この本は全部で3冊あります。各巻で内容が異なりますが、一般的な戦争解説ものには書いてないような内容が沢山出てきます。特に、マスコミとプロパガンダは現在でも通じる部分があるのではないかと考えさせられました。
マスコミも企業であり、そこには損得勘定が必ずある。また、企業方針があり立場が違えば全く異なる報道内容になる。 それは仕方のないことであるが、国の力が強くなってくると事実と全く異なった内容になり、各マスコミの主張は同じようなものになってくる。ここら辺を踏まえて情報をみないとまた戦争になりそうで怖いですね。
日本人はなぜ戦争へと向かったのか: 果てしなき戦線拡大編 (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2015/7/29
NHKスペシャル取材班
(著)
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本の長さ206ページ
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言語日本語
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出版社新潮社
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発売日2015/7/29
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寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
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ISBN-104101283761
-
ISBN-13978-4101283760
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1941年12月8日。真珠湾を急襲し、ついに対米戦争に突入した日本。ミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦いを境に戦況が悪化するなか、なぜ戦線は拡大する一方だったのか。戦争方針すら集約できなかった陸海軍の深刻な対立、軍と一体化して戦争方針に混乱をもたらした経済界の利権構造…開戦から半年間の日本の歩み、知られざる歴史の転換点を徹底検証。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人はなぜ戦争へと向かったのか。過去を変えることはできないけれども、あのような惨禍を繰り返さないために、歴史から何かを学ぶべきではないか。そういう思いで購入しました。
本編は戦争が泥沼化していった過程を、陸軍と海軍が異なる戦略を立ててしまった背景や、組織の縦割り、口利きや天下り、など、現代と変わらぬ組織の論理や利権・癒着の実態を交え、詳述しています。
こうした事実があり、日本の敗戦は必然だったのでしょう。本の内容はとても濃いです。
”おわりに”の中に、次のような記述があります。
・・・太平洋戦争指導の歴史舞台をひもといてゆくとき、そこに「凶悪な意図」を露わにした独裁者が登場することはありません。現れるのは、どこまでも生真面目で「悪意のない」能吏ばかりです。ただし、この能吏には決定的な欠点がありました。それは、国民の命に驚くほど無関心だったことです。・・・
現在の日本も、「命」に無関心になりかけていないだろうか、と考えさせられます。
本編は戦争が泥沼化していった過程を、陸軍と海軍が異なる戦略を立ててしまった背景や、組織の縦割り、口利きや天下り、など、現代と変わらぬ組織の論理や利権・癒着の実態を交え、詳述しています。
こうした事実があり、日本の敗戦は必然だったのでしょう。本の内容はとても濃いです。
”おわりに”の中に、次のような記述があります。
・・・太平洋戦争指導の歴史舞台をひもといてゆくとき、そこに「凶悪な意図」を露わにした独裁者が登場することはありません。現れるのは、どこまでも生真面目で「悪意のない」能吏ばかりです。ただし、この能吏には決定的な欠点がありました。それは、国民の命に驚くほど無関心だったことです。・・・
現在の日本も、「命」に無関心になりかけていないだろうか、と考えさせられます。
2019年9月12日に日本でレビュー済み
ルーズベルトの罠だのコミンテルンの陰謀だのとわめいている
右翼もバカですが、マスコミ、左翼のほうはそれ以下です。
左翼側の主張はお決まりの東京裁判史観・陸軍悪玉論で
ただ軍国主義が悪いだの、陸軍の暴走だのわめいるだけで
真実を検証しようとする姿勢が全くありません。
出てくるのは陸軍が関わった満州事変と南京虐殺の話ばかりで
デタラメな内容の昔の通説を繰り返しオウムのように宣伝してるだけです。
日中戦争を勃発させ、それを泥沼化させたのは海軍で、
それを強力に後押ししていたのが海軍省記者クラブです。
海軍の中心人物は海軍次官の山本五十六で、その親衛隊のような
海軍省記者クラブがそれを煽っていました。暴支膺懲論です
大手新聞社はこれによって新聞の販売を飛躍的に伸ばし
巨大企業になり巨大権力を持ち、はむかう弱小新聞社は
全て潰されました。
戦後の日本は海軍省記者クラブで戦争扇動ていた人たちが
言論界をリードし、彼らの都合の良い歴史観を宣伝しました。
海軍の山本五十六を賛美し、陸軍に戦争責任をなすりつけた陸軍悪玉論です。
そしてそれに迎合した文化人が、地位と名誉を築くというのが
戦後の日本の構図です。
右翼もバカですが、マスコミ、左翼のほうはそれ以下です。
左翼側の主張はお決まりの東京裁判史観・陸軍悪玉論で
ただ軍国主義が悪いだの、陸軍の暴走だのわめいるだけで
真実を検証しようとする姿勢が全くありません。
出てくるのは陸軍が関わった満州事変と南京虐殺の話ばかりで
デタラメな内容の昔の通説を繰り返しオウムのように宣伝してるだけです。
日中戦争を勃発させ、それを泥沼化させたのは海軍で、
それを強力に後押ししていたのが海軍省記者クラブです。
海軍の中心人物は海軍次官の山本五十六で、その親衛隊のような
海軍省記者クラブがそれを煽っていました。暴支膺懲論です
大手新聞社はこれによって新聞の販売を飛躍的に伸ばし
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戦後の日本は海軍省記者クラブで戦争扇動ていた人たちが
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そしてそれに迎合した文化人が、地位と名誉を築くというのが
戦後の日本の構図です。