戦艦大和の回は、船ごと来ちゃう。
ちょっと前巻から著者のイデオロギー的なものも
見えてくるようになりました。
これはこれで、面白い。
だんだん登場人物が増えてきました。
最後のレストラン 6 (BUNCH COMICS) (日本語) コミック – 2015/3/9
藤栄 道彦
(著)
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16巻中6巻: 最後のレストラン
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本の長さ188ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2015/3/9
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ISBN-104107718050
-
ISBN-13978-4107718051
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
37 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この巻で印象に残ったのは、やはり大和の話。このシリーズは歴史上の人物に、妙な方向からスポットを浴びせて感心することが多いが、人の死の意味を考えるということでは、やはり日本人には大きなお話。
「死んでこい」と言って送り出したということだから。言仁君のヒトコトというのは、重い。
生きて死ぬということに自分で意味を見出して、納得できるのであれば、その人生は悪くないものだと思う。
さて、この巻の最後で、マスターに結婚の前振りが出る。その前に、ジャンヌと「愛」についての話があり、次の巻あたりからそのような話になりそうです。
「死んでこい」と言って送り出したということだから。言仁君のヒトコトというのは、重い。
生きて死ぬということに自分で意味を見出して、納得できるのであれば、その人生は悪くないものだと思う。
さて、この巻の最後で、マスターに結婚の前振りが出る。その前に、ジャンヌと「愛」についての話があり、次の巻あたりからそのような話になりそうです。
ベスト100レビュアー
Amazonで購入
今日も今日とて、死の直前の著名人達が導かれるレストラン(本巻は屋外有り)ですが、今までで最も感銘を受けるに至った一冊でした。
人が持つ愛情とは、当たり前にある事でありながら、正確に伝えるのは難しく、奇麗事を並べただけでは、中々他者の心に届かないものです。
ですが、『楊貴妃様』と『ウァレンティヌス様』では、見事にその点を作者なりの解釈で表現されていました。
久しぶりに、「なるほど‾、ためになるな‾」と夢中で読みふけっていました。…仕事柄、人様の結婚や離婚に関わる事が多いので、過去の格言や著者の哲学等々、非常に参考になりました。
さて、本巻の見所ですが、前・後編の二話仕立てで構成される『戦艦大和様』のタイムスリップが一番かと思います(『艦これ』とか流行ってますからね‾)。
ついに、人間ではなく物(戦艦)が客になるとは。ですが、物語には特に破綻した所もなく、こちらも秀逸なおはなしでした。その為、不覚にも読んだ後に少しホロリときてしまいました。
ちなみにこの回の影の見所は、『ジョ●ョ』でお馴染みの、サクランボで「レロレロレロレロ…」かと。知らない方は忘れてください、物語には一切関係ない事ですから(笑)。
『楊貴妃様の回』でジャンヌとの絆(愛情?)が強調され、その次の回である『ウァレンティヌス様』で、新キャラ(大手ホテル会長の娘?)が登場。果たして今後、店長はどのような決断を迫られるのか?
人間関係や物語に大きな動きが見え始め、次巻発売がより待ち遠しく感じさせてくれる一冊でした。文句無しに☆×5です♪
人が持つ愛情とは、当たり前にある事でありながら、正確に伝えるのは難しく、奇麗事を並べただけでは、中々他者の心に届かないものです。
ですが、『楊貴妃様』と『ウァレンティヌス様』では、見事にその点を作者なりの解釈で表現されていました。
久しぶりに、「なるほど‾、ためになるな‾」と夢中で読みふけっていました。…仕事柄、人様の結婚や離婚に関わる事が多いので、過去の格言や著者の哲学等々、非常に参考になりました。
さて、本巻の見所ですが、前・後編の二話仕立てで構成される『戦艦大和様』のタイムスリップが一番かと思います(『艦これ』とか流行ってますからね‾)。
ついに、人間ではなく物(戦艦)が客になるとは。ですが、物語には特に破綻した所もなく、こちらも秀逸なおはなしでした。その為、不覚にも読んだ後に少しホロリときてしまいました。
ちなみにこの回の影の見所は、『ジョ●ョ』でお馴染みの、サクランボで「レロレロレロレロ…」かと。知らない方は忘れてください、物語には一切関係ない事ですから(笑)。
『楊貴妃様の回』でジャンヌとの絆(愛情?)が強調され、その次の回である『ウァレンティヌス様』で、新キャラ(大手ホテル会長の娘?)が登場。果たして今後、店長はどのような決断を迫られるのか?
