この本は五章立てとなってますが、実質には大きく三段階にわかれています。
まず一段階目は本書の一章と二章で、すでに出ているPHP新書の「お金の流れで読む日本と世界の未来」を簡単にまとめたものです。監修者がまとめたのだと思いますがその為、33P辺りに書いてあるジムロジャーズが日本株に投資した時期の説明が現実とかなり違っています。投資した本人じゃないので適当に書いたんでしょうかね?日銀が紙幣をすり始めてから円がドルに対して上昇して株価と円高の相乗効果なんて状況になった事ないものね。数年単位でドルに対して円を持てば金利差の関係で日本に投資してる分だけ年間数%程度不利なんだし。
で、第二段目は本書の三章にあたる部分でここだけはこの本の為にインタビューした物だと思われます。すでに出ているジムロジャーズの本に書かれてない具体的エピソードなどが書かれていますし、いかにもジムロジャーズが言いそうな事が並んでいますし。ぶっちゃけ、この三章以外には目新しい話なんて本書にはないですから。
最後に三段階目は本書の四章と五章で、ここの部分はジムロジャーズの既刊本をまとめた物になっています。内容をしてはジムロジャーズを知ってる人や既刊本を読んでる人ならお馴染みのものばかり。非常に短い部分にまとめているのですがジムロジャーズの本を初めて読むとか、こないだ出たばっかの「お金の流れで読む日本と世界の未来」しか読んだ事のない人なら読む価値あるかと思いますけど。
一応最後のページ辺りに”本書構成のために参照したジムロジャーズの既刊書”って出てるんですけどもね。要はすでに出版済みの本の内容をまとめただけって事でしょ。
監修者のなんとも言えない肩書きとか帯のオドロオドロしい文章とか、最近ジムロジャーズが日本で有名になってきたからちょっと一儲けしようかなんて思惑がスッカスカに透けて見えてるんですよ。
じゃあ、まったく価値のない本かと言うとそうではなくて「ジムロジャーズって名前はよく聞くけどさすがに既刊本を全部読む気にはならないわ」って人がジムロジャーズってどんな事をしてきてどんな事を言ってきたかという事を知りたいならこの本を一冊読めばいいかな、と思える本でもあるわけです。
ぶっちゃけジムロジャーズが本当に全部書いたであろう最後の本「ストリートスマート」が日本で出版されてすでに5年以上たってますからね。今からジムロジャーズを読んでもすでに高値の株を掴むようなもの。ジムロジャーズも事あるごとに言ってるじゃないですか「私は嫌われてる物が好きです」って。今、これだけ話題になってるジムロジャーズの古い本を今から読んでも手遅れですから。
ただ、アマゾン売り上げランキングの新書部門で1位ですから話題性はあるんでしょう。最近の話題を短時間で知りたいって人の為にはこういう本もありかなー、なんて思ったので星三つです。
もっとも、こういう過去の書籍をまとめただけなのにそれを言わないで全部、新規インタビューみたいな書き方とかは自分はあまりよろしくないと思うなー
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日本への警告 米中朝鮮半島の激変から人とお金の動きを見抜く (講談社+α新書) 新書 – 2019/7/20
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紀伊國屋書店月間ランキング1位(新書部門・7月17日~8月15日)!
発売1ヵ月で6刷!
いま中国や朝鮮半島で起きている劇的な変化は、日本にどんな危機をもたらすのか?
どうすれば日本人はその危機を打ち破り、新しい未来を築けるのか?
世界的投資家だけに見えている日本の未来の切り開き方!
