「いい会社」、「ぬくもりのある会社」、「人を大切にする経営」、「大家族主義経営」などなど、それって具体的にどういう会社で、どんなことが起こっているのだろうか?
実際にそういう会社に勤務していなければ分からないか、勤務していればそれはそれで当たり前にあっていて気づかないこともあるかもしれません。
この本に紹介されている19の感動エピソードは具体的に、「大家族主義」ってこういうことかと教えてくれます。
また、それを実現しよう、継続しようとする経営者の覚悟がどういうものか、ということも。
「月ワク」ってキャッチーな言葉がタイトルなので、軽いノリの本かと思っていましたが、ずっしりと心に響くものがありました。
また、第二部では、「月ワク企業のつくり方」というタイトルで、コンサルタントの目線で、9か条が書かれているのが参考になります。
ただのいい話をまとめた本で終わっていないところがよかったです。
あのグーグルでも「チームワーク」が研究されているという例は非常に興味深く読みました。
心理学の専門用語では「心理的安全性」と呼ばれるもが、成功するチームでは高いのだそうです。
そして、「心理的安全性」が保証された職場のほうが、個人の幸福とチームの生産性が両立するのではないか、という結論に達したそうです。
9か条はどれも「職場とは人間関係なり」ということに賛同する人には響くものがあると思います。
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