テクノロジーや未来について、この本をよんでわかった気にならないでほしい。というのも、その好奇心が無駄になるから。
確かに、テクノロジーなどにあまり明るくないと、この本がまともに思えてしまうのはわかる。しかし、他にいくらでもまともなテクノロジーの本もサイトも転がっている。
以下に、この本の致命的な点を挙げたい。
1.古い
10年前に書かれた本なのか?と疑うほど情報が古い。今、確かに、とんでもないスピードで社会と経済のシフトが起こっている。しかし、まだ若木の段階だが、この若木についてしか書いていない。つまり、今後どのように成長していくのか(どんな実がなるのか)ほとんど書かれていない。日経のテクノロジー欄を少々かじっていれば知ることができるレベルの内容どまりだった。
2.クローズアップするトピックがずれている
今後、労働がテクノロジーにとって変わられる、ということを論ずるのはキーだと思う。「10年後になくなる職業はこれ!」なんていう記事もよく目にする昨今であるわけだし。しかし、人工知能やIoTでなく、まず介護ロボットが挙げられている点に疑問を強く感じる。日本食を海外の人に紹介するときに、まずポッキーを紹介する人がいる?そんな感じ。
撫でると笑い叩くと怒るアザラシ型ロボットのような、まるでおもちゃの延長のようなものが取り上げられている始末。
3.根拠に乏しいし、勘違いが多い
「家庭で活躍するロボットは日本では受け入れられやすいだろう。だってアニミズム(精霊信仰)が根付いてるんだもん」……そうか!?
確かにアニミズムは、欧米人に比べれば若者であれ日本人の意識の片隅にあるだろう。しかし、ロボットに対する不気味の谷は保守的な日本人の方が強く出るだろうし、理論より感情的なものに重きを置く程度が欧米人より強い、というのが日本人に対する世界的な論調であり日本人の実感でもあるのに、ロボットと感情的な繋がりを持てると考える国民の割合が欧米諸国より多いとは、とても思えないけど?
4.まとまりがない
ある1つの原則をもとに書かれた本は読みやすい。例えば、「テクノロジーとイノベーション」という本では、テクノロジーは組合せだ、とし、それをもとに本のすべてが書かれていた。読者は、土台となる前提の正当性を、その先の論で検討しながら、また、各論を土台の上に組み立てながら読むことができた。
この本は真逆。知識をたくさん持ちながらも、そのなかから何が幹で何が枝葉かわかっていない人が書いた本であるような印象を受ける。結局、最近のイノベーションについて詳しい人が読めば、自分の中にある幹にこの本の一部を付け足して活用できるだろうが、あまりこの分野に明るくない人には、内容の残りにくい読書となると思う。
全体的に、なんか、おしい、という印象。
知識レベルも惜しい、情報の鮮度も惜しい、ピントもずれてる、論の展開も勘違いや飛躍にまみれてる、まとまりにも欠ける……
決して間違ってはいないんだけど、なんだかなぁ。
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未来化する社会 世界72億人のパラダイムシフトが始まった (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) Kindle版
エリック・シュミット絶賛!