人間関係や物語に大きな動きが見え始め、次巻発売がより待ち遠しく感じさせてくれる一冊でした。文句無しに☆×5です♪
ベスト500レビュアーVINEメンバー
(単行本第6巻まで購読した上での今巻の感想)
今巻で登場する有名人はスコット、戦艦大和、楊貴妃、ウァレンティヌス。
歴史上の有名人が命を費やす最後の瞬間に、悲観症なマスター(店長かつ料理人)が経営するレストラン「ヘヴンズドア」に足を運び、それぞれの心境に合った、望みの料理を出してもらうというお話。「人生の最後の食事には何を食べたいか」というネタ話を通し、有名人の人と成りを紹介するような偉人譚のような構成でもあります。当人にとっては「最後の晩餐」なのでしょう。ただし3巻あたりからは、マスターが足を運ぶ場所であればレストラン内でなくても有名人がやってくるようになります。マスターに何か特殊能力があるのでしょうか。
今巻でも「ヘヴンズドア」では無くマスターが足を運んだ先で時を超えた来訪者と遭遇する話がありますし、さらに目次にもある通り人では無くモノ(擬人的に扱われることがある存在ですし、話の中でもそのような解釈がされています)が対象となる辺り、有名人だけでは話の構成が難しくなってきたのかもしれません。逆に話の構成にノリが出てきた、主要人物の描写や生き方がこなれてきて(描きやすくなり)、幅を広げようとの思惑かも。
見どころは戦艦大和の回。当時「艦これ」が話題になったのに併せてでしょうか、大和自身の登場だけでなく、それっぽいコスプレをさせるシーンもあったりします。もっとも話そのものは有賀艦長では無くあえて大和自身をお客にしたことからも分かる通り、色々と切なさを覚える話となっています。解釈も色々あるでしょうが、想わせる話には違いありません(マスターの大人物さを想起させる受け答えも見どころです。本人は笑って答えましたが)。また、さすがにマスターもこの辺りになると、変な現象と語ってはいますが、来訪する人たちが本当の過去の有名人だと気が付いているようでもあります。
また今巻では「愛」にスポットライトを当てた話が多いのも特徴です。そして大和の回や楊貴妃の回などで色々な機会を得ながら、ジャンヌのマスターへの思いが崇拝から尊敬・敬愛、そして愛情のようなものに変化する様が明らかになってきます。キノコの回ではマスターにとってはハッタリだったのかもしれませんが、恐らくはそこでジャンヌは確信したのでしょう。
けれど次の「謎の老人」の回でマスターの失言からチョコを渡しそびれ(もっとも手渡していたらその時点で法則が発動するはずですので、渡せないのも規定事項だったのでしょう)、さらに前巻でちらりと顔を見せた人物が、ライバルとなるべく意思決定をします。次巻以降どのような展開になるのか。
この作品、に限らず藤栄先生の作品に共通することですが、登場人物に根っからの悪人、読んだ後に後味の悪い人物や話の展開が無いのも魅力の一つ(例の悪徳プロデューサーですら、締まりのないオチで退場していきます)。盛り上がりに欠ける、リアリティが無いとの意見もあるかもしれませんが、そのようなものを必要としない構成で高い完成度を見せているのも事実だと思います。また、定番のネタや時節ネタも、単なる偉人伝的なものに留まらせないようなエッセンスとして楽しさを上乗せさせてくれるのがポイントといえるでしょう。
今巻で登場する有名人はスコット、戦艦大和、楊貴妃、ウァレンティヌス。
歴史上の有名人が命を費やす最後の瞬間に、悲観症なマスター(店長かつ料理人)が経営するレストラン「ヘヴンズドア」に足を運び、それぞれの心境に合った、望みの料理を出してもらうというお話。「人生の最後の食事には何を食べたいか」というネタ話を通し、有名人の人と成りを紹介するような偉人譚のような構成でもあります。当人にとっては「最後の晩餐」なのでしょう。ただし3巻あたりからは、マスターが足を運ぶ場所であればレストラン内でなくても有名人がやってくるようになります。マスターに何か特殊能力があるのでしょうか。
