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星の王子さま バンド・デシネ版 (Le Salon des livres) ペーパーバック – 2011/5/23
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“言葉がいきいき! 絵がいきいき! "今までで一番、元気で子どもらしい星の王子さま。
フランスで発売されるや、すぐに大きな話題になり30万部のベストセラーを記録した
「星の王子さまバンド・デシネ版」が、待望の日本刊行!
邦訳出版では、集英社版「星の王子さま」の翻訳を手がけたことでも知られる池澤夏樹氏が、
バンド・デシネの魅力を最大限に引き出すために1コマ1コマの絵の感じに合わせて、
新たに翻訳し直しました。
『原作が持っているものを絵に移すだけなら、それは絵解きでしかない。
この作品は、まったく違うものに作り変えた上で、値打ちが生じるということに成功した、
ある意味ではとても珍しい例だと思います』
(「星の王子さま バンド・デシネ版」について池澤夏樹氏トークイベントより)
原作を忠実に再現しながらも、コミックならではの表現手法で、
あっと驚くような新しい星の王子さまが誕生しました。
もう一度、星の王子さまが読みたい人へ贈る一冊です。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社サンクチュアリ出版
- 発売日2011/5/23
- 寸法1.6 x 18.2 x 14.8 cm
- ISBN-104861139562
- ISBN-13978-4861139567
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
1971年ニース生まれ。大学で哲学を専攻し、パリ国立美術学校にて美術を学ぶ。
卒業後、BD作家として活動を開始し、フランスBD界に新しい表現手法によって新風を吹きこんだ。
現在では、フランスの多くの出版社から作品を出版し、『Le Chat du rabbin』(ダルゴー社刊)は
25カ国で翻訳され、全世界で85万部を売り上げるという成功をおさめた。
邦訳出版されている著作に「プチバンピ」(関澄かおる、F.ボワレ翻訳・飛鳥新社刊)がある。
また、2011年に日本公開された映画「ゲンスブールと女たち」(配給・クロックワークス)の
監督をつとめるなど、活動は多岐に及んでいる。
(訳)池澤夏樹
1945年北海道帯広生まれ。89年、『スティル・ライフ』で芥川賞を受賞。
代表作に『マシアス・ギリの失脚』、『花を運ぶ妹』、『静かな大地』、
『キップをなくして』などがある。
翻訳家としても多くの作品を手がけ、2005年には自身の訳による「星の王子さま」を
集英社より刊行した。
(原作)アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
1900年リヨン生まれ。郵便飛行の飛行士として活躍すると同時に自らの体験を基にした作品
「夜間飛行」、「人間の土地」などを発表する。
第2次大戦中は、偵察飛行隊に所属した。43年に「星の王子さま」を発表後、
44年7月、コルシカ島から出撃し、地中海上空で、消息を絶った。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1971年ニース生まれ。大学で哲学を専攻し、パリ国立美術学校にて美術を学ぶ。卒業後、BD作家として活動を開始し、フランスBD界に新しい表現手法によって新風を吹きこんだ。現在では、フランスの多くの出版社から作品を出版し、『Le Chat du rabbin』(ダルゴー社刊)は25カ国で翻訳され、全世界で85万部を売り上げるという成功をおさめた。2011年に日本公開された映画「ゲンスブールと女たち」(配給・クロックワークス)の監督をつとめるなど、活動は多岐に及んでいる
池澤/夏樹
1945年北海道帯広生まれ。89年、「スティル・ライフ」で芥川賞を受賞。翻訳家としても多くの作品を手がける
サン=テグジュペリ,アントワーヌ・ド
1900年リヨン生まれ。郵便飛行の飛行士として活躍すると同時に自らの体験を基にした作品「夜間飛行」、「人間の土地」などを発表する。第2次大戦中は、偵察飛行隊に所属した。43年に「星の王子さま」を発表後、44年7月、コルシカ島から出撃し、地中海上空で消息を絶った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : サンクチュアリ出版 (2011/5/23)
- 発売日 : 2011/5/23
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 192ページ
- ISBN-10 : 4861139562
- ISBN-13 : 978-4861139567
- 寸法 : 1.6 x 18.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,536位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 625位フランス文学 (本)
- - 664位フランス文学研究
- - 153,287位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
1945年、北海道生れ。埼玉大学理工学部中退。
二十代から世界各地を旅し、ギリシャ、沖縄、フランスで暮らす。現在は、札幌在住。公式サイトは[cafe impala]
http://www.impala.jp
1988年「スティル・ライフ」で芥川賞を受賞。詩、小説、随筆、翻訳(英・ギリシャ語)、書評と執筆は多岐にわたる。広く深い文学的教養と理系的知識を土台に、自然と人間の関わりについての示唆に富んだ作品を多く著している。
