半導体について語るとき、具体例をひとつ固定しておくと
議論に入りやすくなるのではないか、と思います。
ためしにここでは、車をとりあげてみましょう。
昭和の時代、車はあたかも武士にとっての馬、大名にとっての駕籠
のような存在であったかもしれません。
しかし次第に、車には半導体を内蔵するコンピュータ制御が取り入れられて行きます。
平成の終わりの頃には「車は走る半導体である」と言っても
過言ではない状態になっていたと、今にして思います。
半導体不足によって世界的に車の減産や一時生産停止が報道されたのは
きわめて記憶に新しいところです。
そして令和の今
「車はコンピュータ端末のひとつである」
「自動運転の車は技術的にはもはやロボットと同じである」
というパラダイム転換の直前まで来ているのを実感します。
その真意や詳細は本書で説明されていますのでご参照いただけると幸いです。
(情報技術関連会社が半導体を内製する時代です)
さて、その本書は(車に限定することなく)
日本の半導体(産業)の「現在・過去・未来」について記述した本です。
全編に通底しているのは「一国の盛衰は半導体にあり」という考えであり
それは著者の旧著のタイトルにも重なります。
東アジアの島国であり、天然資源に乏しく、高齢化・少子化を鑑みるとき
日本は「知的立国」するしかなく
具体的には半導体産業とその市場である電子機器産業の双方を
国を挙げて盛んにしていくのが最善である、
というのが本書の基本的な提言になります。
(もう少し具体的な内容については後で述べます)
本書は7つの章から成り
1章と2章が「現在」
3章、4章、5章が「過去」
6章が「未来」について、あてられています。
7章は、まさに「シリコン・サイクル」を身をもって体現するかのような
著者の半導体人生の回顧です。
ちなみに「シリコン・サイクル」とは、半導体産業において
好況と不況が激しく入れ替わるように繰り返す現象のことです。
巻末に、短いならがらも「用語解説」が付いていますので
例えば「CMOS(シーモス)」「DRAM(ディーラム)」など
分からない言葉に遭遇したら、参照して読み進めるとよいでしょう。
結論を先に述べる形になるかもしれませんが
過去から現在に至る、日本の半導体産業に対する著者の認識は
「1勝2敗」ということになります。
これをせめて「2勝2敗」の五分にまで持っていくことが
今こそ国を挙げて取り組むべき、喫緊の課題であると述べています。
私は「なるほど」と思いましたが
「何勝何敗」という比喩の真意を知るには若干の予備知識が必要です。
そもそも論になって恐縮ですが
世の中の物質を電気の通りやすさ/通りにくさ(抵抗)で分けたとき
金、銀、銅のような金属、あるいは黒鉛は「導体」です(電気を通すから)。
逆に、ガラスや陶材・焼き物、紙や木は「絶縁体」です(電気を通さないから)。
半導体はその中間に位置する物質です
(ある条件下で電気を通す物質というイメージです)。
「シリコン(ケイ素)(Si)」や「ゲルマニウム(Ge)」という元素もあれば
「ガリウムヒ素(GaAs)」のような化合物もあります。
ちなみに「シリコン」は典型的な半導体元素なので
転じて半導体全般を指すこともあります(特に米国で)。
先に述べました「シリコン・サイクル」をはじめ
「シリコン・ヴァレー」「シリコン・アイランド」も同じ語法です。
このような半導体(元素ないし化合物)を用いて作る「半導体製品」を
「半導体デバイス」と呼びます。例を挙げますと
ダイオード、トランジスタ、LED(発光ダイオード)、半導体レーザ、
集積回路(IC)、光センサ、太陽電池、…などなどです。
割合から申しますと、半導体の80%は「集積回路(IC)」になります。
欧米では「集積回路(IC)」のことを「チップ」と呼びますから
「チップ産業」がおおむね「半導体産業」を指すこともあります。
「集積回路(IC)」をさらに分類しますと
メモリ、マイコン、ロジック、アナログなどに分類されます。
一般に「半導体産業」と言うときには「半導体デバイス」を製造する産業を指します。
産業全体を「川の流れ」に例えるならば
「半導体デバイス産業」(市場規模=約50兆円)の上流(川上)に
「半導体材料産業」(同=約6兆円)と「半導体製造装置産業」(同=約8兆円)
の2つが位置しています。逆に下流(川下)には
「電子機器産業」(同=約250兆円)が存在しています。
本書によりますと
「半導体デバイス産業」と「電子機器産業」の双方が連動して弱体化していること
