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日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち (新潮新書) 新書 – 2018/8/8

3.6 5つ星のうち3.6 97個の評価

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「ドイツに学べ」でいいんですか?
「日本すごい」でいいんですか?

26歳日本人女性による等身大の比較文化論


「日本人とドイツ人は似ている」‐‐何となく日本人は勝手に思っているけれど、実際にド
イツに住んでみるとまったくのウソでした! 電車で「座りたいから席を譲ってほしい」と
堂々と言ったり、簡単には非を認めなかったりするメンタル。安易にマネしないほうがいい
「働き方」や教育制度。比べるうちに見えてくる日本の強みと弱点とは? 20代の若き感
性が現地で驚き戸惑い怒り笑いながら綴る、等身大の比較文化論。


[目次]

はじめに

1 日本人が勘違いしているドイツ
ドイツと日本はまったくちがう/交通公共機関は信用できない/配達物は届かない/モノを
捨てない/食事にこだわらない/女子力と声の高さ/夜通し遊べる日本/居酒屋の価値

2 日本スゴイと盛り上がる前にやっておいたほうがいいこと
日本賞賛番組の信憑性/ポップカルチャーの受け入れ/日本好きオタクの実像/アジア重視
の観光対策/ドイツ型旅行と日本型旅行/日本のおもしろさを楽しむ/おもてなしのギャップ
/英語力よりも大切なこと/問題は英語力よりも国際力/美しい風景と汚い街並み/日本の
おもしろさをアピールする

3 日本は特別な国だと思うとけっこう危ない
世界に無頓着な日本人/日本人&日本は特別である思考/出羽の守健在/外国人には無意識
に失礼/日本と世界という構図/移民は対岸の火事ではない/日本は移民したい国

4 部活ってそんなにいいものなのか
部活経験者は八割/ 部活では理不尽が当たり前/選択肢がなく、学校にしか居場所がない
子ども/子どもが疲弊していく/マネジャーはなぜ「女」なのか/「聖職」に就く教師の酷使/
部活以外の選択肢/市民クラブという選択肢/フェアアインのいいところ/日本の市民クラブは

5 欧米に「働き方改革」を学ばないほうがいいかも
日本で働きたくない/働き方改革/日本型の問題/ドイツの就職活動/ドイツの就職活動で
挫折/キャリアアップの厳しさ/職能給も厳しい/ドイツに残業がないという神話/効率的
に働くという幻想/権利を主張する文化/ジョブ型への移行は可能か/年上を敬う文化/ジ
ョブ型への移行は困難

6 教育格差を嘆く前に知っておいてほしいこと
教育の機会均等は可能か/ドイツの大学はタダではない/大学の入学資格/入試がない=だ
れでも大学に入れる?/卒業をむずかしくする、という議論/卒業がむずかしいとはどうい
うことか/成績への信頼度/偏差値アップは塾の仕事/優等生の肩身が狭い日本/どこでふ
るい分けるか

7 義父を「パパ」と呼ぶドイツ人がいない理由
同棲は簡単だけど離婚は大変/結婚のビジネス化/ドイツの結婚式/離婚後の関係性の違い
/日本の家族はうらやましい?/カオスな家族団らん

8 「座りたいから席を譲って」と言えますか
席を譲ってください/空気を読む文化/ちがう意見の持ち主は敵か/対立したくないから他
人事になる/議論大国ドイツ/お節介と責任感/コミュニケーション放棄の問題/人見知り
を自称する日本人

9 すぐ謝るのは「日本人の美徳」なんだろうか
『こころ』を読んでみた/罪悪感に敏感/謝罪する日本人/他人の期待に応えたい/自己犠
牲の功罪/報恩精神

おわりに

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商品の説明

著者について

雨宮紫苑(あまみやしおん) 1991(平成3)年神奈川県・横須賀市出身。立教大学文学部卒。
在学中ドイツに留学した経験から、同国への移住を決意。現地での就職活動や大学生活に挫折し、
気晴らしにはじめたブログ「雨宮の迷走ニュース」が評判となりフリーライターに。本書は初の著書。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2018/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4106107783
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4106107788
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.2 x 11.3 x 2 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 97個の評価