ヒラリー・クリントンの元参謀として世界80万キロを行脚した未来学者がロボット、暗号通貨、ゲノム…6つの産業がもたらす「これからの経済」を徹底予測。
近い将来、下半身麻痺をわずらう人がロボットスーツを着て歩けるようになったり、ある種のガンだけを溶かす特効薬が登場したりするだろう。次に来る波は、それまで未開拓だった経済分野を取りこんで、経済の主流に据える。それが落ち着くまでのあいだ、先進諸国の中流層は翻弄される。
この本にはこれからの経済について書く。イノベーションとグローバル化の次の波が、国と社会とわれわれ自身にどう影響するのかを知りたい人にぜひ読んでほしい。「はじめに」より
“激動の時代、アレック・ロスはこの先に何が起こるかを鮮やかに見通してくれる”――エリック・シュミット(元Google CEO)
“経済、政治、社会の未来を知りたいなら、ロスの見識は最良の手引きとなるだろう”――リード・ホフマン(LinkedIn創業者)
“まるでTEDカンファレンスの会場で最も賢い講演者が隣から語りかけているようだ”――《フォーブス》誌
※フロー型データへ差し替えいたしました。既にご購入のお客様で固定レイアウトで閲覧頂いておりました方は、「コンテンツと端末の管理」で「アップデートがあります」をクリックすると、最新版を受け取ることができますので、最新版にてお楽しみいただけますと幸いです。
お手数をおかけいたしましてすみませんがどうぞ宜しくお願いいたします。
ヒラリー・クリントンの元参謀として世界80万キロを行脚した未来学者がロボット、暗号通貨、ゲノム…6つの産業がもたらす「これからの経済」を徹底予測。
近い将来、下半身麻痺をわずらう人がロボットスーツを着て歩けるようになったり、ある種のガンだけを溶かす特効薬が登場したりするだろう。次に来る波は、それまで未開拓だった経済分野を取りこんで、経済の主流に据える。それが落ち着くまでのあいだ、先進諸国の中流層は翻弄される。
この本にはこれからの経済について書く。イノベーションとグローバル化の次の波が、国と社会とわれわれ自身にどう影響するのかを知りたい人にぜひ読んでほしい。「はじめに」より
“激動の時代、アレック・ロスはこの先に何が起こるかを鮮やかに見通してくれる”――エリック・シュミット(元Google CEO)
“経済、政治、社会の未来を知りたいなら、ロスの見識は最良の手引きとなるだろう”――リード・ホフマン(LinkedIn創業者)
“まるでTEDカンファレンスの会場で最も賢い講演者が隣から語りかけているようだ”――《フォーブス》誌
※フロー型データへ差し替えいたしました。既にご購入のお客様で固定レイアウトで閲覧頂いておりました方は、「コンテンツと端末の管理」で「アップデートがあります」をクリックすると、最新版を受け取ることができますので、最新版にてお楽しみいただけますと幸いです。
お手数をおかけいたしましてすみませんがどうぞ宜しくお願いいたします。
- 言語日本語
- 出版社ハーパーコリンズ・ジャパン
- 発売日2016/5/19
- ファイルサイズ1659 KB
商品の説明
出版社からのコメント
目次
[はじめに]
・グローバル化の裏の顔
・オールドエコノミーのなかで
・世界の人口40パーセントに起きた変化
・未来の産業
[1. ロボットがやってくる]
・ロボティクス界の「ビッグ5」
・人口知能(AI)のシンギュラリティ
・運転手のいらない車
・手術するロボット
・ロボットがもたらす雇用の変化
[2. ゲノムの未来]
・ゲノミクス――ガンを溶かす時代
・脳をハッキングする
・遺伝子診断のダークサイド
・豚の肺とマンモス
・ゲノミクス先進国
・医療の平等化――富裕層から辺境の地まで
・ライフサイエンスは生まれ変わる
[3. 通貨・市場・信用のコード化]
・クレジットカードはもう古い?