「日本人は今、何かがおかしいとわかっているのではないか? 少子高齢化と巨額の長期債務残高を放置しても破綻しない『ニューエコノミー』など、存在しないのだ」
つねに人の先を読み、目先の動きにとらわれずに決断し、偉大な成功を遂げてきた世界的投資家、ジム・ロジャーズ。彼の目から見れば、日本にはあきらかに大きな危機が訪れている。それは根本的で長期的な危機、すなわち人口減少と財政破綻だ。放置すれば破滅的未来しか待ち受けない重大な危機であるにもかかわらず、日本人は手を打とうとしているように見えない。ここ10年で近隣のアジア諸国が劇的に力をつけてきたのと比べれば目がくらむほどの落差ができたというのに。
「日本は世界で最も素晴らしい国のひとつになれるし、なるべきだ」
政府はけっして国民のためを考えて政策を立案しているわけではない。あなたのお金は官邸や財務省よりもあなた本人のほうがずっとその使途をあやまらない。権力、常識、他人の言うことに頼るのではなく、みずから観察し、未来を見抜く目を持つことが、あなたの仕事と生命、子どもを守る。著者がみずから生まれ故郷から脱出して新天地で成功を手に入れたのと同じものを、本書を読めば手中にできる。その知恵と勇気を授かる話題書が、ついにここに誕生した。
第一章 日本人が見て見ぬ振りをする、破滅的な未来
第二章 日本人が今克服すべき課題
第三章 アメリカ、中国、朝鮮半島――これが変化の本質だ
第四章 家族とお金を守るために私が学んだ九つの成功法則
第五章 これからの時代に勝つ投資
発売1ヵ月で6刷!
いま中国や朝鮮半島で起きている劇的な変化は、日本にどんな危機をもたらすのか?
どうすれば日本人はその危機を打ち破り、新しい未来を築けるのか?
世界的投資家だけに見えている日本の未来の切り開き方!
「日本人は今、何かがおかしいとわかっているのではないか? 少子高齢化と巨額の長期債務残高を放置しても破綻しない『ニューエコノミー』など、存在しないのだ」
つねに人の先を読み、目先の動きにとらわれずに決断し、偉大な成功を遂げてきた世界的投資家、ジム・ロジャーズ。彼の目から見れば、日本にはあきらかに大きな危機が訪れている。それは根本的で長期的な危機、すなわち人口減少と財政破綻だ。放置すれば破滅的未来しか待ち受けない重大な危機であるにもかかわらず、日本人は手を打とうとしているように見えない。ここ10年で近隣のアジア諸国が劇的に力をつけてきたのと比べれば目がくらむほどの落差ができたというのに。
「日本は世界で最も素晴らしい国のひとつになれるし、なるべきだ」
政府はけっして国民のためを考えて政策を立案しているわけではない。あなたのお金は官邸や財務省よりもあなた本人のほうがずっとその使途をあやまらない。権力、常識、他人の言うことに頼るのではなく、みずから観察し、未来を見抜く目を持つことが、あなたの仕事と生命、子どもを守る。著者がみずから生まれ故郷から脱出して新天地で成功を手に入れたのと同じものを、本書を読めば手中にできる。その知恵と勇気を授かる話題書が、ついにここに誕生した。
第一章 日本人が見て見ぬ振りをする、破滅的な未来
第二章 日本人が今克服すべき課題
第三章 アメリカ、中国、朝鮮半島――これが変化の本質だ
第四章 家族とお金を守るために私が学んだ九つの成功法則
第五章 これからの時代に勝つ投資
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2019/7/20
- 寸法11.6 x 1.3 x 17.3 cm
- ISBN-104065160790
- ISBN-13978-4065160794
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
年金破綻、超円安、総貧困化で、人もお金も日本脱出…。国の破滅を日本人は放置するのか?世界的投資家だけに見える戦慄の未来あなたなら、どうする?