著者について

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雨宮 紫苑
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人の美点。他人を満足させようと努力できる日本人。その傾向があるがゆえ気遣い上手、極端にいえば滅私奉公できる日本人が多いのだろう。いや滅私奉公までいくと行き過ぎだが。他人を満足させたいという気持ちを常に持っているから、言葉にされない願望を汲み取って細やかな気遣いができるし、すぐに謝ることができるし、みんなの利益のために自己犠牲を払える。毎回毎回「与えられる側」でいることを良しとせず、他人の善意に甘えず、受けた恩は返す。「お互い様ですから」「持ちつ持たれつ」はその証し。
日本人の一番悪いところは、主に部活で叩き込まれる"先輩後輩関係"だろうか。たかだか一つ二つ年上の先輩が絶対的権力を持ち、後輩は先輩が快適に過ごすために細心の注意を払わなくてはならない。この関係では不合理や理不尽が当たり前。なんだか朝鮮半島の"将軍様の国"の国を彷彿とさせる。これは目上絶対の"儒教"と上官絶対の"ファシズム"が合わさったものなのだろうか?会社では上役が帰るまで帰れなかったりしていわゆる"タイパ"や効率が悪いことこの上ないのではないか?こうしたことが日本の生産性の低さにつながっているのではないか?
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本書は、著者(雨宮氏)のドイツでの体験やドイツ人等とのコミュニケーションを通じて、日本とドイツとの違いに鋭く切り込んでいる。いろいろな視点で比較するも、どちらかに優劣をつけるわけでもなく、違いを主観・客観交えて述べている。しかし、著者の目線は日本に向いており、この比較を通じて日本が良い方向に向かってほしいことを訴えている。
 筆者(自分)は数か月前に著者のブログを見つけて虜になった一人である。いつか少額でも仕事を依頼したいと思いつつも実現できずにいた中で、800円程度の本の出版を聞き、直ちに購入を決意した。
 筆者は著者の考えの全てに賛成するわけではないが、著者の単刀直入な主張は、今までの日本人にはあまり「見かけない」ものの、心の中では多くの日本人が思っているかもしれない葛藤に共鳴するものがあると感じている。
 本書内容については、中身を確認していただきたいが、1つ挙げれば日本人は外国人識者を最初から「外国人」として扱っているとのことで、本来「識者」なら、外国人も日本人も関係ないはずだと述べている。さらには「日本」を他とは違う特別なものとして「世界」と切り離していると分析し、その行き過ぎに警鐘を鳴らしている。ロジックは直接的かつ明快で、賛否はともかくも、二十台の若さで初めての出版本としては上出来である。
 ここまで書いて筆者ははっとした。識者に日本人も外国人もないのであれば、「中身の質」や「売上」こそが重要な書籍においても著者が「若くて」「初めて」の出版であることは何の関係もないはずである。だが、書籍は同じことを誰が書いても同じではなく、著者のプロフィールや経歴により、その言葉が特有の価値を持つものである。つまり、「若い」や「初めて」が重要性を持つように、「日本人」「外国人(一括りにすべきでないが)」の区別も現実に存在する重要な概念であろう。おそらく「日本人」「外国人」の意識の存在は認めた上での差異の調整が課題なのだろう。
 結論としては、やはり本書は若い著者による上出来な初作品だと言いたい。人生でいくつかの挫折も経て本書の出版まで至った過程は、きっと多くの若者にとって、いや年齢層に関係なく、今後の1つのモデルとして提示されるのではないか。グローバルな時代を生き抜く中で、従来の「日本人」の枠を超えた新たな日本人像を求める上で貴重な貢献となるに違いない。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勤勉で規律正しいドイツ人。私もそんな印象を抱いていましたが実はちょっと違うということがわかりました。学校や就職に対する仕組みの違い、ハッキリもの言う、よく言い訳をする理由もよくわかりました。途中の持論が少し長かったように感じました。もう少しドイツの情報が多い方が良かった。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月22日に日本でレビュー済み
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ドイツ人と日本人を比較した本かと期待したのですが、著者の被害妄想が延々と書かれているだけだった。時間の無駄なので別の本を読んでください!

