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商品の説明
内容紹介
文学批評の第一人者が江戸後期から1980年にいたるまでの批評的散文70編を厳選、
それぞれにあざやかな解題をふした日本初の個人編集・解題による批評集成。
文学史に輝く記念碑的偉業。
0 Prototype(『雨月物語』序 上田秋成―紫媛は源語を著し、而して、一旦悪趣に堕つる者(…)
『源氏物語玉の小櫛』(抄)本居宣長―たゞ物のあはれをしれるかたのよきを、とりたてゝよしとはしたる也。 ほか)
1 1885‐1910(『小説神髄』(抄)坪内逍遙―小説の主脳は人情なり、世態風俗これに次ぐ。
「小説総論」二葉亭四迷―摸写といへることは実相を仮りて虚相を写し出すといふことなり。 ほか)
2 1911‐1925(「元始女性は太陽であつた」平塚らいてう―烈しく欲求することは事実を産む最も確実な真原因である。
「猫一疋の力に憑つて大富となりし人の話」南方熊楠―仏典には、猫と反対に、鼠を性善き獣とせる例多し。少許を挙げんに(…) ほか)
3 1926‐1945(「自然生長と目的意識」青野季吉―目的意識のないところに、運動のあり得る筈はない。
「文壇ギルドの解体期」大宅壮一―かうして『有名』になつた者同志が互に褒め合ひ、問題にし合つて『有名』を維持して行く。 ほか)
4 1946‐1980(「国語問題」志賀直哉―此際思切つた措置を取らなければ悔を百年千年の後に残す事になる。
「第二芸術」桑原武夫―(…)現代の俳句は、芸術作品自体(句一つ)ではその作者の地位を決定することが困難である。 ほか)
●収録作家
上田秋成/本居宣長/曲亭馬琴/仮名垣魯文/坪内逍遥/二葉亭四迷/斉藤緑雨/生田長江/北村透谷/松原岩五郎/内田魯庵/鴎外・露伴・緑雨/樋口一葉/正岡子規/高山樗牛/田山花袋/岡倉天心/木下尚江/夏目漱石/島村抱月/柳田国男/石川啄木/南方熊楠/平塚らいてう/大杉栄/岩野泡鳴/折口信夫/柳宗悦/有島武郎/西光万吉/広津和郎/久米正雄/青野季吉/大宅壮一/蔵原惟人/小林秀雄/谷崎潤一郎/三木清/保田與重郎/戸坂潤/中野重治/横光利一/尾崎翠/高見順/花田清輝/坂口安吾/石川淳/武田泰淳/志賀直哉/桑原武夫/小野十三郎/伊藤整/中村光夫/竹内好/大西巨人/吉田健一/吉本隆明/丸山真男/土方巽/江藤淳/宮川淳/稲垣足穂/入沢康夫/三島由紀夫/秋山駿/中平卓馬/高橋悠治/中上健次/蓮實重彦/柄谷行人
内容(「BOOK」データベースより)
『日本小説技術史』の批評家が江戸後期より蓮實重彦、柄谷行人まで―近現代の批評から70編を精選し解題、日本批評の全貌を俯瞰・総括する。初の個人編集による批評集成。前人未到の比類なき偉業。
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