよーと教えてくれる本だと思っていたので良い意味で予想を裏切られました^^
この本はある程度描くことができるけど画面がいまいちパッとしない人向けですね。
こちらが描きたいものをこの本は尊重した上でどうすれば良くなるかを様々な作例をもとに教えてくれました。
作例も少年向けから少女向け、萌え絵にファンタジーと分かれているので読者を選ばないと思います。また、プロではない人のイラストを近い構図の既存のラノベ表紙を例に添削してくれているのでその辺りも私としては高評価です。
評価を一つ減らしたのはまず描きたいモノをイメージするのが苦手な人には不向きかも知れないからです。
私はこういうのを描きたい!と思った時はイメージができあがっているのですが、イメージができない時はまずそこからつまづくでしょう。
この本は先にも述べた通り「描きたいモノがどうすれば良くなるか」の本です。なので描きたいモノのイメージが苦手な人にはあまりオススメできません。
私個人としては勉強になったので概ね満足です。これから購入を考える方は「自分が描きたいモノは何か」をハッキリさせた上での購入をオススメします。乱文失礼しました!
私は基本的に落書きばかりでたまに構図を意識するとどうしてもワンパターンになりがちなので参考になればとこの本を購入しました。
ざっくり読んでの感想はどういう構図がいいかの説明書ではなくどういう風に描けば魅力がでるかの本です。
基本的に作例と文章で構成されているのですが、作例に対してどこがダメでどうすれば良くなるかを教えてくれます。最初はこういう構図で描けば見栄えがよくなるよーと教えてくれる本だと思っていたので良い意味で予想を裏切られました^^
この本はある程度描くことができるけど画面がいまいちパッとしない人向けですね。
こちらが描きたいものをこの本は尊重した上でどうすれば良くなるかを様々な作例をもとに教えてくれました。
作例も少年向けから少女向け、萌え絵にファンタジーと分かれているので読者を選ばないと思います。また、プロではない人のイラストを近い構図の既存のラノベ表紙を例に添削してくれているのでその辺りも私としては高評価です。
評価を一つ減らしたのはまず描きたいモノをイメージするのが苦手な人には不向きかも知れないからです。
私はこういうのを描きたい!と思った時はイメージができあがっているのですが、イメージができない時はまずそこからつまづくでしょう。
この本は先にも述べた通り「描きたいモノがどうすれば良くなるか」の本です。なので描きたいモノのイメージが苦手な人にはあまりオススメできません。
私個人としては勉強になったので概ね満足です。これから購入を考える方は「自分が描きたいモノは何か」をハッキリさせた上での購入をオススメします。乱文失礼しました!
2014年8月22日に日本でレビュー済み
どこか「足りない」んです。
解説されていることが本当に有用なのかどうか、構図取りのヘタな自分にはよくわからないのが残念でした。
この本の構成は、専門学校生の描いたイラストを各ジャンル(男性向けライトノベルとか、女性向けの本とか……)ごとに分類して、専門学校の方々の絵に添削をしたものを載せつつ、いい構図について解説している本です。
専門学校生の方々の画力・構図取りのセンスは本当にピンキリで、ほとんど修正指示の入っていない絵もあれば、「ここがダメ」「この部分はこう見せた方が魅力的」などという指摘が多めに入っている絵もあります。
読んでいて「この部分が足りない!」と思ったのは、専門学校生の方々の「修正指示を反映した絵」です。
この本、修正指示は入っていても、それを直した後のイラストがないんです。
こういう本を読む人ってあまり絵がうまくない(から上達したい)という人が多いと思うんですが、そういう人には【修正後】の絵も載せてあげた方が、より説明している内容がわかりやすくなると思うんです。
同じ人の描いた【修正前】【修正後】の絵を比較して見せたほうが、書かれていることがイメージしやすいかと……。
プロの方の絵(=実際に出版されている本)の表紙もいろいろ載っていますが、画力が違うこともあってまったく比較材料にはできません。同じ人の描いた絵を比較してこそ、説明していることがわかりやすくなると思うんですが……。