・コード化した市場
・アフリカ経済とモバイル決済システム
・共同経済(シエアリング)エコノミー)――信用のコード化
・ビットコインとブロックチェーン
・暗号通貨のセキュリティ
・ビットコインとウォール街
・新たなプラットフォーム――ブロックチェーン
・金融のコード化の未来
[4. コード戦争(ウォー)時代]
・サイバー攻撃の種類
・陸・海・空・宇宙・サイバー空間
・IoT(モノのインターネット)の脆弱性
・諜報活動の裏で――スパイの憂い
・ロシアはボットと軍靴(ブーツ)で侵略する
・冷戦(コールドウオー)からコード戦争(コードウオー)へ
・巨大化するサイバーセキュリティ産業
[5. 情報化時代の原材料――データ]
・ビッグデータが育てるバイリンガル
・90億人の胃袋を満たす
・フィンテック――金融データシステム
・ビッグデータの光と影
・ガラス張りの個人情報
・数値化された私たち
・取り扱い注意――エラーバー
[6. 未来の市場の地勢]
・次なるシリコンバレー
・イノベーションハブとしての都市
・パキスタンのある女性起業家
・さらば、コントロールフリーク
・配給の列(ブレッドライン)とブロードバンド
・勝ち組と負け組――エストニアとベラルーシ
・悩める境界国――ウクライナ
・オープン vs クローズ戦略
・人口大国の双璧――中国とインド
・196の国、196の選択
・成功の鍵を握るのは「潜在労働力」
・日本と中国が教えてくれること
・デジタルネイティブ世代
・アフリカ――大躍進か、永久に置き去りか
[終わりに この世で最もだいじな仕事]
謝辞
[巻末]原注 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
[はじめに]
・グローバル化の裏の顔
・オールドエコノミーのなかで
・世界の人口40パーセントに起きた変化
・未来の産業
[1. ロボットがやってくる]
・ロボティクス界の「ビッグ5」
・人口知能(AI)のシンギュラリティ
・運転手のいらない車
・手術するロボット
・ロボットがもたらす雇用の変化
[2. ゲノムの未来]
・ゲノミクス――ガンを溶かす時代
・脳をハッキングする
・遺伝子診断のダークサイド
・豚の肺とマンモス
・ゲノミクス先進国
・医療の平等化――富裕層から辺境の地まで
・ライフサイエンスは生まれ変わる
[3. 通貨・市場・信用のコード化]
・クレジットカードはもう古い?
・コード化した市場
・アフリカ経済とモバイル決済システム
・共同経済(シエアリング)エコノミー)――信用のコード化
・ビットコインとブロックチェーン
・暗号通貨のセキュリティ
・ビットコインとウォール街
・新たなプラットフォーム――ブロックチェーン
・金融のコード化の未来
[4. コード戦争(ウォー)時代]
・サイバー攻撃の種類
・陸・海・空・宇宙・サイバー空間
・IoT(モノのインターネット)の脆弱性
・諜報活動の裏で――スパイの憂い
・ロシアはボットと軍靴(ブーツ)で侵略する
・冷戦(コールドウオー)からコード戦争(コードウオー)へ
・巨大化するサイバーセキュリティ産業
[5. 情報化時代の原材料――データ]
・ビッグデータが育てるバイリンガル
・90億人の胃袋を満たす
・フィンテック――金融データシステム
・ビッグデータの光と影
・ガラス張りの個人情報
・数値化された私たち
・取り扱い注意――エラーバー
[6. 未来の市場の地勢]
・次なるシリコンバレー
・イノベーションハブとしての都市
・パキスタンのある女性起業家
・さらば、コントロールフリーク
・配給の列(ブレッドライン)とブロードバンド
・勝ち組と負け組――エストニアとベラルーシ
・悩める境界国――ウクライナ
・オープン vs クローズ戦略
・人口大国の双璧――中国とインド
・196の国、196の選択
・成功の鍵を握るのは「潜在労働力」
・日本と中国が教えてくれること
・デジタルネイティブ世代
・アフリカ――大躍進か、永久に置き去りか
[終わりに この世で最もだいじな仕事]
謝辞
[巻末]原注 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
「中流層」や「国境」の意義は、今後20年以内に変貌するだろう―ヒラリー・クリントンの元参謀として世界80万キロを行脚した未来学者がロボット、暗号通貨、ゲノム…6つの産業がもたらす「これからの経済」を徹底予測。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者について