が日本半導体の最大の問題であり、悲しい現状です。
かつて「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と呼ばれたころには
「半導体デバイス」+「家電」において、日本は世界のトップに位置していました。
これが比喩としての「日本の1勝」です。しかしその後
「半導体デバイス」+「パソコン」で、日本は敗北(米国の勝利)
「半導体デバイス」+「スマホ(スマートホン」でも、日本は敗北(米国の勝利)です。
従って、通算すると日本は「1勝2敗」であり、米国から見ると「2勝1敗」です。
なお、今でも家電量販店などに行きますと
日本のブランド名のパソコンを勧められることが多いと思いますが
残っているのはブランド名だけで、企業(メーカー)としては米中の軍門に下っています。
国内だけで展開しているパソコンメーカーもありますが
大規模に世界展開しているパソコンメーカーはもはや日本には存在しません。
日本にとってパソコンは大きな1敗(大敗)でした。
スマホ(スマートホン)も然りです。
個人的には、坂道をころがり落ちるような30年であったと感じます。
「家電」→「パソコン」→「スマホ(スマートホン)」の次に来る
電子機器のメインストリーム(大河となる流れ)について、著者は
「自動運転の車を含めたロボティクス産業」であると予想し
「半導体デバイス産業」と「ロボティクス産業」の双方について
国を挙げて今こそ取り組むべきであると考えています。
それが「1勝2敗」を「2勝2敗」の五分に持ち込むという比喩であり
本書の結論となる提言です。
ちなみに、ロボティクスとはもともと「ロボット工学」を意味しましたが
現在、AI(人工知能)や自動運転の車なども含めて「ロボット産業」全般を指す
用語ととらえられるようになりました。
以上、本書の「背骨(バックボーン)」となる要点だけをご紹介しました。
それを理解しただけでもタメになったと感じています。
しかし、全部はとても紹介しきれない、豊富な内容の本となっています。
最後に、本書が有益であると想像されるのは次のような皆様です。
(半導体産業に従事なさっている方々にとっては既に知っていることであり
身にしみて感じていらっしゃることと思います)
①政治家(特に為政者)
…本書には池田勇人首相の逸話が紹介されています。
②外交に関心がある方
…米中関係の根底には半導体があることが本書を読んで理解できました。
③物理学や工学を勉強されている方
…本書で言及されている「ムーアの法則」や「牧本ウェーブ」のように
現象(データ)から帰納的に法則(プリンシプル)を導く手法は他分野でも参考になります。
本書のグラフ・表・概念図・写真は(本文とともに)有益であったと感じます。
④あまねく一般の方々
…決してやさしい本ではないと思いますが、8ページの「まえがき」だけでもお勧めです。
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日本半導体 復権への道 (ちくま新書) Kindle版
米中間の半導体摩擦が起き、現在も需給が逼迫するなど、世界で半導体の重要性が格段に高まっている。半導体をめぐる国際競争の現状はどうなっているのか。日本の半導体に未来はあるのか。日本半導体産業のパイオニアである著者が、かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の急速な発展の歴史と、日本の半導体産業の盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明快に提示し、官民連携での開発体制を提唱する。
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2021/11/10
- ファイルサイズ17051 KB
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登録情報
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- 出版社 : 筑摩書房 (2021/11/10)
- 発売日 : 2021/11/10
- 言語 : 日本語
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2021年11月28日に日本でレビュー済み
