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木のぼり男爵 (白水Uブックス) 新書 – 1995/8

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商品の説明

内容紹介

 イタリアの男爵家の長子コジモ少年は、12歳のある日、カタツムリ料理を拒否して木に登った。以来、恋も冒険も革命もすべてが樹上という、奇想天外にして痛快無比なファンタジーが繰り広げられる。笑いの中に、俗なるものが諷刺され、失われた自然への郷愁が語られるカルヴィーノ文学の代表作。

内容(「BOOK」データベースより)

イタリアの男爵家の長子コジモ少年は、十二歳のある日、カタツムリ料理を拒否して木に登った。以来、恋も冒険も革命もすべてが樹上という、奇想天外にして痛快無比なファンタジーが繰り広げられる。笑いのなかに、俗なるものが風刺され、失われた自然への郷愁が語られるカルヴィーノ文学の代表作。

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登録情報

  • 新書: 311ページ
  • 出版社: 白水社 (1995/08)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 456007111X
  • ISBN-13: 978-4560071113
  • 発売日: 1995/08
  • 商品パッケージの寸法: 17.4 x 11.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 11件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 395,922位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 新書 Amazonで購入
 本作は,ゲテモノばかりを料理する姉の出したカタツムリ料理を拒否し,12歳で木の上に上って以降一生を木の上ですごした兄コジモの生活を弟が語るという形をとった,おかしみともの悲しさのつまった奇想天外な物語です。
 最初は気が狂ったおかしな少年と見られていたコジモも,自ら快適な生活を考案し,地上に生きる者に示唆を与えることによって,ある者にとっては尊敬の対象となります。
 そしてコジモが18歳になったころには指導者としての貫禄が備わり,他人を指揮することについて父に問われた際には
「わたしに他人より多くの考えがある時,この考えを人が受け入れる限り与えること,これが指揮することと承知しております」
と答えるまでの貫禄が備わり,地域の人々からも好意的に受け止められるまでになります。
 そして多くの本を読み知識も豊富になるにつれて,人生において最も不足しているものに気がつきます。
 そう。人を愛するということです。
 奔放で美しい女性ヴィオーラとの再会の場面は,本書において最も感動的です。
 コジモの飼う犬オッティモ・マッシモ(なんておかしな名前でしょう)の幸せそうなそぶり。
 それだけにその後の展開は物悲しい。
 ユーモアと示唆に富んだ良い作品です。
 
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形式: 新書
「木のぼり男爵」を書いた作家に与えられないならば、ノーベル文学賞というのは何なんだろう?...これはそう思わせる作品です。20世紀の傑作のひとつです。

寓話、ファンタジー--確かにその解釈は間違っていないけれど、12歳から青春時代を超えてまだ続けられる木の上の生活。それは隠遁ではなく、恋だってただの恋慕でなく、行動として行われて、当然世間の耳目も集めてしまう。
このコジモの生涯は、いったい逃避なんだろうか、冒険なんだろうか?時代錯誤なんだろうか、未来の進取なんだろうか?大切なものを守ったんだろうか、捨てたんだろうか?

こうした疑問に対する答えが、出そうで出ない。というより、強引な政治圧力と強者の論理で、後付けの正解だけが訳知り顔で語られていた20世紀のヨーロッパにあって、そうした「間違った正解」へのアンチテーゼをこんなにも面白い物語に仕立てたのがこの作品です。だから、カルヴィーノは答えなんて求めていない。求めているのは、俯瞰した広い視野で考えることを止めない、その1点なのでしょう。

21世紀になって、モンスターのような強者はもう現れないのかもしれないけど、後付けの正解を振りかざす論理はいよいよまかり通っているように思えます。木のぼり男爵コジモをはじめ、荒唐無稽でありながら旧友のように親しめるキャラクターを与えてくれた作家に、今後も耳を傾けていきたいと思います。
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投稿者 犬村湾 投稿日 2011/8/24
形式: 新書
物語の楽しさに満ちた小説である。
木の上で生活するという突飛な設定で、イタリアの一時代を語る作者の
力量にはひたすら驚嘆する。
ちりばめられている数々のパロディは当方の無学から理解できないものも多いけれど、それでも十分に楽しめた。

ただし......。
翻訳が本書の楽しさをだいなしにしている。
私はイタリア語はまったく解さないけれど、それでも言えることは本書の訳は日本語としてはあまりにひどすぎる。
原書に忠実な翻訳を目指されたのだろうが、まるで中学生英語の訳文のような日本語になってしまっている。
もし訳文が異なっていれば、本書をもっと楽しく読むことができ、
さらに日本でも広く読まれる書になっていただろうと思うと、とても悲しい気持ちになる。
このあまりにも不幸な状況から、本書を救い出す方法はどこかにないのだろうか?
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形式: 新書
カルヴィーノは温かい作者です。作品に血が通っている。読むと何かに包まれた気持ちになれるのです。神?まさか、人間にね。
この作品は「不在の騎士」の次に読んだものですが、主人公のコジモの一つ一つのエピソードが絵本のように浮かんできて、最後はコジモに戻ってきて欲しい気持ちで一杯になってしまうほど入れ込んでしまいました。
ちょうど娘二人が小さかったこともあり、毎晩寝る前に話をせがまれる私は、エピソードを一つ一つ物語にして枕元で何度も話してあげたものです。
だから、この表紙を見ると幼かった二人の笑顔が浮かんできます。そして今でも窓の向こうの木の上にちらりとこちらを覗くコジモがいて、そのりりしくて少し冷たい横顔が優しく二人を包むのです。
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