個人の妄想に対して妄想で反論するという構図が延々と続きます。
「日本人は欧米人に対して〜なイメージを持っているが」←持ってない。恐らく一般的でもない。この個人的な妄想に対してあらゆる反論をしている。ただその反論もなんの根拠もないので、妄想vs妄想というよくわからない構図が出来上がっています。

個人的に、思い込みが激しい人は割と好きなので、こんな人いるんだーという感じで楽しみました。陰謀論とか好きな人には合うと思います
(笑)

ただ、知識を求めて読む価値は無いに等しいので、被害者が出ないように、しっかりレビューをしておきます!
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月31日に日本でレビュー済み
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日本に蔓延っている海外の良さに関する勘違いや、浅く知らなかった海外の大学や企業の実態をしることができて楽しく読むことができました。

・卒業が難しい大学とはどんなレベルなのか
・海外に残業がないという神話
・ジョブ型採用の欠点
・大学学費無料という幻想
・インターンを前提とした就活

記者や学者が書くような文章と違い、両方を経験したからこそ話せる体験記が本書の魅力です。

本書を批判する人たちには、筆者の経歴が浅いことや、主張が説教じみているという点に違和感を感じるようですが果たしてそうでしょうか。

経歴が浅くても自身の体験記から考えたことを述べられていますし、日本とドイツに住んだことがあるからこそ感じる肌感というものを若者の素直な言葉で書いていると思います。

高名な学者や記者が書いたような小難しい議論よりもわかりやすく、自分が実際に住んだ時のイメージが沸いて来てよい本だと思いました。

しかし「ちょっとこじつけ感があるな」と思う主張もあるため、その点はマイナス★一つにしました。

ですが、総じてドイツで生活すると感じる日本人が思っている勘違いを知ることができて面白く読むことができました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月12日に日本でレビュー済み
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この手の本にありがちな、日本を下げて外国を上げる様な本ではありません。
両国の長所短所を実際に両国に住んだ経験のある著者が一般市民、若者の目線で綴っています。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドイツ人と仕事をする予定ができたので、彼らの考え方や生活文化を学ぼうと思い、購入してみました。が、残念ながら殆ど役に立たなかったです。
筆者は日本の大学を卒業後、日本に見切りをつけてドイツに渡り就業。その経験から得られた、客観的な視点でのドイツ人の頭の中、生活文化の分析を期待していました。しかしながら本書の内容はドイツの話より、日本の話が多い。そして「いかに日本がダメか?」ということを筆者目線で延々と語っています。私も筆者の意見の多くに賛同はします(過剰な日本礼賛風潮、古臭い初等~高等教育、就活文化など)。しかしながらそれを恨み節たっぷりに読まされるのは、上述の目的によって本書を購入した私としては不快極まりないものでした。そんなことは個人ブログやSNSで書いておけと・・・。本として上辣するならせめて、客観的な視点から両者を対等に比較・分析すべきでしょう。
ちなみにKindleで購入前にサンプルを読み、冒頭部は期待が持てそうな内容(主観が少ない)ように思えたので購入したのですが、中盤くらいからほとんど筆者の日本時代のネガティブ体験談ばかりでした。ドイツの話が読みたかったのに・・・・本当にがっかり、殆ど読み飛ばしました。
購入前に本書の内容を測り間違えた自分の責任と、まぁ多少はドイツのことがわかったので、★★評価です。
70人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前からこの著者に注目していました。大前研一さんが、ドイツの教育システムについて思い込みで持論を展開しちゃった事に「それ、事実と違いますよ」とデータをつけて反論し、論破した時から。
この本について、批判も多いようですし、社会経験の少なさから来る浅さなどを突くコメントも。
しかし、逆に26歳と若い著者が感じて指摘する「今の」日本とドイツの違いには、ハッとさせられますし、納得もできます。私のような平成を生きた50代のオッサンには耳が(目が?)痛い事も。
仕事柄、ヨーロッパ出張に良く行ったけれど、私は「住みたい」とは思わないし日本人の「気の遣い方」には合う(合わせる様に訓練を受けた?)。でも、著者が「合わなかった」と感じる感覚も良くわかる。
どちらが良い・悪いではなく、長い歴史や文化の中で培った習慣の違いなのでしょう。それをある程度理解できるだけでも、読む価値のあった本です。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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