■アレック・ロス Alec Ross
1971年ウェストバージニア州生まれ。2008年の大統領選オバマ陣営でテクノロジー・メディア政策を担当。第1期オバマ政権において、国務省(長官はヒラリー・クリントン)の上級顧問を務め、外交政策とイノベーションの専門家として活躍する。《Foreign Policy Magazine》が選ぶ「世界の頭脳TOP100」に選出、オックスフォード大学のインターネット&ソサエティ・アワード受賞。現在はジョンズ・ホプキンス大学の客員研究員。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
1971年ウェストバージニア州生まれ。2008年の大統領選オバマ陣営でテクノロジー・メディア政策を担当。第1期オバマ政権において、国務省(長官はヒラリー・クリントン)の上級顧問を務め、外交政策とイノベーションの専門家として活躍する。《Foreign Policy Magazine》が選ぶ「世界の頭脳TOP100」に選出、オックスフォード大学のインターネット&ソサエティ・アワード受賞。現在はジョンズ・ホプキンス大学の客員研究員。 --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ロス,アレック
1971年ウェストバージニア州生まれ。2008年の大統領選オバマ陣営でテクノロジー・メディア政策を担当。第1期オバマ政権において、国務省(長官はヒラリー・クリントン)の上級顧問を務め、外交政策とイノベーションの専門家として活躍する。“Foreign Policy Magazine”が選ぶ「世界の頭脳TOP100」に選出、オックスフォード大学のインターネット&ソサエティ・アワード受賞。現在はジョンズ・ホプキンス大学の客員研究員
依田/光江
お茶の水女子大学卒。外資系IT企業勤務を経て翻訳家の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
1971年ウェストバージニア州生まれ。2008年の大統領選オバマ陣営でテクノロジー・メディア政策を担当。第1期オバマ政権において、国務省(長官はヒラリー・クリントン)の上級顧問を務め、外交政策とイノベーションの専門家として活躍する。“Foreign Policy Magazine”が選ぶ「世界の頭脳TOP100」に選出、オックスフォード大学のインターネット&ソサエティ・アワード受賞。現在はジョンズ・ホプキンス大学の客員研究員
依田/光江
お茶の水女子大学卒。外資系IT企業勤務を経て翻訳家の道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、tankobon_softcover版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01EA5HYVI
- 出版社 : ハーパーコリンズ・ジャパン (2016/5/19)
- 発売日 : 2016/5/19
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1659 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 379ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 315,436位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 37,912位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヒラリー・クリントン国務長官(第一次オバマ政権時代)のイノベーション担当上級顧問として、アメリカの外交をIT面から補佐した人物の書いた本。
著者の持つ膨大な情報量――ホワイトハウスの危機管理室(シチュエーションルーム)で見聞きしたことなど、決して口外できないものも多いはずだ――をいかし、「IT」をキーワードにこれからの世界を論じている。
特定の国や地域に肩入れした本ではないが、日本がたくさん取り上げられていて話に入りやすい。
