学校や職場で辛い思いをしたり、悩んだりした経験は私にもあります。
「もう少し頑張ってみよう」など励ましを受けましたが、結局、苦しい時間を我慢して耐えただけでした。
そんな時に、この本に出会えたらどんなに素敵だったでしょう。
「どうしてそんなに辛い思いをしてまで続けるの?」マレーシア人の発する素朴な疑問にハッとしました。
確かに今の日本では、学校や仕事を辞めることは簡単ではありません。
でも、そこまで辛い思いをしてまで続けなければいけないのでしょうか。
私たち日本人は辛いことに耐えることを美徳と考え過ぎなのかもしれません。
マレーシア人は怒らない。信じられないくらいゆるいルールでも社会は回っている。
そんな寛容な生き方のポイントが「嫌だったらやめてみる」ことかも知れません。
悩みを持つ人も、持たない人も、こんな生き方があるんだという新しい発見がある本です。
日本人は「やめる練習」がたりてない (集英社新書) (日本語) 新書 – 2019/6/17
野本 響子
(著)
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社集英社
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発売日2019/6/17
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寸法10.6 x 1 x 17.3 cm
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ISBN-104087210812
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ISBN-13978-4087210811
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
二〇一八年六月、「多くのひとは辞める練習が足りてない」というツイートが数万回もリツイートされ話題になった。その反響が浮き彫りにしたのは「日本にはやめられなくて苦しんでいる人がたくさんいる」ということ。いじめ、自殺、ハラスメント…日本のこれらの問題は「やめられない」「逃げ場がない」ことが深刻化の原因だ。一方、このツイートをした著者の住むマレーシアは「仕事や学校が嫌ならすぐやめる」人も多く、それでも社会は回っている。多様性にあふれ、怒る人が少ない寛容な“ゆるい”国に今、日本から移住・留学する人が増えている。マレーシア人の考え方、驚きの教育制度など、日本とは別の世界を紹介する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野本/響子
埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、安田火災海上保険(現・損保ジャパン)に入社し、アスキーへ転職。その後、フリーとなり「ASAhIパソコン」「アサヒカメラ」編集部を経てマレーシアへ。現在、現地のオンライン「マレーシアマガジン」編集長の他、PRや教育事業、旅行事業などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
埼玉県生まれ。早稲田大学卒業後、安田火災海上保険(現・損保ジャパン)に入社し、アスキーへ転職。その後、フリーとなり「ASAhIパソコン」「アサヒカメラ」編集部を経てマレーシアへ。現在、現地のオンライン「マレーシアマガジン」編集長の他、PRや教育事業、旅行事業などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2019/6/17)
- 発売日 : 2019/6/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4087210812
- ISBN-13 : 978-4087210811
- 寸法 : 10.6 x 1 x 17.3 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- - 170位日本論
- - 206位集英社新書
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カスタマーレビュー
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2019年6月17日に日本でレビュー済み
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ベスト1000レビュアー
Amazonで購入
私はリタイアして、1年に3~4ヶ月マレーシアで暮らしています。
「マレーシアあるある」は色々な場面で起こり、最初は戸惑いますが、慣れると、自分もだいぶマレーシア化してきたかなと思うこの頃です。
日本に居るときは、マレーシアでのゆったりした時間の流れが恋しくなります。またマレーシアに居るときは、日本の生真面目な接客等が恋しくなることがあります。
私の友人の子供は中学で不登校になって、その後引きこもってしまいました。友人はストレスが原因であったのか、残念ながら50代で急性心筋梗塞でこの世を去りました。
日本の教育環境では一度レールから外れると、選択肢が少なくなり、子供は逃げ場を失います。子供だけではありません。私たち高齢者も最近は日本で暮らす息苦しさを感じています。
ちなみに橘玲さんの著書「上級国民/下級国民」によれば、
日本の引きこもり人口は約100万人と言われていますが、日本の18歳以上55歳未満の人口の8.74%、推定約500万人の可能性がある。
と書いています。
大前研一さんの著書「『国家の衰退』からいかに脱するか」では、
今の文部科学省は「シンギュラリティ」が訪れるとされる2040年代にどんなスキルを持った人材が求められるかというイメージがゼロで、未だに工業化社会・大量生産時代の延長線上のまま知識と記憶力を偏重し、「(多言語での)会話力」や「考える力」がない人間を量産している。
と書いています。
これから日本で教育を受けることが必要十分条件ではなさそうです。
マレーシアは魅力のある国ですから、ぜひエアビー等を利用してロングステイ体験することをお奨めします。移動にはGrabを使ったり、クアラルンプールであればMRTやLRT、モノレールが便利です。
これといった観光スポットは多くありませんが、ブギッビンタンのショッピングモールのパビリオン界隈を行き交う多様な人種の人たちを見ていると、マレーシアは「ユニバース」だなと感じます。
