日本人よ! (日本語) 単行本 – 2007/6/1
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本の長さ188ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2007/6/1
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ISBN-104105055712
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ISBN-13978-4105055714
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
自分に「誇り」を持とうじゃないか。66年の経験と果てしない情熱で贈る、明日へのメッセージ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
オシム,イビチャ
サッカー日本代表監督。1941年サラエボ生まれ。62年サラエボのFKジェリェズニチャール・サラエボでプロデビュー。旧ユーゴスラビア代表のフォワードとして、64年の東京五輪に出場し、68年の欧州選手権では準優勝を果たす(大会ベストイレブンに選出)。78年、フランスのRCストラスブールを最後に現役を引退。その後、古巣ジェリェズニチャールの監督を経て、86年旧ユーゴスラビア代表監督に就任。90年イタリアW杯でベスト8に導く。また、91年には当時兼任していたパルチザン・ベオグラードの監督として来日し、日本代表と親善試合を行う。その後、ギリシャやオーストリアのクラブ監督として実績を残し、2003年1月ジェフユナイテッド市原(当時)の監督に就任。05年、同チームをナビスコ杯優勝に導く。06年7月、日本代表監督に就任
長束/恭行
通訳、ジャーナリスト。1973年愛知県生まれ。同志社大学経済学部卒業後、大手銀行を経て、2001年単身クロアチアへ移住。04年、ザグレブ大学哲学学部クロアチア語コース修了。クロアチアのスポーツサイト「Sport‐net」のカメラマンとしてサッカー取材を重ねるほか、日本メディア向けに執筆やコーディネートをしている。また、03年にはバスケット男子日本代表の監督専属通訳も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
サッカー日本代表監督。1941年サラエボ生まれ。62年サラエボのFKジェリェズニチャール・サラエボでプロデビュー。旧ユーゴスラビア代表のフォワードとして、64年の東京五輪に出場し、68年の欧州選手権では準優勝を果たす(大会ベストイレブンに選出)。78年、フランスのRCストラスブールを最後に現役を引退。その後、古巣ジェリェズニチャールの監督を経て、86年旧ユーゴスラビア代表監督に就任。90年イタリアW杯でベスト8に導く。また、91年には当時兼任していたパルチザン・ベオグラードの監督として来日し、日本代表と親善試合を行う。その後、ギリシャやオーストリアのクラブ監督として実績を残し、2003年1月ジェフユナイテッド市原(当時)の監督に就任。05年、同チームをナビスコ杯優勝に導く。06年7月、日本代表監督に就任
長束/恭行
通訳、ジャーナリスト。1973年愛知県生まれ。同志社大学経済学部卒業後、大手銀行を経て、2001年単身クロアチアへ移住。04年、ザグレブ大学哲学学部クロアチア語コース修了。クロアチアのスポーツサイト「Sport‐net」のカメラマンとしてサッカー取材を重ねるほか、日本メディア向けに執筆やコーディネートをしている。また、03年にはバスケット男子日本代表の監督専属通訳も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 188ページ
- ISBN-10 : 4105055712
- ISBN-13 : 978-4105055714
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- - 18,254位スポーツ (本)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2007年9月3日に日本でレビュー済み