ロボットや遺伝子治療やサイバー戦争など最先端の派手なテーマを取り扱った前半部に比べると、第6章「未来の市場の地勢」は地味だが、読み応えがあった。同じ時期に旧ソ連から独立したエストニアとベラルーシのいまは? 自国民同士で残酷に殺し合ったルワンダのいまは? コンゴの難民キャンプのいまは? いまさらながら、ITの持つ力はすごいと思った。
後ろの方に、ある登場人物が「政策策定レベルでITのわかる人材がいない」と嘆く場面が出てくる。きっと、どの国も同じ問題を抱えているのだろう。
介護ロボットや個人の遺伝子に合わせた精密医療など、昔見たSF映画が現実になりつつある昂揚感と不安をおぼえる。『未来化する』というタイトルが秀逸。
著者の持つ膨大な情報量――ホワイトハウスの危機管理室(シチュエーションルーム)で見聞きしたことなど、決して口外できないものも多いはずだ――をいかし、「IT」をキーワードにこれからの世界を論じている。
特定の国や地域に肩入れした本ではないが、日本がたくさん取り上げられていて話に入りやすい。
ロボットや遺伝子治療やサイバー戦争など最先端の派手なテーマを取り扱った前半部に比べると、第6章「未来の市場の地勢」は地味だが、読み応えがあった。同じ時期に旧ソ連から独立したエストニアとベラルーシのいまは? 自国民同士で残酷に殺し合ったルワンダのいまは? コンゴの難民キャンプのいまは? いまさらながら、ITの持つ力はすごいと思った。
後ろの方に、ある登場人物が「政策策定レベルでITのわかる人材がいない」と嘆く場面が出てくる。きっと、どの国も同じ問題を抱えているのだろう。
介護ロボットや個人の遺伝子に合わせた精密医療など、昔見たSF映画が現実になりつつある昂揚感と不安をおぼえる。『未来化する』というタイトルが秀逸。
2016年6月24日に日本でレビュー済み
英国がEU離脱の歴史的記念日に、未来の経済不安から、ついこの本を買ってしまいましたが、失敗でした。
ここの評価だけで判断せずに、きちんと立ち読みしてから買うべきでした。
まず、タイトルは「未来化する社会」、帯にも「これからの経済を徹底予測」とありますが、
ITの話は既に過去の話ばかり。IT以外の話でも、殆どが2年3年前にテレビで見た程度の話です。
未来予測という雰囲気作りをしていますが、好意的に言っても現在の話。
未来の話、無くはないでしょうが、ひいき目に言っても400弱頁中の数ページ。
これからの経済を予測?しかも徹底?それどこ?と首を傾げたくなります。
これは確信犯的にタイトル詐欺ではないでしょうか。
IT系の情報を毎日追いかけている人は、本当に買う価値があるかどうか、立ち読みをお薦めします。
[1. ロボットがやってくる]
[2. ゲノムの未来]
[3. 通貨・市場・信用のコード化]
[4. コード戦争(ウォー)時代]
[5. 情報化時代の原材料――データ]
[6. 未来の市場の地勢]
[終わりに この世で最もだいじな仕事]
この7章のうち、IT系の話は4章5章、ここらへんは業界人なら、ニュースメール等でほぼ知ってる話だと思います。
3章、6章も、ある程度関わりあって知っているかもしれません。趣味として1章も知っているかもしれません。
個人的には2章のゲノムくらいしか読む価値を感じませんでした。
ITに偏った話が多いですが、それでもわりと広範囲に押さえているとは思います。
が
しかし、各ジャンル、もっと解りやすくまとめている文章は、それぞれネット上に至る所に転がっています。
書評で著者が頭が良いように書かれていますが、要領の悪くて長くしつこい文章です。
要約して、初めてちょうど良い文章になると思います。
率直な感想、もっと手短に説明できるだろうに、とイライラします。
総じて、
丸っきり無駄とは言いませんが、1800円で400ページ弱、時間とお金を費やすほどの価値は無かったです。
解説本としては中途半端、技術開発の舞台裏なんて皆無、未来予測の話ではなく過去~現在の話。
どこに読む価値を見いだせばいいのか、解らない本です。
無駄と思わない人も勿論居るとは思いますが、少なくとも自分には散財でした。
同じような人が出ないように書かせてもらいました。
ここの評価だけで判断せずに、きちんと立ち読みしてから買うべきでした。
まず、タイトルは「未来化する社会」、帯にも「これからの経済を徹底予測」とありますが、
ITの話は既に過去の話ばかり。IT以外の話でも、殆どが2年3年前にテレビで見た程度の話です。
