時間という資産がいかに大事なのかを訴えている本。
著者は刑務所にいながらも自分の時間を生きていたと言う。
ましてやサラリーマンなどのいつでも逃げられる状況にある人が、会社の愚痴を言うだけでそのポジションから動こうとしない人が多い。著者はその状況が考えられないという。
本書を読んで私の中で盲点だったことが、「多忙=暇」だということ。
暇であることがいかに悪なのかということは堀江さんの本を何冊か読んでいる方であれば既にご存じの方も多いかと思うが、
なぜ多忙=暇になるのか。
それは、
・他人の時間で生きているから
・多忙な業務は本当にしなければいけないことなのか?
・問題を複雑に考えすぎていないか?
・そもそも会社(営利組織)の本当の目的はシンプルに考えて利益を上げることではないか?
これらが抜けてしまっており、思考停止に陥っているため、結果として暇と変わらないのだ。
多忙(他人の時間を生きる)をいかに無くして多動(自分の時間を生きる)にすることが重要と語っている。
ただし、本書に書かれていることは堀江さんの他書からネタを流用している本であることは否めない。
例えば、
突然電話をかけてくる人や、新幹線で「席倒していいですか?」と聞く人を"自分の時間を奪う人"としているが、これは散々話題になっているネタであり、
堀江さん情報にアンテナを張っている方であれば本書は特に新しい情報は無く、本書を読むよりまず行動あるのみと感じた。
内容紹介
日本初の民間ロケット宇宙到達、年金デモ批判など、その言動が常にニュースになるホリエモンが、最も大切にする「時間哲学」を初めて語り尽くした! 「バカに恵む時間は1秒もない」「報告会議は時間の集団自殺」。人生を変える革命の書!
内容(「BOOK」データベースより)
あなたの人生に「革命」を起こす!ホリエ式時間術。