エモット、タスカ両氏とも、90年代からの論壇登場で、「日はまた沈む」、「日本の時代は終わったか」がそれぞれの最初のものだったと記憶する。
当時、これらの論点は鋭く、本質を突いており、“ははー、そうだったのか”と感心し得心させられるところが多かった。
その後両氏とも、数点の著書を発表している。
エモット、タスカーの熱心な購読者としての私には、本書「日本の選択」はほとんど“また同じことを言ってる”と思わせることばかりである。
この著者にあまりなじみがなく、国内の評論家のものを少し読み、テレビ経済学の程度の読者には新しい視点あり、得るものがが多いであろう。
しかし馴染みの読者には退屈である。
対談という形式だから仕方ないかもしれないが。
タスカー氏はいう、「未来はすでに存在している、現在の中にすでに潜在的な未来が存在しているのだ」
そのとうり、15年前の両氏の説くところを読めば、この本はすでに存在していたのだ。
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