消されてしまったので、再投稿です。
朝日新聞は、2014年に慰安婦報道の誤りを認め、謝罪したにも拘わらず、その後も英語表現では「軍隊による物理的な強制で性行為を強いられた」という印象を与える表現を使い続けている。そして、海外では次々と慰安婦像が建てられ、在外邦人や日系人が嫌がらせなどの被害を受けている。
そこで、ケント・ギルバートさんと山岡哲秀氏は、朝日新聞社に対して、英語表現変更を求める申し入れ書と1万余の署名を持参して、朝日新聞社を訪れ、3名の幹部と直に話した。それに対する返答は、予測して塞いでおいた逃げ道に逃げ込んだものでしかなかった。「申し入れには応じない」という結論が先に決まっていて、あとからそれぞれの言い訳を考えたとしか思えないものだった。
お二人は、「回答にあった『人権に配し』の人権は、誰の人権を意味するのか?」などの回答を求めて、再度申し入れを行うと、二度目の回答文では「人権に配し」の文言が消えていたという。朝日の報道によって、海外に暮らす日本人の人権が侵害されているのに、朝日新聞は答えない。日本人の人権には配慮していないと言わざるを得ない。
また「女性たちに性行為を強制したのは誰なのか」という問いにも、朝日は全く答えなかった。彼らは「事実と違う」ことも、「この表現が事実とは違う印象を与えるものである」ことも分かってやっている。つまり、朝日の報道は「報道」ではなく、「プロパガンダ」だということであり、朝日の行動基準はロジックではなくイデオロギーだということが明らかになった。
これはもう日本人全体に対する宣戦布告である。嘘を指摘されても開き直って、それでも態度を改めないというのだから、これは「日本を貶める」目的のためにやっている確信犯と見做さざるを得ない、とお二人は述べている。
その後、更に驚くことが判明した。吉田証言が虚偽であるという英文の記事を朝日はサイトに掲載しているというが、いくら検索してもヒットしない。なんと朝日新聞は、この当該ページが検索エンジンにヒットしないよう”検索回避用のメタタグ”を埋め込んでいたのである。更にもう1本「挺身隊と慰安婦の混同」という記事にも、このメタタグがあった。それに対して申し入れを行ったところ、回答は全く説明になっていない意味不明の文章の連続だった。
山岡氏は、1989年のサンゴ事件当時、「たまたまおかしな個人が紛れ込んでいたのだろう」と思っていた。しかし今振り返れば、実は、朝日新聞が社として取り組んでいた「日本人貶め」キャンペーンの一端だったのではないか。朝日の敵は、戦前の軍部や時の政権に限らず、日本人全体だったのではないかと思えてくる、と述べている。
そして、朝日新聞は報道機関と捉えるべきではない。事実の検証と報道よりも、マルクス主義的イデオロギーと工作を優先する体質をずっと維持してきた特異な組織体と結論付けている。
多くの人に読んでもらいたい。
内容紹介
・教科書「書き換え」誤報(1982)、サンゴ捏造記事(1989)、吉田清治証言(1982~92)、慰安婦と挺身隊混同(1991)、首相訪韓直前「軍関与資料」報道(1992)、吉田調書(2014)、英語版記事の印象操作・検索回避問題(2018)......一貫して日本を貶め続けてきた
・朝日新聞との7回の直接対話で見えてきた“真の闇”とは?
・なぜ誤解を生む表現にこだわり、最重要の訂正記事2本だけを英語圏の読者に読ませないようにしたのか?
「本書所収の朝日新聞の回答は、同社の本質を研究する上での第一級資料です。日本という国と日本人を貶(おとし)めるためなら、手段を選ばず、不都合な問題を隠し通す。これまで幾度も同じパターンの報道不祥事を起こしてきた故意犯・確信犯の体質が、彼ら自身のことばで余すところなく語られています」(「はじめに」より
・朝日新聞との7回の直接対話で見えてきた“真の闇”とは?
・なぜ誤解を生む表現にこだわり、最重要の訂正記事2本だけを英語圏の読者に読ませないようにしたのか?
「本書所収の朝日新聞の回答は、同社の本質を研究する上での第一級資料です。日本という国と日本人を貶(おとし)めるためなら、手段を選ばず、不都合な問題を隠し通す。これまで幾度も同じパターンの報道不祥事を起こしてきた故意犯・確信犯の体質が、彼ら自身のことばで余すところなく語られています」(「はじめに」より
内容(「BOOK」データベースより)
日本を攻撃して自己肯定する歪み―隠されてきた問題が、彼ら自身の言葉で明らかになる。