著者について
ジム・ロジャーズ
1942年米国アラバマ州出身の世界的投資家。
イェール大学とオックスフォード大学で歴史学を修めたのち、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年で4200%という驚異的なリターンを叩き出す。37歳で引退後はコロンビア大学で金融論を教えるなど活躍。2007年に「アジアの世紀」の到来に予測して家族でシンガポールに移住し、その後も数多くの投資活動と講演をおこなう。
主要著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 』『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』(以上、日経ビジネス人文庫)、『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』(プレジデント社)、『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』(PHP新書)がある。
小里 博栄
1971年神戸市生まれのグローバル起業家、社会心理学者。
ロンドン(LSE)大学卒、オックスフォード大学で修士取得。英税理士。英ベンチャー大手ヴァージン・グループ、ダイソンの日本進出マーケティング担当。2006年(株)LA DITTA創業。インド初の寿司の宅配ビジネス、10万人規模のイベントなど複数のプロジェクトを進める。神戸の国際学校の最年少理事長を経験。400年続く日本の老舗企業の海外事業開発なども手がける。現在博士号取得目指し仕事を続けながらSBSスイスビジネススクール在籍。シンガポール、ムンバイ在住。東京、京都、ロンドンにも拠点を設ける。
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP認定者。
1978年三重県生まれ。外資系投資銀行を経てFPとして独立。2015年からシンガポールに移住する。著書に『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』(講談社+α新書)他がある。海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトを運営。
1942年米国アラバマ州出身の世界的投資家。
イェール大学とオックスフォード大学で歴史学を修めたのち、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年で4200%という驚異的なリターンを叩き出す。37歳で引退後はコロンビア大学で金融論を教えるなど活躍。2007年に「アジアの世紀」の到来に予測して家族でシンガポールに移住し、その後も数多くの投資活動と講演をおこなう。
主要著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 』『冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見』(以上、日経ビジネス人文庫)、『世界的な大富豪が人生で大切にしてきたこと60』(プレジデント社)、『お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する』(PHP新書)がある。
小里 博栄
1971年神戸市生まれのグローバル起業家、社会心理学者。
ロンドン(LSE)大学卒、オックスフォード大学で修士取得。英税理士。英ベンチャー大手ヴァージン・グループ、ダイソンの日本進出マーケティング担当。2006年(株)LA DITTA創業。インド初の寿司の宅配ビジネス、10万人規模のイベントなど複数のプロジェクトを進める。神戸の国際学校の最年少理事長を経験。400年続く日本の老舗企業の海外事業開発なども手がける。現在博士号取得目指し仕事を続けながらSBSスイスビジネススクール在籍。シンガポール、ムンバイ在住。東京、京都、ロンドンにも拠点を設ける。
花輪 陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP認定者。
1978年三重県生まれ。外資系投資銀行を経てFPとして独立。2015年からシンガポールに移住する。著書に『少子高齢化でも老後不安ゼロ シンガポールで見た日本の未来理想図』(講談社+α新書)他がある。海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトを運営。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ロジャーズ,ジム
1942年米国アラバマ州出身の世界的投資家。イェール大学とオックスフォード大学で歴史学を修めたのち、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年で4200%という驚異的なリターンを叩き出す。37歳で引退後はコロンビア大学で金融論を教えるなど活躍。2007年に「アジアの世紀」の到来を予測して家族でシンガポールに移住し、その後も数多くの投資活動および啓蒙活動をおこなう
小里/博栄