多少値段高くなっても、あるいは構図説明のパターンが減ってもいいので、【修正前】【修正後】の例を盛り込んだ内容にしてほしかったです。
そこがもったいないなあ、と。
解説されていることが本当に有用なのかどうか、構図取りのヘタな自分にはよくわからないのが残念でした。
この本の構成は、専門学校生の描いたイラストを各ジャンル(男性向けライトノベルとか、女性向けの本とか……)ごとに分類して、専門学校の方々の絵に添削をしたものを載せつつ、いい構図について解説している本です。
専門学校生の方々の画力・構図取りのセンスは本当にピンキリで、ほとんど修正指示の入っていない絵もあれば、「ここがダメ」「この部分はこう見せた方が魅力的」などという指摘が多めに入っている絵もあります。
読んでいて「この部分が足りない!」と思ったのは、専門学校生の方々の「修正指示を反映した絵」です。
この本、修正指示は入っていても、それを直した後のイラストがないんです。
こういう本を読む人ってあまり絵がうまくない(から上達したい)という人が多いと思うんですが、そういう人には【修正後】の絵も載せてあげた方が、より説明している内容がわかりやすくなると思うんです。
同じ人の描いた【修正前】【修正後】の絵を比較して見せたほうが、書かれていることがイメージしやすいかと……。
プロの方の絵(=実際に出版されている本)の表紙もいろいろ載っていますが、画力が違うこともあってまったく比較材料にはできません。同じ人の描いた絵を比較してこそ、説明していることがわかりやすくなると思うんですが……。
多少値段高くなっても、あるいは構図説明のパターンが減ってもいいので、【修正前】【修正後】の例を盛り込んだ内容にしてほしかったです。
そこがもったいないなあ、と。
2014年12月4日に日本でレビュー済み
マンガ・アニメ系のイラストを描くにあたり、キャラクターを魅力的に表現する方法が知りたくて購入しました。
帯から引用:
マンネリだなぁ、ワンパターンだなぁ……と思ったら、
構図から考えて描いてみよう!
イラスト投稿サイトで、ホームページで、同人誌の表紙で、
他に埋もれずキラリと光るために
(引用終)
帯に書かれていた内容は、レビュアーの需要を十分に満たしてくれそうに思えました。
にも関わらず評価を低くしたのは、本書がこの期待に応える内容ではなかったからです。
以下、良かった点と悪かった点を挙げてみます。
【良いと思った点】
○紹介されている技法じたいは無難な内容である
それに加えて
○イラストレータとしてのキャリアを積みたい人には有用である
たとえば、
「仕事の依頼を受けたら早めにメールを返信しましょう」だとか、
「トレスはしてはいけません」だとか、
「ネット上で気軽に情報を発信してはいけません」だとか、
ありがたいアドバイスが沢山載っています。
こういった社会人としての基本常識を身に付けていない方が、稀にプロの絵師でもいらっしゃいますが、
業界からどんどん淘汰されていくのが世の常です。
イラストレーター志望者は一度読んでおいても損は無いかもしれません。
【悪いと思った点】
×構図のテクニックとは無関係な、仕事の売り込み方の話が多すぎる
専門学校での講義を下敷きにした書籍なのでやむを得ないことなのですが、
構図のテクニックを身に付けたいだけの読者にとっては、情報ノイズが多すぎます。
「せめてもう少し、タイトルや帯の紹介が実際の内容に即してくれていれば……」と思わされます。
例えば、本文中に「ライトノベルの構図はタイトルや帯がつくことも想定して考えよう」
というようなアドバイスがありました。
確かに、実際に仕事を引き受けたプロにとっては、見落としがちながら重要な情報でしょう。
ですが、それはいわば「現場の知恵」の範疇であって、
プロでも無いイラスト初心者・中級者にあえて教えるようなことでもないと思うのですが…
そもそもプロ絵師だって、仕事でもなければそんなことは意識しないわけで、あまりにも限定的なアドバイスといえます。
第一、本書の表紙だって、タイトルでイラストが断ち切られてしまっています。
これも【魅力的でない構図】なのでしょうか?
