シナリオライターで作家の著者が、書き手になろうとしている若者たち(大学での講義をベースに)に向けた文章のハウツー本。
だが、彼らに対する生き方についての苦言が7割を占めている。まあゼネレーションギャップはいつの時代にもあるものだが、著者は相当のこのギャップに悩んでいるようだ。
多少、シナリオ本とか齧った人間にとっては物足りないものだが、起承転結の「転」が重要だと再認識させられた。そして、「転」に繋がる伏線も。凄く基本的なことだが、最近では「破・序・急」や「起承結」や、「転」を抜かす傾向もあるが、基本に替えることが重要だとしみじみ思った。
実は、一番読みたかったのは、最終章に少ししか触れられてない。それは、著者が大ヒットシナリオライター、そして「宇宙皇子」というベストセラー作家になっていく過程についてであった。一番読みたい部分だったが、謙遜したと思われる著者が少ししか触れてないのが残念だった。
今度は、ちゃんとした「藤川桂介」伝が読みたい。誰か書いてくれないか・・・
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