最初はあまり入り込めずに読んでいたのですが
展開が進むにつれ引き込まれていき、すぐに読了しました。
同作家の「向日葵の咲かない夏」を読んでから
今作品を読んだため
いつどの登場人物が残酷な死に方をするのか…
また具合が悪くなるような描写が出てくるのか…と
ハラハラしながら想像を膨らめていましたが
完全な邪推でした笑
「向日葵の咲かない夏」と比べると
人間の内面的な、心の残酷さ、弱さを
より表現されたように感じました。
また、作品内でお祖父さんが孫に向けて
『女は女の子んときから女だけどよ、
お前はいましか男の子じゃねえ』
と話した言葉通り、今作品を通して
映画「秒速5センチメートル」を
何度か思い出すことがありました。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