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テレビの記者会見などでは、分かったような分からないような煙に巻く物言いが断片的に取り上げられますが、あれはおそらく「ジャーナリズムに従事している者ならば、子どものような質問を私にしないでほしい(p.171)」という意思表示であって、本書に書いていることは誰でもわかる筋の通った話ばかりです。このなかで強調されている考え方をごく単純化すれば、「運の要素を無視しないで、徹底して現実主義、客観主義を貫く」ということになるでしょうか。「もしミスをしない人間ならば、サッカーなどやめた方がいい。あるいは、教会に行ってくれ。そうすれば、神に仕える聖職者になれるだろう。(p.111)」「人間はできる限り客観的になる必要があるのだ。楽観主義や悲観主義、どんな方向であれ、一つの陶酔感が支配したときは危険なものだ(p.87)」。これを読むと、いつものコメンテーターのコメントがさらに薄っぺら聞こえてきます。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
VINEメンバー
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「サッカーとは人生である」といきなり言い切られてしまう。本当にかっこいい、そして説得力がある。
サッカー見るだけの自分としては、ついつい組織論、日本人論として読んでしまうが、そういった視点からでも十分に楽しめる本だ。それは明らかに、筆者の経験と、知識がものを言っているからだ。
一章の「日本人とサッカー」三章の「監督という仕事」がとても参考になった。
タイトルの日本語的響きは、中で筆者が書いていること、そのトーンと乖離があり、いまいち。
しかし、本の内容はよくまとまっているし、読みやすいし、オシム氏の肉声として機能している。
特に、サッカー好き、代表に愛がある人、監督の哲学的な部分、理屈くさい部分が好きな人にはぜひ。
サッカー見るだけの自分としては、ついつい組織論、日本人論として読んでしまうが、そういった視点からでも十分に楽しめる本だ。それは明らかに、筆者の経験と、知識がものを言っているからだ。
一章の「日本人とサッカー」三章の「監督という仕事」がとても参考になった。
タイトルの日本語的響きは、中で筆者が書いていること、そのトーンと乖離があり、いまいち。
しかし、本の内容はよくまとまっているし、読みやすいし、オシム氏の肉声として機能している。
特に、サッカー好き、代表に愛がある人、監督の哲学的な部分、理屈くさい部分が好きな人にはぜひ。
2007年8月5日に日本でレビュー済み
この本は、日本人や日本代表、監督という職業やJリーグ、果ては審判やメディアについて、オシムがストレートに思いのたけを語った本である。 通訳された長束さんはクロアチア生活が長いせいだろうが、ほとんどストレス無く理解できた。 よくこれだけ喋ったものだ、と思う。
私は代表監督会見の全文を掲載しているサイトを時々チェックしているので、サッカーに関することでは、そんなに目新しい事は書いていない。しかし、会見ではあまり細かく語られないことも、この本では触れられていて興味深い。 そして、オシムのサッカーに対する洞察は鋭いし、深いことは言うまでもない。 個人的には、題名にもなっている「日本人」への見方は極めて客観的で、鋭いと感じた。章の冒頭で
「今の日本人が勤勉であるかどうかは疑問だ。」
「日本人は伝統的に責任を他人に投げてしまう。」
という始まりの文章があり、身の引き締まる思いがした。以下の続きは本文を参照されたい。
世の中では“オシム語録”ばかり先走っているような感じがするが、あくまでサッカーである。 サッカーのわからない方が「オシムの人生哲学を学びたい」とこの本を手にとっても余り得るものはないかもしれない。 あくまでサッカーに関する記述に終始するからだ。
サッカーは知っているが、“オシム語録”だけでは飽き足らない方や、
「オシムの語る“日本化”って何?」
「何故、俊輔が最近まで代表に呼ばれなかったの?」
「“水を運ぶ”人ってどんな人?」
という疑問を持っている方、マスコミ報道だけではオシムの考えていることはよくわからん、という方には、読む価値があると思う。