未来予測という雰囲気作りをしていますが、好意的に言っても現在の話。
未来の話、無くはないでしょうが、ひいき目に言っても400弱頁中の数ページ。
これからの経済を予測?しかも徹底?それどこ?と首を傾げたくなります。
これは確信犯的にタイトル詐欺ではないでしょうか。
IT系の情報を毎日追いかけている人は、本当に買う価値があるかどうか、立ち読みをお薦めします。
[1. ロボットがやってくる]
[2. ゲノムの未来]
[3. 通貨・市場・信用のコード化]
[4. コード戦争(ウォー)時代]
[5. 情報化時代の原材料――データ]
[6. 未来の市場の地勢]
[終わりに この世で最もだいじな仕事]
この7章のうち、IT系の話は4章5章、ここらへんは業界人なら、ニュースメール等でほぼ知ってる話だと思います。
3章、6章も、ある程度関わりあって知っているかもしれません。趣味として1章も知っているかもしれません。
個人的には2章のゲノムくらいしか読む価値を感じませんでした。
ITに偏った話が多いですが、それでもわりと広範囲に押さえているとは思います。
が
しかし、各ジャンル、もっと解りやすくまとめている文章は、それぞれネット上に至る所に転がっています。
書評で著者が頭が良いように書かれていますが、要領の悪くて長くしつこい文章です。
要約して、初めてちょうど良い文章になると思います。
率直な感想、もっと手短に説明できるだろうに、とイライラします。
総じて、
丸っきり無駄とは言いませんが、1800円で400ページ弱、時間とお金を費やすほどの価値は無かったです。
解説本としては中途半端、技術開発の舞台裏なんて皆無、未来予測の話ではなく過去~現在の話。
どこに読む価値を見いだせばいいのか、解らない本です。
無駄と思わない人も勿論居るとは思いますが、少なくとも自分には散財でした。
同じような人が出ないように書かせてもらいました。
ベスト500レビュアー
オバマやクリントンの参謀として活躍したアレック・ロス氏。氏の得意分野である
メディア戦略やIT、イノベーションといったテーマを軸に「激動の時代である未来」
を見通そうと試みるのが本書だ。AIやゲノム、通貨や信用のコード化など6つの
視点で、これから世界に起こり得る劇的な変化についての見立てを行っている。
世界72億人のパラダイムシフトが始まったというサブタイトルがついているが、
本書から明らかに言えるのは、「激動の時代である未来」の種子に気づき、ある
いはそれらを積極的に活用しようとするわずかな人々と、その人々が作り上げる
新たな常識を、疑いもせずに受け入れる大勢の人々が生み出されるというこれ
までの歴史と同じようなことが繰り返されるということか。
本書で扱われる6つのテーマについては、既知のものが多い。しかし、こうした情
報に触れる環境になければ、驚きの事実に映るであろう。反対に、この事実に精
通している人々からは、既に古いと一刀両断にされる内容もある。
本書でいえば、6つのテーマそのものをうんぬんするよりも、未来化する社会を見
通すのは、世の中の動きに敏感になり、変化に使われるのではなく、積極的に活
用する側に立つことの重要性とその困難さを実感することが良いかもしれない。
メディア戦略やIT、イノベーションといったテーマを軸に「激動の時代である未来」
を見通そうと試みるのが本書だ。AIやゲノム、通貨や信用のコード化など6つの
視点で、これから世界に起こり得る劇的な変化についての見立てを行っている。
世界72億人のパラダイムシフトが始まったというサブタイトルがついているが、
本書から明らかに言えるのは、「激動の時代である未来」の種子に気づき、ある
いはそれらを積極的に活用しようとするわずかな人々と、その人々が作り上げる
新たな常識を、疑いもせずに受け入れる大勢の人々が生み出されるというこれ
までの歴史と同じようなことが繰り返されるということか。
本書で扱われる6つのテーマについては、既知のものが多い。しかし、こうした情
報に触れる環境になければ、驚きの事実に映るであろう。反対に、この事実に精
通している人々からは、既に古いと一刀両断にされる内容もある。
本書でいえば、6つのテーマそのものをうんぬんするよりも、未来化する社会を見
通すのは、世の中の動きに敏感になり、変化に使われるのではなく、積極的に活
用する側に立つことの重要性とその困難さを実感することが良いかもしれない。