ワープロ原稿で芥川賞を受賞した初めて作家でもあり、9.11をきっかけに毎日メールマガジンを通じて意見を表明する(『新世紀へようこそ』に収録)など、早くからデジタル・メディアの活用に関心を持つ。2014年からは株式会社ボイジャーと共同で自身の著作の電子アーカイブ化にも取り組んでいる。
主な著書に『母なる自然のおっぱい』(読売文学賞)『マシアス・ギリの失脚』(谷崎潤一郎賞)『ハワイイ紀行』(JTB出版文化賞)『花を運ぶ妹』(毎日出版文化賞)『すばらしい新世界』(芸術選奨文部科学大臣賞)『イラクの小さな橋を渡って』『憲法なんて知らないよ』『言葉の流星群』(宮沢賢治賞)『静かな大地』(親鸞賞)『パレオマニア』等。2003年、著作活動全般について司馬遼太郎賞、「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集」の編纂で朝日賞を受賞。
東日本大震災の後は被災地に通い、『春を恨んだりはしない』『双頭の船』『アトミック・ボックス』を執筆。震災をきっかけに日本と日本人について思索したいとの思いから、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」に取り組み、2014年末から刊行開始。
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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あたしのイメージした王子さまは、まさにこんな子。アニメ『キョロちゃん』と同じく、純粋な優しい子です。
王子さまと薔薇のくだりは、愛に満ちていて、何度読んでも泣けます。
他のかたもコメントに書いてらっしゃいましたが、薔薇が実に美しい。流石フランスらしい感性です。
薔薇のモデルである、アントワーヌの妻コンシュエロを意識しているのでしょう。エキゾティックでコケティッシュ。自分の良さをよく知っていて、お洒落さん。
コンシュエロの写真を何枚か見ると、一見、妖精のような、夢見るような、清楚で浄らかな佳人です。
が、その瞳は気高く、火のような激しさを光らせて、猫を想わせる野性味があります。
ジョアン・スファール氏の描いた薔薇は、コンシュエロの瞳を擬人化したよう。氏のイマジネーションの鋭さと繊細さに脱帽です。
ジョアン・スファール氏は、あたしの大好きなフランスの芸術家セルジュ・ゲンスブールの映画も撮ってます。好きなものが同じだなぁ♡きっと日本のアニメ『キョロちゃん』も気に入ってくれると思う。
元々、フランス語版を買おうと探していて、たまたまバンドデシネ版というものを知ったのですが、こちらを買って大正解!大満足!!
「子供向けの本の中でたばこを吸うのもどうかと思うよ」と、煙の台詞・・・
ギャグ本かよっ!!
更に、中身検索で拝見する限りでは、正直”絵”が好みではない・・・
しかし、大の星の王子様ファンなので、買わなきゃ、という気持ちと、ギャグだし、絵もイマイチだし、レビューも賛否両論だが、今のところ、星三以下の評価は無いし、悩みに悩んだ末、失敗覚悟で読んでみる事に。
最初は、ふむふむ、たばこの煙との会話、更には”ボア”より”ウワバミ”という訳に慣れていたので多少違和感もありつつ、読み進めると・・・
王子さまが、なんて愛らしいんだろう・・・
泣いたり、笑ったり、なんて表情豊かなんだろう・・・
絵の印象も180度変わりました。
飛行士がオッサン風、王子さまの愛らしさが対照的である為、王子さまが輝いて可愛く感じられました。
今までの星の王子様とは違った感覚だけれども、どんどん物語に惹きこまれていくのです。
とても原作を大切にした作品だと、改めて痛感しました。
久しぶりに感情移入してしまい、ウルウルきましたよ。
星の王子様ファンの方は、絶対購入すべきです!
よく言われていることなのかも知れませんが、王や大物気取りの男、地理学者などとの絡み、蛇にかまれるラストを含めて、イエスの話を想起させる、と今回思いました。
井戸の場面では、「あなた自身の井戸から水を汲み/あなた自身の泉から湧く水を飲め」(箴言5:15)を思いだしました。オリジナルの意味は、妻以外の女性を貪るな、ということのようですが、キリスト教二千年の歴史ではどのように解釈されてきたのでしょうか。テグジュペリはそもそもここで箴言を意識していたのか、オリジナルの意味でか、キリスト教によって解釈された意味においてか・・・
解放の神学者 グスタボ・グティエレスに「自分の井戸から飲む」という著作がありますが(邦訳は「解放の地平をめざして--民衆の霊性の旅」)、そこでは、自分が生きている歴史的社会的状況によって、霊性(神との関係、他者との関係)を養うべきことが語られています。
『著者の遺族が認めた初の公式コミック』というワードにひかれた。
この珍しい肩書(?)だけでも、持っている価値があるのではと思う。
でも中身もそれに十分匹敵するものだ。
ほわーっとした原作絵本と対照的で、画風としては
「みんなのうた」とかに出てきそうな、癖があってちょっと、怖い感じ。
でもそれがまたこの不思議で哲学的な世界観とよく合う。
そして王子様の表情が豊かで、かわいい。
日本の漫画とは違って、規則正しく並んだ正方形の窓のコマの中に
ストーリーが進んでゆく。フランスのコミックってこういう感じなんだ、と
それもまた新しい発見。
わたしは個人的には、このコミック版のほうがあまり力を入れずに読めて好きだ。
インテリアとしてもかわいらしい。
全てにおいて素晴らしい!
説明的で絵的には難解な部分が多い作品なのに、それを実に素敵に
忠実に、そして自分の絵の世界にしっとりと入れ込んでいる所は
感動ものでした。
そして「花」の絵がこれまた今までの概念と違う美しさで、
自分としては星の王子さま作品(ミュージカルなどを含む)の中で
最も素晴らしい花だと感じました。
こういうのは好みがあるとは思いますが、
広く普通の大人に見て欲しい漫画ですね。