1971年神戸市生まれのグローバル起業家、社会心理学者。ロンドン(LSE)大学卒、オックスフォード大学で修士取得。英税理士。英ベンチャー大手ヴァージン・グループ、ダイソンの日本進出マーケティング担当。2006年(株)LA DITTA創業。インド初の寿司の宅配ビジネス、10万人規模のイベントなど複数のプロジェクトを進める。神戸の国際学校の最年少理事長を経験。400年続く日本の老舗企業の海外事業開発なども手がける。現在博士号取得目指し仕事を続けながらSBSスイスビジネススクール在籍。シンガポール、ムンバイ在住。東京、京都、ロンドンにも拠点を設ける
花輪/陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP認定者。1978年三重県生まれ。外資系投資銀行を経てFPとして独立。2015年からシンガポールに移住する。海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトを運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1942年米国アラバマ州出身の世界的投資家。イェール大学とオックスフォード大学で歴史学を修めたのち、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年で4200%という驚異的なリターンを叩き出す。37歳で引退後はコロンビア大学で金融論を教えるなど活躍。2007年に「アジアの世紀」の到来を予測して家族でシンガポールに移住し、その後も数多くの投資活動および啓蒙活動をおこなう
小里/博栄
1971年神戸市生まれのグローバル起業家、社会心理学者。ロンドン(LSE)大学卒、オックスフォード大学で修士取得。英税理士。英ベンチャー大手ヴァージン・グループ、ダイソンの日本進出マーケティング担当。2006年(株)LA DITTA創業。インド初の寿司の宅配ビジネス、10万人規模のイベントなど複数のプロジェクトを進める。神戸の国際学校の最年少理事長を経験。400年続く日本の老舗企業の海外事業開発なども手がける。現在博士号取得目指し仕事を続けながらSBSスイスビジネススクール在籍。シンガポール、ムンバイ在住。東京、京都、ロンドンにも拠点を設ける
花輪/陽子
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)、CFP認定者。1978年三重県生まれ。外資系投資銀行を経てFPとして独立。2015年からシンガポールに移住する。海外に住んでいる日本人のお金に関する悩みを解消するサイトを運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2019年7月21日に日本でレビュー済み
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1)日本人は下を向いている!!
最近、街を歩いている日本人の表情を見て気になることがある。どこか不安げだ。「何かがおかしい」ことが
分かっていながら、「何がおかしいのか!?」根本原因を見いだせないでいる。
世界を旅してきて様々な国の人々の表情を見てきたからこそ、そう感じたという。日本の公的年金制度はいず
れ破綻するのではないか!?少子高齢化、多額の財政赤字に伴う長期債務残高など、認識しつつも、あえて思
考停止しているのではないか!?
確かに、日本は、素晴らしい観光の地であり、豊かな伝統や文化を持つ、何より世界最高のインフラが備わっ
ている。
しかし、バブル絶頂期の「今度は違う「日本は違う」という自信も失われた。巨額の貿易黒字を貯め、世界最
大規模の外貨準備高を得るため、品質のよいものを作るべく邁進してきた、かつての「正しい戦略」が採れな
いでいる。
日限が紙幣をすれば、最初に株価は上昇する、が、代償に日本円の価値は下落する。いずれ、物価は上昇し、
高齢者や若者はむしろ苦しい暮らしを強いられる。輸入に頼る食品は価格が上昇し、建設コストや製造コスト
が高くなり、結局、アベノミクスの恩恵を受けるのは、一部のトレーダ-や大企業ということになる。
G20全体のGDPを今後5年間で2%以上引き上げる目標が示されている。麻生財務相は「達成不可能ではない」
と語るが、ロジャーズジムは「とうてい無理だ」という。あなたは、どちらの言を信じるだろうか!?
2)移民受け入れは真摯な問題、されど、日本人のアイデンティティーが許さない!
少子化対策には、「子は宝」であるという意識を社会に浸透させるとともに、「家のことは女性がすべき」と
い古い伝統は捨てるべきで、移民の受け入れを積極的に進めるべきと提言している。
無論、「外国人に仕事を奪われる」というが、実際には移民が雇用を生み出しているという。シンガポールも、
世界各国の人材を受け入れたから、今の地位にあるという。「移民はいらない」と言えば、国家は衰退する。
安部首相は「特定技能」を習得した外国人労働者の受け入れで段階的な舵取りを緻密に行っている。
今の日本は、イギリスやポルトガル、スペインといった凋落した覇権国と同じである。シャープが台湾の子会
社になったように、海外資本によりまったく違うルールが導入される可能性だってある。また、数百年後まで
確実に残っている言語は、英語、中国語、スペイン語とまで言っている。
3)貯めた貯金と政府からの老後資金を充てにするだけで大丈夫!?
このような状況下で、日本人にとっては日本国外に投資することは重要であると提言する。日本で貯めた貯金
と政府からの老後資金を充てにしてよいものか!?