私は代表監督会見の全文を掲載しているサイトを時々チェックしているので、サッカーに関することでは、そんなに目新しい事は書いていない。しかし、会見ではあまり細かく語られないことも、この本では触れられていて興味深い。 そして、オシムのサッカーに対する洞察は鋭いし、深いことは言うまでもない。 個人的には、題名にもなっている「日本人」への見方は極めて客観的で、鋭いと感じた。章の冒頭で
「今の日本人が勤勉であるかどうかは疑問だ。」
「日本人は伝統的に責任を他人に投げてしまう。」
という始まりの文章があり、身の引き締まる思いがした。以下の続きは本文を参照されたい。
世の中では“オシム語録”ばかり先走っているような感じがするが、あくまでサッカーである。 サッカーのわからない方が「オシムの人生哲学を学びたい」とこの本を手にとっても余り得るものはないかもしれない。 あくまでサッカーに関する記述に終始するからだ。
サッカーは知っているが、“オシム語録”だけでは飽き足らない方や、
「オシムの語る“日本化”って何?」
「何故、俊輔が最近まで代表に呼ばれなかったの?」
「“水を運ぶ”人ってどんな人?」
という疑問を持っている方、マスコミ報道だけではオシムの考えていることはよくわからん、という方には、読む価値があると思う。
VINEメンバー
オシム本はつい読んでしまう。著書ということになっているが、内容・文体からしてインタビューをまとめたものと思われる。まあ、口述本というのも沢山あることだし、訳者があげてあるだけ『セブンイヤーズ・イン・ジャパン』に比べればましだ。
内容はオシムのインタビューに普段から注目していれば、予想できる範囲だった。
・日本のサッカーは「日本のサッカー」を目指すべきで、他の強豪のマネをしても仕方ない。
・スタープレーヤーを集めても良いチームは出来ない。
・ジャーナリストもプロフェッショナルであれ。
などなど。その中に、一つ気になる言葉があった。それは、
・日本人は求められた以上のことを試そうとしない
という一文だ。確かに、日本以外では仕事が出来てなくても時間が来れば帰ってしまうとか、日本人の仕事に対する責任感はよく言われる。しかし、それは求められたことであって、それ以上に口を出すのは避ける傾向があると指摘されれば、そうだと思う。一般論ではなく、自分自身もその傾向が強いと感じている。もちろん、バランスの問題なのだが、これからは、自分の心地よいバランスより一歩踏み込むように努力してみよう。
内容はオシムのインタビューに普段から注目していれば、予想できる範囲だった。
・日本のサッカーは「日本のサッカー」を目指すべきで、他の強豪のマネをしても仕方ない。
・スタープレーヤーを集めても良いチームは出来ない。
・ジャーナリストもプロフェッショナルであれ。
などなど。その中に、一つ気になる言葉があった。それは、
・日本人は求められた以上のことを試そうとしない
という一文だ。確かに、日本以外では仕事が出来てなくても時間が来れば帰ってしまうとか、日本人の仕事に対する責任感はよく言われる。しかし、それは求められたことであって、それ以上に口を出すのは避ける傾向があると指摘されれば、そうだと思う。一般論ではなく、自分自身もその傾向が強いと感じている。もちろん、バランスの問題なのだが、これからは、自分の心地よいバランスより一歩踏み込むように努力してみよう。
2007年10月16日に日本でレビュー済み
インタビュー等を通して知るオシムさんの言葉の意味するところが良く分かる。
本当にサッカーのことを理解している指導者なんだと実感しました。
代表監督就任依頼「走る」という言葉だけが一人強調されているようですが、サッカーのトレンドがスピード化にある
いる以上、より走ることが要求されるのは当然のことだと理解しました。 代表選手に望むものは「頭脳」とは、試合の中
での的確な状況判断・決断と行動等が要求されるわけですから、本当にまとうなことを言っているのだ思いました。
インタビューで哲学的とも思える表現が目立ちますが、現状を見据えた現実主義者であることが分かります。
日本のジャーナリズムにもプロとしてのスキルを求める苦言もあり、僕もそう思います。
日本はすでに国際化で充分成功したでしょう。 海外に目が行き過ぎて逆に日本の良さが分かっていないのでは、
これからは日本人の身体能力に合わせた日本のサッカーを目指すべきというのは至極当然のような気がします。