今巻でも「ヘヴンズドア」では無くマスターが足を運んだ先で時を超えた来訪者と遭遇する話がありますし、さらに目次にもある通り人では無くモノ(擬人的に扱われることがある存在ですし、話の中でもそのような解釈がされています)が対象となる辺り、有名人だけでは話の構成が難しくなってきたのかもしれません。逆に話の構成にノリが出てきた、主要人物の描写や生き方がこなれてきて(描きやすくなり)、幅を広げようとの思惑かも。
見どころは戦艦大和の回。当時「艦これ」が話題になったのに併せてでしょうか、大和自身の登場だけでなく、それっぽいコスプレをさせるシーンもあったりします。もっとも話そのものは有賀艦長では無くあえて大和自身をお客にしたことからも分かる通り、色々と切なさを覚える話となっています。解釈も色々あるでしょうが、想わせる話には違いありません(マスターの大人物さを想起させる受け答えも見どころです。本人は笑って答えましたが)。また、さすがにマスターもこの辺りになると、変な現象と語ってはいますが、来訪する人たちが本当の過去の有名人だと気が付いているようでもあります。
また今巻では「愛」にスポットライトを当てた話が多いのも特徴です。そして大和の回や楊貴妃の回などで色々な機会を得ながら、ジャンヌのマスターへの思いが崇拝から尊敬・敬愛、そして愛情のようなものに変化する様が明らかになってきます。キノコの回ではマスターにとってはハッタリだったのかもしれませんが、恐らくはそこでジャンヌは確信したのでしょう。
けれど次の「謎の老人」の回でマスターの失言からチョコを渡しそびれ(もっとも手渡していたらその時点で法則が発動するはずですので、渡せないのも規定事項だったのでしょう)、さらに前巻でちらりと顔を見せた人物が、ライバルとなるべく意思決定をします。次巻以降どのような展開になるのか。
この作品、に限らず藤栄先生の作品に共通することですが、登場人物に根っからの悪人、読んだ後に後味の悪い人物や話の展開が無いのも魅力の一つ(例の悪徳プロデューサーですら、締まりのないオチで退場していきます)。盛り上がりに欠ける、リアリティが無いとの意見もあるかもしれませんが、そのようなものを必要としない構成で高い完成度を見せているのも事実だと思います。また、定番のネタや時節ネタも、単なる偉人伝的なものに留まらせないようなエッセンスとして楽しさを上乗せさせてくれるのがポイントといえるでしょう。
ベスト500レビュアー
この巻のポイントは、温泉旅行の行き先の横須賀で「戦艦大和」が船ごと現代にタイムスリップしてくること。
3,000人を超える将兵が命を落とした大和の悲劇は知られていても乗組員個別にはなかなかスポットが当たらなかった。
そんな中で外部に出掛けても「普通にタイムスリップが起こる」ようになったのは長期連載の軌道に上手く乗ってきた証か。
園場に見合いの話がちらつく引きはジャンヌとの恋仲を進める布石か。
毒キノコかどうか分からないキノコを調理してジャンヌが何の迷いもなく食べることで「信頼を示す」。
食事する前提があるから「死の直前の偉人」といっても、病気で具合の悪い人間は登場させにくいよね。
次に出てくる偉人を予想するヒント。
3,000人を超える将兵が命を落とした大和の悲劇は知られていても乗組員個別にはなかなかスポットが当たらなかった。
そんな中で外部に出掛けても「普通にタイムスリップが起こる」ようになったのは長期連載の軌道に上手く乗ってきた証か。
園場に見合いの話がちらつく引きはジャンヌとの恋仲を進める布石か。
毒キノコかどうか分からないキノコを調理してジャンヌが何の迷いもなく食べることで「信頼を示す」。
食事する前提があるから「死の直前の偉人」といっても、病気で具合の悪い人間は登場させにくいよね。
次に出てくる偉人を予想するヒント。