日本円が下落し、老齢化で身動きできなくなってからでは遅い。もし日本で自宅を購入しているのであれば、
売却して海外に移住するか、資金を移すことを勧めたいと言っている。「できる」と思えば案外できるものだ。
英語を使うのに自信がなくても、コミュニケーション力をつければ、活躍できる場所は海外にいくらでもある。
また、移住先の国で投資を考えるならば、その国の歴史を調べることだ。移住せずとも、日本にいながら未来
の先読みには、外貨の利用方法を考えるべきで、その際にも歴史の熟知は不可欠である。民族や宗教は自らの
アイデンティティーとも託生の問題でもある。
4)中国の覇権は厄介だ!!
殊に、中国は史上何度も世界の頂点に立ってきた唯一の国であるという。中国人こそが最も優秀な資本主義者と、
ロジャーズジムはベタ褒めである。中国には、「先賞試、後管制」があり、国民が備える商魂や勤勉さをまず奨
励し、問題があれば後で規制に乗り出す。“何でもあり”のパワーは、今やアメリカの10倍近いエンジニアを輩出
している。ファーウェイ-に対してトランプが危機感を抱くのも当然だ。さらに言えば、今の日本は、“何でも
マニュアル”であり、エンジニアを輩出どころか、それこそ“逆行”している。
しかも、中国は、「自分たちの言うとおりにせよ」「自分たちが所有する」という支配ではなく、むしろ、「こ
れはあなた方のお金です」「自分たちの好きなようにやってください」という“したたかさ”も歴史的に学んでい
る。非常に“厄介な存在”だ。日本の政治家、官僚、マスコミ、までもが、この“毒果”に犯され、“利権構造の温床”
とも言えよう。覇権国は近隣国を支配する、そういうことだ。
5)統一朝鮮、まさか、日本の結末は、君ならどこまで予見する!?
近隣国の韓国において、サムソンの株価が短期的に低迷したからといって、韓国経済の不調が続くとは考えてい
ないと言う。北朝鮮というフロンティアは、統一朝鮮を引き起こす、それも遠くない未来に起こる。3回に渡る
米朝首脳会談を甘く見てはいけない。
無論、いくつかのハードルはある。香港の返還の例に習うかも知れない。韓国駐留の3万の軍隊が引き上げれば
トランプ票になる。
国際金融資本は手を引いているが、統一後にはどっと乗り出す。北朝鮮の鉱物資源は魅力的だ。米国と統一朝鮮で
独占経済協力体制を図ることもあり得る。現状、韓国への輸入3品目規制から始まる日本の韓国への規制が中長期
的に裏目にでることも考えられる。さらに言えば、日本はその分、防衛費の負担が増える暗い未来ということも。
6)ロジャーズジムからの提言。
人の言うとおりにするな!故郷にとどまるな!結婚・出産を急ぐな!自分の能力を過信するな!情熱を無視するな!
お金を気にするな!子供の情熱を無視するな!お金について学ぶことを怠るな!何のために稼ぐのか忘れるな!
そして、投資は、安く買って、高く売る!価値があると「知っていた」から勝つ!「知らない」といって分散投
資するな!情報源は新聞と年次報告書!情報は疑え!「安全」という言葉を信じるな!好機は危機に潜む!金融
業界は終わる、MBAはいらない!大衆ヒステリーは見抜け!間違いから学べ!
すべては“触媒”に敏感になることだ。
最近、街を歩いている日本人の表情を見て気になることがある。どこか不安げだ。「何かがおかしい」ことが
分かっていながら、「何がおかしいのか!?」根本原因を見いだせないでいる。
世界を旅してきて様々な国の人々の表情を見てきたからこそ、そう感じたという。日本の公的年金制度はいず
れ破綻するのではないか!?少子高齢化、多額の財政赤字に伴う長期債務残高など、認識しつつも、あえて思
考停止しているのではないか!?