インタビューでは分からないオシム氏のサッカー感・哲学が分かる本です。
本当にサッカーのことを理解している指導者なんだと実感しました。
代表監督就任依頼「走る」という言葉だけが一人強調されているようですが、サッカーのトレンドがスピード化にある
いる以上、より走ることが要求されるのは当然のことだと理解しました。 代表選手に望むものは「頭脳」とは、試合の中
での的確な状況判断・決断と行動等が要求されるわけですから、本当にまとうなことを言っているのだ思いました。
インタビューで哲学的とも思える表現が目立ちますが、現状を見据えた現実主義者であることが分かります。
日本のジャーナリズムにもプロとしてのスキルを求める苦言もあり、僕もそう思います。
日本はすでに国際化で充分成功したでしょう。 海外に目が行き過ぎて逆に日本の良さが分かっていないのでは、
これからは日本人の身体能力に合わせた日本のサッカーを目指すべきというのは至極当然のような気がします。
インタビューでは分からないオシム氏のサッカー感・哲学が分かる本です。
2007年8月17日に日本でレビュー済み
オシム氏のまじめなサッカー哲学が綴られており、好感がもてました。サッカーファンなら一読して損はないと思います。
ただ、これはオシム氏の責任ではないと思いますが、本の作り方がいただけないなと思いました。
まず、タイトルの「日本人よ」はよくないと思います。これでは、日本人論が書かれているのかなと勘違いしてしまいそうです。
また、冒頭付近に「今の日本人が勤勉であるかどうか疑問だ」「日本人は伝統的に責任を他人に投げてしまう」という短文を持ってきているところは、編集者の作為を感じてしまいました。確かに、オシム氏がこのようなことを書いたり言ったりしているのでしょうが、果たしてこれが本書のオシム氏のキーメッセージでしょうか。
私には、無理やり日本人論のような体裁を整えようとしているように見えてしまうのです。
本書に限りませんが、作為的な編集が本の品位を下げているように見えるのは残念なことです。
ただ、これはオシム氏の責任ではないと思いますが、本の作り方がいただけないなと思いました。
まず、タイトルの「日本人よ」はよくないと思います。これでは、日本人論が書かれているのかなと勘違いしてしまいそうです。
また、冒頭付近に「今の日本人が勤勉であるかどうか疑問だ」「日本人は伝統的に責任を他人に投げてしまう」という短文を持ってきているところは、編集者の作為を感じてしまいました。確かに、オシム氏がこのようなことを書いたり言ったりしているのでしょうが、果たしてこれが本書のオシム氏のキーメッセージでしょうか。
私には、無理やり日本人論のような体裁を整えようとしているように見えてしまうのです。
本書に限りませんが、作為的な編集が本の品位を下げているように見えるのは残念なことです。
殿堂入りNo1レビュアー
サッカーが国際的であるにもかかわらず、
アッカー記者が国際的なセンスのなさに辟易としていた。
本書は、国際的なセンスのある日本人が協力しているところが、
サッカー記者が書く、内容のない本と一線を画することになっている。
国によって文化が違い、個人によって生い立ちが違うが、
それでも人間なのだから、「考える」ことができるはずだ。
サッカーは11人の考えが、相手の行動と一つのボールの行方を通じて、
結果がでるため、何を考えたかがいつも問われるはずである。
サッカー記事、サッカー本に、その考えが掲載されるおとは少ない。
本書は、文化、生い立ちと考えという3つの視点が備わっているよいサッカーのための本だと感じられました。
アッカー記者が国際的なセンスのなさに辟易としていた。
本書は、国際的なセンスのある日本人が協力しているところが、
サッカー記者が書く、内容のない本と一線を画することになっている。
国によって文化が違い、個人によって生い立ちが違うが、
それでも人間なのだから、「考える」ことができるはずだ。
サッカーは11人の考えが、相手の行動と一つのボールの行方を通じて、
結果がでるため、何を考えたかがいつも問われるはずである。
サッカー記事、サッカー本に、その考えが掲載されるおとは少ない。
本書は、文化、生い立ちと考えという3つの視点が備わっているよいサッカーのための本だと感じられました。