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現在にあたる第一章・第二章と未来への提言の第六章は書き下ろし、歴史中心の第三章・第四章・第五章と自伝の第七章は既刊書『一国の盛衰は半導体にあり』の加筆訂正とのことである。
第一章 半導体をめぐる最近の動向・・現在。日本は川上産業である半導体材料部門では以前強いが、半導体デバイス産業と川下の電子機器産業は弱体化した。
第二章 半導体は現代文明のエンジン・・近年の半導体の進化によって起きたこと。トランプ、スマホ、デジタルノマド等。
第三章 一国の盛衰は半導体にあり・・戦後日本半導体産業史と世界半導体産業史。日本の競争力は1980年代には世界のトップにあったが、1990代以後急速に低下した。最大の要因はデジタル革命。
第四章 半導体の驚異的な進化・・半導体の科学的基礎知識と進化形態。
第五章 日本の半導体の盛衰・・戦後日本の半導体産業の発達から日米半導体協定まで。
第六章 日本半導体復権への道・・来るべきロボットの時代への提言。
第七章 わが人生のシリコン・サイクル・・著者の半導体人生。
私的感想
○講談調(?)の快調なテンポで語られる半導体ストーリー。楽しく聞けて、大変勉強になった。
○半導体の定義も、半導体デバイスの説明もないまま第一章が始まってしまい、面白く読めるものの、ちょっと不親切な本と思っていたら、第四章でやっと科学的技術基礎知識の説明となり、ちょっと笑えた。
第一章 半導体をめぐる最近の動向・・現在。日本は川上産業である半導体材料部門では以前強いが、半導体デバイス産業と川下の電子機器産業は弱体化した。
第二章 半導体は現代文明のエンジン・・近年の半導体の進化によって起きたこと。トランプ、スマホ、デジタルノマド等。
第三章 一国の盛衰は半導体にあり・・戦後日本半導体産業史と世界半導体産業史。日本の競争力は1980年代には世界のトップにあったが、1990代以後急速に低下した。最大の要因はデジタル革命。
第四章 半導体の驚異的な進化・・半導体の科学的基礎知識と進化形態。
第五章 日本の半導体の盛衰・・戦後日本の半導体産業の発達から日米半導体協定まで。
第六章 日本半導体復権への道・・来るべきロボットの時代への提言。
第七章 わが人生のシリコン・サイクル・・著者の半導体人生。
私的感想
○講談調(?)の快調なテンポで語られる半導体ストーリー。楽しく聞けて、大変勉強になった。
○半導体の定義も、半導体デバイスの説明もないまま第一章が始まってしまい、面白く読めるものの、ちょっと不親切な本と思っていたら、第四章でやっと科学的技術基礎知識の説明となり、ちょっと笑えた。
2022年3月3日に日本でレビュー済み
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近ごろ半導体が世界の政治経済の舞台で大変注目をあつめているが、半世紀前から半導体にかかわってこられた著者がわかりやすい言葉と説得力で半導体の過去・現在・未来を語られた著書である。
社会経済と半導体の動向については15年前の著書「一国の盛衰は半導体にあり」でも詳しく述べられているが、世界の国々がこの産業をめぐり熾烈な攻防を繰り広げている現実は目をみはるばかりである。その中にあってかっては世界一のシェアを誇った日本の半導体産業は数年後にはなくなるのではないかと危惧されているほどおちこんでいる。起死回生をのぞむ一手はないか。デジタル革命、ロボテックス技術の行く先を見すえ、「官民連携の先行開発」を提案される著者の声にどれだけの人が真摯に耳をかたむけているであろうか。
最終章「我が人生のシリコンサイクル」はすぐれたヒューマンヒストリーとして興味深く読ませていただきました。
社会経済と半導体の動向については15年前の著書「一国の盛衰は半導体にあり」でも詳しく述べられているが、世界の国々がこの産業をめぐり熾烈な攻防を繰り広げている現実は目をみはるばかりである。その中にあってかっては世界一のシェアを誇った日本の半導体産業は数年後にはなくなるのではないかと危惧されているほどおちこんでいる。起死回生をのぞむ一手はないか。デジタル革命、ロボテックス技術の行く先を見すえ、「官民連携の先行開発」を提案される著者の声にどれだけの人が真摯に耳をかたむけているであろうか。
最終章「我が人生のシリコンサイクル」はすぐれたヒューマンヒストリーとして興味深く読ませていただきました。
2021年11月18日に日本でレビュー済み