確かに、日本は、素晴らしい観光の地であり、豊かな伝統や文化を持つ、何より世界最高のインフラが備わっ
ている。
しかし、バブル絶頂期の「今度は違う「日本は違う」という自信も失われた。巨額の貿易黒字を貯め、世界最
大規模の外貨準備高を得るため、品質のよいものを作るべく邁進してきた、かつての「正しい戦略」が採れな
いでいる。
日限が紙幣をすれば、最初に株価は上昇する、が、代償に日本円の価値は下落する。いずれ、物価は上昇し、
高齢者や若者はむしろ苦しい暮らしを強いられる。輸入に頼る食品は価格が上昇し、建設コストや製造コスト
が高くなり、結局、アベノミクスの恩恵を受けるのは、一部のトレーダ-や大企業ということになる。
G20全体のGDPを今後5年間で2%以上引き上げる目標が示されている。麻生財務相は「達成不可能ではない」
と語るが、ロジャーズジムは「とうてい無理だ」という。あなたは、どちらの言を信じるだろうか!?
2)移民受け入れは真摯な問題、されど、日本人のアイデンティティーが許さない!
少子化対策には、「子は宝」であるという意識を社会に浸透させるとともに、「家のことは女性がすべき」と
い古い伝統は捨てるべきで、移民の受け入れを積極的に進めるべきと提言している。
無論、「外国人に仕事を奪われる」というが、実際には移民が雇用を生み出しているという。シンガポールも、
世界各国の人材を受け入れたから、今の地位にあるという。「移民はいらない」と言えば、国家は衰退する。
安部首相は「特定技能」を習得した外国人労働者の受け入れで段階的な舵取りを緻密に行っている。
今の日本は、イギリスやポルトガル、スペインといった凋落した覇権国と同じである。シャープが台湾の子会
社になったように、海外資本によりまったく違うルールが導入される可能性だってある。また、数百年後まで
確実に残っている言語は、英語、中国語、スペイン語とまで言っている。
3)貯めた貯金と政府からの老後資金を充てにするだけで大丈夫!?
このような状況下で、日本人にとっては日本国外に投資することは重要であると提言する。日本で貯めた貯金
と政府からの老後資金を充てにしてよいものか!?
日本円が下落し、老齢化で身動きできなくなってからでは遅い。もし日本で自宅を購入しているのであれば、
売却して海外に移住するか、資金を移すことを勧めたいと言っている。「できる」と思えば案外できるものだ。
英語を使うのに自信がなくても、コミュニケーション力をつければ、活躍できる場所は海外にいくらでもある。
また、移住先の国で投資を考えるならば、その国の歴史を調べることだ。移住せずとも、日本にいながら未来
の先読みには、外貨の利用方法を考えるべきで、その際にも歴史の熟知は不可欠である。民族や宗教は自らの
アイデンティティーとも託生の問題でもある。
4)中国の覇権は厄介だ!!
殊に、中国は史上何度も世界の頂点に立ってきた唯一の国であるという。中国人こそが最も優秀な資本主義者と、
ロジャーズジムはベタ褒めである。中国には、「先賞試、後管制」があり、国民が備える商魂や勤勉さをまず奨
励し、問題があれば後で規制に乗り出す。“何でもあり”のパワーは、今やアメリカの10倍近いエンジニアを輩出
している。ファーウェイ-に対してトランプが危機感を抱くのも当然だ。さらに言えば、今の日本は、“何でも
マニュアル”であり、エンジニアを輩出どころか、それこそ“逆行”している。
しかも、中国は、「自分たちの言うとおりにせよ」「自分たちが所有する」という支配ではなく、むしろ、「こ
れはあなた方のお金です」「自分たちの好きなようにやってください」という“したたかさ”も歴史的に学んでい
る。非常に“厄介な存在”だ。日本の政治家、官僚、マスコミ、までもが、この“毒果”に犯され、“利権構造の温床”
とも言えよう。覇権国は近隣国を支配する、そういうことだ。
5)統一朝鮮、まさか、日本の結末は、君ならどこまで予見する!?