×作例に問題あり
表紙のイラスト(藤田香さん)を担当された方は本文中の作例を一枚も描いていません。一枚もです。
代わりに作例を担当されているのは、
【東放学園専門学校アニメーション映像科 在校生&卒業生】とクレジットされています。
プロの絵師ですらありません!
いわゆる「表紙詐欺」行為の道義的問題はさておき(イラスト指南本では顕著ですね)、
各トピックごとに悪い作例として、生徒さんが描かれたイラストが掲載されているのですが、
それに対する講師による改善例は、前ページの作例のコピーに文字のコメントを被せただけ、という簡素な作り。
生徒さんによるナマの作例をふんだんに載せているのですから、
講師による赤ペン修正、あるいはせめて生徒さん自身による改善例を載せるというのが道理というものではないでしょうか。
せっかくのフルカラー印刷なのに2ページ続けて同じ絵というのは、あまりにも勿体無い。
まとめますと、この本は全般的なイラスト構図についての知識を得るための本というよりは、
ラノベ関連の仕事をしたいイラストレーター志望者のために、
現在流行しているライトノベルや萌え系書籍の表紙を分析し、エッセンスを抽出した本といえます。
ですから、本書は
「ライトノベルの表紙のような絵を描きたい」、
「ライトノベルの表紙を描く仕事がしたい」、
「同人誌の装丁をライトノベル風にしたい」
そういった極めて限定された読者だけにオススメできる内容なのです。
もっともそれでは売り物にならないので、より広い読者層に手に取ってもらうために
このようなタイトルになったのでしょう。(出版社の意向か、著者の意向かはわかりませんが)
これは、イラストレーター志望者のための講義を、そのまま
テクニック本として書籍化したために生じた食い違いといえます。
本書がイラストレーターを志願していないレビュアーの期待に沿わなかったのはそのためだと思います。
帯から引用:
マンネリだなぁ、ワンパターンだなぁ……と思ったら、
構図から考えて描いてみよう!
イラスト投稿サイトで、ホームページで、同人誌の表紙で、
他に埋もれずキラリと光るために
(引用終)
帯に書かれていた内容は、レビュアーの需要を十分に満たしてくれそうに思えました。
にも関わらず評価を低くしたのは、本書がこの期待に応える内容ではなかったからです。
以下、良かった点と悪かった点を挙げてみます。
【良いと思った点】
○紹介されている技法じたいは無難な内容である
それに加えて
○イラストレータとしてのキャリアを積みたい人には有用である
たとえば、
「仕事の依頼を受けたら早めにメールを返信しましょう」だとか、
「トレスはしてはいけません」だとか、
「ネット上で気軽に情報を発信してはいけません」だとか、
ありがたいアドバイスが沢山載っています。
こういった社会人としての基本常識を身に付けていない方が、稀にプロの絵師でもいらっしゃいますが、
業界からどんどん淘汰されていくのが世の常です。
イラストレーター志望者は一度読んでおいても損は無いかもしれません。
【悪いと思った点】
×構図のテクニックとは無関係な、仕事の売り込み方の話が多すぎる
専門学校での講義を下敷きにした書籍なのでやむを得ないことなのですが、
構図のテクニックを身に付けたいだけの読者にとっては、情報ノイズが多すぎます。
「せめてもう少し、タイトルや帯の紹介が実際の内容に即してくれていれば……」と思わされます。
例えば、本文中に「ライトノベルの構図はタイトルや帯がつくことも想定して考えよう」
というようなアドバイスがありました。
確かに、実際に仕事を引き受けたプロにとっては、見落としがちながら重要な情報でしょう。
ですが、それはいわば「現場の知恵」の範疇であって、
プロでも無いイラスト初心者・中級者にあえて教えるようなことでもないと思うのですが…
そもそもプロ絵師だって、仕事でもなければそんなことは意識しないわけで、あまりにも限定的なアドバイスといえます。
第一、本書の表紙だって、タイトルでイラストが断ち切られてしまっています。
これも【魅力的でない構図】なのでしょうか?