著者の牧本次生博士は日立製作所のスタッフとして重量と容積の嵩む真空管よりも遥かに小型で高性能を発揮する電子機器部品として先ずダイオード、トランジスタ、次いで現代の日本国民が多用する半導体を開発し、日本はもとより全世界に普及した。周知のとおり半導体は兵器装備の指揮統制通信・情報機能を超合理化するという軍事革命を実現させた。米国防総省の要人曰く、日本が与えたトランジスタと半導体がなければ、巡航ミサイル始め精密誘導兵器を実現できず湾岸戦争(1991)を戦えなかったと述べている。然るに各国も半導体の自給能力を強化するに努めた。その結果、日本が世界市場に占める半導体のシェヤ1985年代に50%であったが、いまでは10%に落ち込み、経済力の維持発展に軽視できぬ悪影響を及ぼしている。然るに牧本博士は我が国の半導体産業を支える材料や装置は健全であり、今後、ロボッなどの
技術分野に活かせば日が再び登ると協調する。
技術分野に活かせば日が再び登ると協調する。
2021年12月9日に日本でレビュー済み
日本の半導体産業の凋落を憂う著者の思いが伝わってくる一冊。80年代、90年代に世界の最前線を走っていた日本のエンジニアは、いまこそが復興の好機だと見ているのだろう。この本には、著者が考える日本がとるべき処方箋が示されている。この世界には、メモリー分野の饒舌な「元エンジニア」が多い。メモリーの成功体験は、これからの日本の半導体産業の復興に必要とされているロジックの分野については必ずしも有効ではないのではないだろうか。多くの半導体評論家の原説は、部門売却やリストラの憂き目にあった元エンジニアのルサンチマンが多い。そんな中でも筆者の語り口は冷静だ。特に半導体協定をめぐる日米の攻防を交渉当事者ででありながら客観視している点が興味深い。
2021年11月18日に日本でレビュー済み
昭和61年(1986)日米半導体シェアが逆転し、米国の危機感がセマテックの設立となり、同年9月の「日米半導体協定」締結の時点で、我が国の政治・経営の指導層は「半導体は産業のコメから現代文明のエンジンに変質した」ことを理解認識し、我が国の経済安全保障の危機到来を先見洞察するべきであった。無為無策で荏苒時を浪費した「失われた30年」は遺憾至極であるが、牧本次生氏が指摘するように「日本の半導体における最大の弱点は、半導体デバイス産業と川下の電子機器産業であって、強みである川上の半導体材料と半導体製造装置とを更に強靭化する戦略を基本」として、「前二者に対する国家的次元における対応戦略」を可及的迅速に構築整備するべきである。
2021年11月22日に日本でレビュー済み
半導体不足による自動車生産への影響、米中の半導体摩擦、半導体復権に向けた政府の動き等の話題の背景には半導体の重要性が増していることがある。
著者は日立、ソニーで半導体事業に携わってきており、半導体産業の先行きを示す指標として、標準化とカスタム化のサイクルを示す「牧本ウェーブ」を提唱したことでも知られている。
本書ではこのような経験も踏まえて、半導体の重要性を理解するのに必要な、各国の動き、産業構造、歴史的背景などについて分かりやすく解説している。
80年代には日本が強かった家電製品、大型計算機向け半導体の需要が強く、日本の半導体シェアは50%強と米国を抜く勢いになっていた。その後半導体のボリューム市場はパソコン、スマホへと移った結果、現在のシェアは10%以下となっている。
著者は日本半導体復権のためには、今後大きな成長が期待されるロボティックス産業(自動運転、少子高齢化対応ロボット等)の育成と、それに必要な高性能なAI(人工知能)半導体の開発を官民連携の強力な体制で推進するべきと提言している。
著者は日立、ソニーで半導体事業に携わってきており、半導体産業の先行きを示す指標として、標準化とカスタム化のサイクルを示す「牧本ウェーブ」を提唱したことでも知られている。
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80年代には日本が強かった家電製品、大型計算機向け半導体の需要が強く、日本の半導体シェアは50%強と米国を抜く勢いになっていた。その後半導体のボリューム市場はパソコン、スマホへと移った結果、現在のシェアは10%以下となっている。
著者は日本半導体復権のためには、今後大きな成長が期待されるロボティックス産業(自動運転、少子高齢化対応ロボット等)の育成と、それに必要な高性能なAI(人工知能)半導体の開発を官民連携の強力な体制で推進するべきと提言している。