近隣国の韓国において、サムソンの株価が短期的に低迷したからといって、韓国経済の不調が続くとは考えてい
ないと言う。北朝鮮というフロンティアは、統一朝鮮を引き起こす、それも遠くない未来に起こる。3回に渡る
米朝首脳会談を甘く見てはいけない。
無論、いくつかのハードルはある。香港の返還の例に習うかも知れない。韓国駐留の3万の軍隊が引き上げれば
トランプ票になる。
国際金融資本は手を引いているが、統一後にはどっと乗り出す。北朝鮮の鉱物資源は魅力的だ。米国と統一朝鮮で
独占経済協力体制を図ることもあり得る。現状、韓国への輸入3品目規制から始まる日本の韓国への規制が中長期
的に裏目にでることも考えられる。さらに言えば、日本はその分、防衛費の負担が増える暗い未来ということも。
6)ロジャーズジムからの提言。
人の言うとおりにするな!故郷にとどまるな!結婚・出産を急ぐな!自分の能力を過信するな!情熱を無視するな!
お金を気にするな!子供の情熱を無視するな!お金について学ぶことを怠るな!何のために稼ぐのか忘れるな!
そして、投資は、安く買って、高く売る!価値があると「知っていた」から勝つ!「知らない」といって分散投
資するな!情報源は新聞と年次報告書!情報は疑え!「安全」という言葉を信じるな!好機は危機に潜む!金融
業界は終わる、MBAはいらない!大衆ヒステリーは見抜け!間違いから学べ!
すべては“触媒”に敏感になることだ。
2019年7月20日に日本でレビュー済み
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ジム・ロジャースが日本向けに執筆した本であるが題名の中身は前半だけで、残り半分は過去の著書の焼き直しと筆者の論調と違うものを付け足した感が否めない。ジム・ロジャースの鋭敏な時代を読み取る感覚や斬新なアイデアは今も健在であるが、書籍化するために得体の知れない、らしきモノが混ぜられたのではないか。ページ数は少なくても良いので純粋なジム・ロジャースだけを読みたいと思うのは私だけではないだろう。
2019年7月27日に日本でレビュー済み
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ずいぶんと失礼な本である。日本国に対して「もうおまえは死んでいる」と宣言したようなもの。私たちがうっかりしてそのことに気がついていないだけだという。気がつけばあっというまに砂のように崩落する。最近、年金2000万円不足問題が話題になったが、そんな生易しいレベルじゃないぜ、超インフレと日本円の下落がおこって、(ギリシャと同じような)『日本沈没』が起こると予言する。はやく目を覚ませと。
ショックだったのはジムが投資を日本からすべてひきあげたこと。これからはアジアでいえば、日本よりも韓国+北朝鮮に投資する方がはるかに夢があるし儲かるということらしい。実際に二度も訪朝して自分の眼で見て判断している。中期的には韓国+北朝鮮、長期的には中国に投資。日本はゾンビだから投資しない。少子高齢化と巨額の長期債務残高を放置する日本の政策を見るとこわくて投資などできないとおっしゃる。日本が生き残る政策としてジムがリコメンドしているのは、移民推進、防衛費削減、減税、農業保護の停止などいまの日本では難しいことばかり。でも本気でこれをやらないとどうなっても知らないよと脅す。
最近うちの近くのイオンに隣接して立派なホテルができた。インバウンドをあてにしたホテルである。たまにイオンにいってベンチに座っていると、私の前をホテルからでてきた若い韓国人のカップルや中国人のファミリーが楽しそうに通っていく。あるとき、ビール片手にベンチでぼーっとしている私を見て彼らの顔に憐憫の表情が浮かぶのに気がついた。ああ、これは私が20年前にワシントンに行ったとき、家の前で所在なさげに酒を飲んでいたオジサンや老人を見たときに私が浮かべた、こいつらしようがねえなという哀れみと同じだと気がついた。そうか、そういう状況に俺はもうなっているのか。とぼとぼと肩を落として帰る道すがら考えた。もう俺には未来はないな。既得権益にしがみついて、若者の将来をさき喰いしてほそぼそと生きていくしかないのか。いつからそんな自分になったんだろう・・。
