――― 春潔くんが 春潔くん”だから”すきなんだよ ―――
大学生の郁美は背表紙に書かれているほどチャラくなくて、いかにもすくすく育ってきたって感じの子でした。
そんな子が帰省した実家に出入りしていた庭師でシャイな春潔に人見知りされて嫌われてるのかと思いきや、
カッコいい郁美に緊張していただけなのを知ってグッと距離が近くなり、すぐに春潔のことを意識するように
なります。
ふたりがつき合うまでもちょっとした勘違いもあったりするけどトントン拍子に進んで、郁美が東京に戻って
からの遠距離もお約束の誤解がありますが、ふたりとも変に拗らせた性格でもないので、そのすれ違いも
読んでいて楽しめました。
むしろ、その後にふたりで旅行にでた時のケンカの方が拗れていました。
完全に郁美が悪い・・・(笑)
巻末の描き下ろしは、ベッドでのやり取り。
内容は濃いものではないけれど、彼等らしいなと思うものでした。
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