アニメ版は原作とは違う話の並びになっています
どちらも大変面白いのですが、キャラクターの心理描写は原作の方が詳しく書かれていると思います
逆にアニメ版は文章では表現しきれない色彩や動きのダイナミックさが優れています(当然のことですが)
この二代目の帰朝から登場したキャラクターは魅力たっぷりで、ストーリーの有頂天っぷりに
ますます拍車がかかっています
アニメを見てまだ原作を読んだことのない方は是非とも読んでみることをおすすめします
有頂天家族 二代目の帰朝 (幻冬舎文庫) (日本語) 文庫 – 2017/4/5
森見 登美彦
(著)
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本の長さ539ページ
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言語日本語
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出版社幻冬舎
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発売日2017/4/5
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寸法15.1 x 10.1 x 2.1 cm
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ISBN-104344425820
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ISBN-13978-4344425828
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
狸の名門・下鴨家の矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。皆が恐れる天狗や人間にもちょっかいばかり。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎ“二代目”が英国より帰朝し、狸界は大困惑。人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を探しているし、平和な日々はどこへやら…。矢三郎の「阿呆の血」が騒ぐ!
著者について
一九七九年奈良県生まれ。『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞。ほかにも『聖なる怠け者の冒険』『夜行』など、人気作多数。『有頂天家族』は、三部構成の超大作。第一部、第二部ともテレビアニメ化された。第三部「天狗大戦」が待たれている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森見/登美彦
1979年奈良県生まれ。『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1979年奈良県生まれ。『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞、『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/4/5)
- 発売日 : 2017/4/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 539ページ
- ISBN-10 : 4344425820
- ISBN-13 : 978-4344425828
- 寸法 : 15.1 x 10.1 x 2.1 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 12,914位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 70位幻冬舎文庫
- - 97位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.7
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三部作になるらしい毛玉シリーズの第二部。
今回は人間関係がかなり動いた。
恋愛色も強いので、素直にときめくことができる場面も多し。
腐れ大学生の歪んだ恋愛を描いていた森見さんが……こんな爽やかな恋を描けるなんて……笑。
最初は前作よりもライトになったなあアニメの影響かなあと思っていたけれど、それも段々気にならなくなった。軽妙で語彙豊かな文章は健在。文字を追っているだけで本当に楽しい。
前作はシリアスな場面でもどこか暢気な狸的空気の中にあったが、今回は手に汗握る場面が多々。独逸製空気銃の存在のせいだと思う。ああいうはっきりとした物理的脅威が登場するのって、森見作品の中では初めて見るなあ。あれがファンタジーな京都世界の中で異彩を放っていたと思う。多分そのせいで悪人ポジションのキャラクターが本気で悪人に見えてしまった。
「天地間で偉いのはただひとり俺なのだ」という天狗を見るにつけ、同著者の『新釈走れメロス』に収められている『山月記』の斎藤秀太郎を思い出す。この人物に居場所を与えてやったのが本作、という感じ。本作の天狗の源流はこのキャラにあるんじゃないかな。
今回は人間関係がかなり動いた。
恋愛色も強いので、素直にときめくことができる場面も多し。
腐れ大学生の歪んだ恋愛を描いていた森見さんが……こんな爽やかな恋を描けるなんて……笑。
最初は前作よりもライトになったなあアニメの影響かなあと思っていたけれど、それも段々気にならなくなった。軽妙で語彙豊かな文章は健在。文字を追っているだけで本当に楽しい。
前作はシリアスな場面でもどこか暢気な狸的空気の中にあったが、今回は手に汗握る場面が多々。独逸製空気銃の存在のせいだと思う。ああいうはっきりとした物理的脅威が登場するのって、森見作品の中では初めて見るなあ。あれがファンタジーな京都世界の中で異彩を放っていたと思う。多分そのせいで悪人ポジションのキャラクターが本気で悪人に見えてしまった。
「天地間で偉いのはただひとり俺なのだ」という天狗を見るにつけ、同著者の『新釈走れメロス』に収められている『山月記』の斎藤秀太郎を思い出す。この人物に居場所を与えてやったのが本作、という感じ。本作の天狗の源流はこのキャラにあるんじゃないかな。