若くして未亡人となった29歳の姪・美恵子と、葬儀で5年ぶりに会った熟年の辰雄。会わない間に彼女は見違えるほど美しい女性になっていた。数日後、母一人子一人となった美恵子から今後の身の振り方について相談を受ける。そんななか、いつの間にか美恵子を一人の女性として意識し始めている自分に気づくが―。俊英による書き下ろし回春官能ノベル。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
霧原/一輝
1953年愛知県生まれ。早稲田大学文学部卒業。エロスを追求しながらさまざまな文筆業を続け、2006年『恋鎖』(双葉文庫)で霧原一輝としてデビュー。その後も「大人の男性が元気になる官能小説」をテーマに執筆。読者の熱い共感を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)