20年前に読んだジムの『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』をもう一度読み返してみよう。あの時のジムの予言がどれだけあたっているか確認したい。はずれてたら嬉しいけど。
ショックだったのはジムが投資を日本からすべてひきあげたこと。これからはアジアでいえば、日本よりも韓国+北朝鮮に投資する方がはるかに夢があるし儲かるということらしい。実際に二度も訪朝して自分の眼で見て判断している。中期的には韓国+北朝鮮、長期的には中国に投資。日本はゾンビだから投資しない。少子高齢化と巨額の長期債務残高を放置する日本の政策を見るとこわくて投資などできないとおっしゃる。日本が生き残る政策としてジムがリコメンドしているのは、移民推進、防衛費削減、減税、農業保護の停止などいまの日本では難しいことばかり。でも本気でこれをやらないとどうなっても知らないよと脅す。
最近うちの近くのイオンに隣接して立派なホテルができた。インバウンドをあてにしたホテルである。たまにイオンにいってベンチに座っていると、私の前をホテルからでてきた若い韓国人のカップルや中国人のファミリーが楽しそうに通っていく。あるとき、ビール片手にベンチでぼーっとしている私を見て彼らの顔に憐憫の表情が浮かぶのに気がついた。ああ、これは私が20年前にワシントンに行ったとき、家の前で所在なさげに酒を飲んでいたオジサンや老人を見たときに私が浮かべた、こいつらしようがねえなという哀れみと同じだと気がついた。そうか、そういう状況に俺はもうなっているのか。とぼとぼと肩を落として帰る道すがら考えた。もう俺には未来はないな。既得権益にしがみついて、若者の将来をさき喰いしてほそぼそと生きていくしかないのか。いつからそんな自分になったんだろう・・。
20年前に読んだジムの『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』をもう一度読み返してみよう。あの時のジムの予言がどれだけあたっているか確認したい。はずれてたら嬉しいけど。
2019年8月15日に日本でレビュー済み
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最近のジム・ロジャーズの本で日本・東アジアに関する部分と投資哲学をわかりやすく新書版にまとめた本です。
メッセージは単純明快で、国の長期負債は増え続け、高齢化や少子化が進む中、このままでは、破綻するのは目に見えている。財政支出見直し、女性軽視、外国人への偏見、企業の前例主義、海外の実情を見ない点などを早急に見直すべきだとしています。
彼自身は日本株をポートフォリオから全て外したと言っていますから、日本にそんな変革は無理だと読んでいるのでしょう。
安倍政権のやっている事はほぼ全部間違っている、と書いていますが、バラマキ継続と大胆な構造改革をしないことで政権を維持する自民党(とその支持者)のやっている事と言うべきでしょうか。若い人には、日本を出ろとも進めています。こうした、歯に衣を着せない意見こそ傾聴すべきでしょう。
メッセージは単純明快で、国の長期負債は増え続け、高齢化や少子化が進む中、このままでは、破綻するのは目に見えている。財政支出見直し、女性軽視、外国人への偏見、企業の前例主義、海外の実情を見ない点などを早急に見直すべきだとしています。
彼自身は日本株をポートフォリオから全て外したと言っていますから、日本にそんな変革は無理だと読んでいるのでしょう。
安倍政権のやっている事はほぼ全部間違っている、と書いていますが、バラマキ継続と大胆な構造改革をしないことで政権を維持する自民党(とその支持者)のやっている事と言うべきでしょうか。若い人には、日本を出ろとも進めています。こうした、歯に衣を着せない意見こそ傾聴すべきでしょう。