ベスト500レビュアー
筆者はオバマ、ヒラリー・クリントンの下で、テクノロジーやイノベーションの顧問を務めたということもあり、米国政府としての視点、シリコンバレーの視点、海外各国の視点のバランスが取れており、各々の観点から近未来を見るとどのようなことが見えて来るか、ということが本書で語られている。
ロボットについては、世界市場の7割が日本、中国、米国、韓国、ドイツで占められている。今はインターネットビジネスが勃興した1990年代に近く、インターネットにおけるネットワーク機器のように、ロボットについても周辺ビジネスで市場が形成される可能性があるという予測がなされている。
最新のゲノミクス技術を駆使すると絶滅した種も復活させることが出来る可能性があることや、ゲノム解析の進化によって得られる情報(リスク情報)を人間社会は適切に扱えないのではないかという意見など、倫理的な懸念・危惧も紹介されている。
今後拡大が予想される仮想通貨については、ビットコインではブロックチェーンそのものの安全性というよりも周囲のインフラのセキュリティに課題があるという事実認識、ブロックチェーンが今後仮想通貨のみならず、社会の様々な分野で活用が広がる可能性があることを示唆している。
コード戦争(サイバー・セキュリティ)の分野では、イラン筋によるサウジアラムコに対する攻撃を仕掛け、掘削装置が危うく停止される所であったことなど、政治・経済情勢によって大掛かりなサイバー攻撃が仕掛けられる時代であることが実感出来る。また、北朝鮮による(と云われている)ソニー・ピクチャーズへの攻撃に関して、米国が中国と協議した結果、北朝鮮のインターネット(中国企業1社のみに依存している)が止まった、という事実は極めて興味深い。
ビッグデータの時代では、選挙もデータ分析が勝負を分ける、という事実に加え、「自分たち(人間)の直感が役に立たないことを知った」というのは刺激的である。ビッグデータとはデータの「量」の話ではなく、ほぼリアルタイムで多くの情報を処理する能力に価値があるのであり、その場でアクションにつなげることに意味がある、ということも大きな気づきとなる。
既に色々な場面で語られているテーマであるが、筆者独特の視点や人脈を活かした内容になっていること、纏まった形で近未来に予想される社会、ビジネスの形を「体感」するには最適の一冊である。
ロボットについては、世界市場の7割が日本、中国、米国、韓国、ドイツで占められている。今はインターネットビジネスが勃興した1990年代に近く、インターネットにおけるネットワーク機器のように、ロボットについても周辺ビジネスで市場が形成される可能性があるという予測がなされている。
最新のゲノミクス技術を駆使すると絶滅した種も復活させることが出来る可能性があることや、ゲノム解析の進化によって得られる情報(リスク情報)を人間社会は適切に扱えないのではないかという意見など、倫理的な懸念・危惧も紹介されている。
今後拡大が予想される仮想通貨については、ビットコインではブロックチェーンそのものの安全性というよりも周囲のインフラのセキュリティに課題があるという事実認識、ブロックチェーンが今後仮想通貨のみならず、社会の様々な分野で活用が広がる可能性があることを示唆している。
コード戦争(サイバー・セキュリティ)の分野では、イラン筋によるサウジアラムコに対する攻撃を仕掛け、掘削装置が危うく停止される所であったことなど、政治・経済情勢によって大掛かりなサイバー攻撃が仕掛けられる時代であることが実感出来る。また、北朝鮮による(と云われている)ソニー・ピクチャーズへの攻撃に関して、米国が中国と協議した結果、北朝鮮のインターネット(中国企業1社のみに依存している)が止まった、という事実は極めて興味深い。
ビッグデータの時代では、選挙もデータ分析が勝負を分ける、という事実に加え、「自分たち(人間)の直感が役に立たないことを知った」というのは刺激的である。ビッグデータとはデータの「量」の話ではなく、ほぼリアルタイムで多くの情報を処理する能力に価値があるのであり、その場でアクションにつなげることに意味がある、ということも大きな気づきとなる。
既に色々な場面で語られているテーマであるが、筆者独特の視点や人脈を活かした内容になっていること、纏まった形で近未来に予想される社会、ビジネスの形を「体感」するには最適の一冊である。





