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暢気眼鏡・虫のいろいろ―他十三篇 (岩波文庫) 文庫 – 1998/9/16

5つ星のうち 4.8 5件のカスタマーレビュー

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登録情報

  • 文庫: 326ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1998/9/16)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4003115716
  • ISBN-13: 978-4003115718
  • 発売日: 1998/9/16
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8 5件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 220,454位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.8
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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 地味な純文学だろう、とちょっと構えて読んだんですが、とにかく笑えました。作者がモデルと思われる、貧乏な作家と、その奥さんの日常が、落語的なテンポの良い文章によって描かれています。

 主人公の作家は、いかにも純文学の人らしく、悩みがちな人柄なのですが、奥さんは天然と言っていいほど裏表がなく、無邪気に喜怒哀楽を表す人物で、主人公は、「本当に天然なのか?」と首を傾げるくらいです。

 こういう奥さんだと、作家も深刻になりようがない。苦悩に陥ろうにも、どこかでストップをかけられてしまうというおかしさが全編にただよっています。

 短篇集なので、じっくり味わいながら気軽に読むことができると思います。
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形式: 文庫 Amazonで購入
妻に暴力をふるう
→妻「の」元から逃げる
→友人の妻に元妻がなる
といった日本私小説の王道を行く作者の元に,のんきめがねをかけたすっとんきょうな若い妻がやってくる。
作者は戦慄する。
また自分はこの女をいじめてしまうのか
と。
そんな短編小説でこの本は始まります。
深刻なボケとボケの夫婦漫才,軍配は若い妻にあがったようです。
ひどい話がなんでこんなにユーモラスなのか,よく分かりませんが,
あれもあい これもあいですね。
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形式: 文庫
どちらかというと、清水宏の監督作品「もぐら横丁」の感想めきます。
芳べえ(島崎雪子)のお人よさ、主人公(佐野周二)の呑気さ、
映画では志賀直哉ご本人こそ出ないけれど、主人公にとってその存在の大きさが窺知できます。
どうもこのような私小説の映画化では、主人公を演者とすぐ結びつけてしまいます。
「尾崎一雄=佐野周二」であるはずはないのだれど。
芥川賞受賞のシーンは感慨深いものでした(やばい、完全に映画評になっている)。
でも夜中に庭で入浴しているところを巡査に見とがめられるやりとりなど、
小説ならではの味わいも堪能できます。師志賀直哉に倣えば、まさに「好人物の夫婦」を地で行った感じです。
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投稿者 Gori トップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2011/9/26
形式: 文庫 Amazonで購入
収録されている『虫のいろいろ』の虫は、
尾崎家に棲む蜘蛛である。
空瓶の閉じ込められた雲である。
チゴイネルワイゼンが好きだと思える蜘蛛である。
富士山の見える便所に棲む蜘蛛である。

私も富士の見える便所に住みたい。
富士の見える便所には蜘蛛がよく似合ふ。
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形式: 文庫
お互ひ(い)によくも人間に生(ま)れて来たものだ、二度とは生(ま)れないのだし、仲よくしようよ、そして力いつ(っ)ぱい生きようぢ(じ)や(ゃ)ないか。――貧乏ユーモア小説『暢気眼鏡(のんきめがね)』などで第5回(昭和12年)芥川賞を受賞した私小説(心境小説)作家・尾崎一雄の『随筆集 玩具箱』(文化書院)の「人間信頼」の一節である。

「そんなことを理窟なしに感じさせてくれる小説が欲しい。文学は、人生に於(い)てそんな役目を果たし得る大きな仕事の一つだと思ふ(う)」と続く。

昨今の芥川賞受賞作品を目にしたら、尾崎は何と言うだろうか。 

『暢気眼鏡・虫のいろいろ 他十三篇』(尾崎一雄著、高橋英夫編、岩波文庫)に収められている「暢気眼鏡」「芳兵衛」「燈火管制」「玄関風呂」などの短篇には、著者自身と14歳年下の二番目の妻との貧乏生活が正直にユーモラスに描かれている。

「そうかしら。だけど三円だって二円だっていいわ。そしたらねえ、二階のあるうちを借りてね、百燭の電気をつけて、あなたに小説書かしてあげる。百燭の電気は明るいよオ」と、貧乏作家の夫に無邪気に言う芳兵衛(妻・芳枝に夫がつけた渾名)。結婚の経緯は、「痩せた雄鶏」によれば、「何ものをも疑わぬ芳枝の天真さに深く打たれたのだった。学校では運動選手だったとい
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