×作例に問題あり
表紙のイラスト(藤田香さん)を担当された方は本文中の作例を一枚も描いていません。一枚もです。
代わりに作例を担当されているのは、
【東放学園専門学校アニメーション映像科 在校生&卒業生】とクレジットされています。
プロの絵師ですらありません!
いわゆる「表紙詐欺」行為の道義的問題はさておき(イラスト指南本では顕著ですね)、
各トピックごとに悪い作例として、生徒さんが描かれたイラストが掲載されているのですが、
それに対する講師による改善例は、前ページの作例のコピーに文字のコメントを被せただけ、という簡素な作り。
生徒さんによるナマの作例をふんだんに載せているのですから、
講師による赤ペン修正、あるいはせめて生徒さん自身による改善例を載せるというのが道理というものではないでしょうか。
せっかくのフルカラー印刷なのに2ページ続けて同じ絵というのは、あまりにも勿体無い。
まとめますと、この本は全般的なイラスト構図についての知識を得るための本というよりは、
ラノベ関連の仕事をしたいイラストレーター志望者のために、
現在流行しているライトノベルや萌え系書籍の表紙を分析し、エッセンスを抽出した本といえます。
ですから、本書は
「ライトノベルの表紙のような絵を描きたい」、
「ライトノベルの表紙を描く仕事がしたい」、
「同人誌の装丁をライトノベル風にしたい」
そういった極めて限定された読者だけにオススメできる内容なのです。
もっともそれでは売り物にならないので、より広い読者層に手に取ってもらうために
このようなタイトルになったのでしょう。(出版社の意向か、著者の意向かはわかりませんが)
これは、イラストレーター志望者のための講義を、そのまま
テクニック本として書籍化したために生じた食い違いといえます。
本書がイラストレーターを志願していないレビュアーの期待に沿わなかったのはそのためだと思います。
2014年3月16日に日本でレビュー済み
いつもなんでか、ワンパターンになってしまうので、
かっこいい構図を描きたいと思って手にとってみました。
構図には意味があるんだ!プロってすごく考えているんだ!と
気づかせてくれた本です。
ただ、かっこいいのをとだけを考えていたのが恥ずかしい。
この本を読んでから、本に載っている実際のプロの描いた本の表紙の絵を見ると
細かなところにもすごく意味があって、この構図にしているのだなと、わかるように
なりました。
こういう構図にすると良いとか、正解はこれとか教えてくれないので、
考えるのがだるいとか、手っ取り早く正解を教えて欲しいって人には
評価低くなるかも。
(そんな正解とか期待していると、きっとパクリ絵しか描けなくなっちゃうんだけど)
専門学校でどんなことが学べるのかを知れて、
今まで見えてなかったところが見えるようになっただけでも
読む前と読んだ後ではレベルアップできたと思います。
かっこいい構図を描きたいと思って手にとってみました。
構図には意味があるんだ!プロってすごく考えているんだ!と
気づかせてくれた本です。
ただ、かっこいいのをとだけを考えていたのが恥ずかしい。
この本を読んでから、本に載っている実際のプロの描いた本の表紙の絵を見ると
細かなところにもすごく意味があって、この構図にしているのだなと、わかるように
なりました。
こういう構図にすると良いとか、正解はこれとか教えてくれないので、
考えるのがだるいとか、手っ取り早く正解を教えて欲しいって人には
評価低くなるかも。
(そんな正解とか期待していると、きっとパクリ絵しか描けなくなっちゃうんだけど)
専門学校でどんなことが学べるのかを知れて、
今まで見えてなかったところが見えるようになっただけでも
読む前と読んだ後ではレベルアップできたと思います。