「マレーシアあるある」は色々な場面で起こり、最初は戸惑いますが、慣れると、自分もだいぶマレーシア化してきたかなと思うこの頃です。
日本に居るときは、マレーシアでのゆったりした時間の流れが恋しくなります。またマレーシアに居るときは、日本の生真面目な接客等が恋しくなることがあります。
私の友人の子供は中学で不登校になって、その後引きこもってしまいました。友人はストレスが原因であったのか、残念ながら50代で急性心筋梗塞でこの世を去りました。
日本の教育環境では一度レールから外れると、選択肢が少なくなり、子供は逃げ場を失います。子供だけではありません。私たち高齢者も最近は日本で暮らす息苦しさを感じています。
ちなみに橘玲さんの著書「上級国民/下級国民」によれば、
日本の引きこもり人口は約100万人と言われていますが、日本の18歳以上55歳未満の人口の8.74%、推定約500万人の可能性がある。
と書いています。
大前研一さんの著書「『国家の衰退』からいかに脱するか」では、
今の文部科学省は「シンギュラリティ」が訪れるとされる2040年代にどんなスキルを持った人材が求められるかというイメージがゼロで、未だに工業化社会・大量生産時代の延長線上のまま知識と記憶力を偏重し、「(多言語での)会話力」や「考える力」がない人間を量産している。
と書いています。
これから日本で教育を受けることが必要十分条件ではなさそうです。
マレーシアは魅力のある国ですから、ぜひエアビー等を利用してロングステイ体験することをお奨めします。移動にはGrabを使ったり、クアラルンプールであればMRTやLRT、モノレールが便利です。
これといった観光スポットは多くありませんが、ブギッビンタンのショッピングモールのパビリオン界隈を行き交う多様な人種の人たちを見ていると、マレーシアは「ユニバース」だなと感じます。
2019年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とってもオススメです。
著者のnoteやTwitterもフォロー&購読させてもらってます。
著者がオススメしてくれる本やブログなどもとっても面白い。
以下、感想です。
知らない間に日本の常識や、システムの中にいることが当たり前になっていましたが、それは当たり前ではないということに気づけました。
例えば、都会の駅の階段で上りと下りが手すりで区分されているようなところで、電車から降りてみんなが上りのレーンだけを使って渋滞ができるけど、下りのレーンは誰も歩いていない…こんなときでも、なんとなく後ろめたかったり、ルールを守らないと!って無意識に思って自分も上りレーンを歩いていました。けど、空いてる方歩けばいいじゃんって社会もあるんでしょうね。少なくとも下りレーンで上って行く人に「おいっ!並べよ!」とか強制する社会はあんまり楽しい社会ではないかもしれない。そういう息苦しさって、当然ではないし、もっともっと日本の社会にいる人が寛容になったら生きやすい社会になると思います。
著者のnoteやTwitterもフォロー&購読させてもらってます。
著者がオススメしてくれる本やブログなどもとっても面白い。
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知らない間に日本の常識や、システムの中にいることが当たり前になっていましたが、それは当たり前ではないということに気づけました。
例えば、都会の駅の階段で上りと下りが手すりで区分されているようなところで、電車から降りてみんなが上りのレーンだけを使って渋滞ができるけど、下りのレーンは誰も歩いていない…こんなときでも、なんとなく後ろめたかったり、ルールを守らないと!って無意識に思って自分も上りレーンを歩いていました。けど、空いてる方歩けばいいじゃんって社会もあるんでしょうね。少なくとも下りレーンで上って行く人に「おいっ!並べよ!」とか強制する社会はあんまり楽しい社会ではないかもしれない。そういう息苦しさって、当然ではないし、もっともっと日本の社会にいる人が寛容になったら生きやすい社会になると思います。
2020年11月2日に日本でレビュー済み
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今の仕事を辞めたいと思いつつ、なかなか言い出せない自分の背を押してもらいたくて購入しました。同時に20年前の2年間のクアラルンプールでの生活を思い出しながら読みました。確かに彼らは自由でした。暑かったら仕事しないで日陰に座ってる。店に赤ちゃんがきたら仕事そっちのけでとりあってあやすなど。本当に飛び切り優しかった。道に迷ってたら、ターバン巻いたインド系のおじさんが行きたい場所まで連れて行ってくれるし、息子が迷子になったとき、店員さんが一緒に探してくれて、やっと見つかったときは抱き合って喜んでくれました。こんなことが山ほど思いだされます。赴任前に読んだ本のなかに、マレーシアはとっくに心の先進国とありましたが、本当だと思います。まあ、家の修理などのときはなんでこんなにいいかげんなのかと憤慨したこともありますが・・・また是非行きたい国です。早く自由に行き来できる日が来るといいな。
2020年8月13日に日本でレビュー済み
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「日本人は「やめる練習」がたりてない」と、タイトルにさらっと出てきていますが、やめれないってものすごい奥が深いことだなと思いました。やめれないってことは、簡単に試すこともできないのです。例えば子供の習い事にしても親の目を気にしてやめれないということは我慢をしているということ。判断を人に委ねているから自分で判断する能力がつかないということでもあります。私は2時の母ですので自分で決める、責任を取るという経験をどんどんさせたいなと改めて思いました。
私自身はインドネシアに住んでいて、宗教面や、文化的なところも似てるなと親近感も湧きました!
私自身はインドネシアに住んでいて、宗教面や、文化的なところも似てるなと親近感も湧きました!
2021年1月25日に日本でレビュー済み
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米国在住ですが、トランプ政権のときに、ホワイトハウスのスタッフや官僚が、抗議でやめていくのを見て、「やめる」のが抗議の方法なのだなと思っていた時に、この本のタイトルを見て興味を持ちました。読んでみますと、確かに、日本では、やめないことが美徳とされています。やめないことで、不幸になることがあります。この本は、マレーシアと日本との文化比較によって、日本人に異なった価値判断の仕方がある、異なった生き方があるということを示してくれる良書だと思います。