市民が主体となって各地域で作り上げている小さな経済の事例が20解説されていて、それぞれについて3つのポイント、ソーシャルインパクト、そして類似事例も紹介。どれも興味深く、見て回りたくなりました。特に気になった事例は、キッチンを切り口に「場づくり」と「人づくり」を実践している小金井市のタウンキッチン。心に残った文章は、愛知県長久手市コジカラ村の紹介で出てきた、「自然は思うようにならない。同じように、子どもも、高齢者も思うにようにならないもの。自分の気持ちさえ思うようにならないのに、自分の子どもや介護している人を思い通りにさせようとしていないか。人間も自然の一部で、思うようにならないんだということを、子どもたちは成長する中で学ぶ。」
事例紹介の後に、「シビックエコノミー実現のための実行ガイド」として事例から得られた学びが紹介されています。(ここは中途半端。)
「おわりに」の編集者の 紫牟田伸子さんの想いに共感できる人におすすめ→「近代の経済は市民を消費者に仕立ててきました。ものごとが商品として細分化されて処方され、消費されていきます。土地もどんどん細かく小さくなって所有されています。コミュニティも家族も世代も好みもどんどんわけられていきます。本当は1人1人の幸福を目指しているはずなのに、ますます遠くに行くような気がしてなりません。」「シビックエコノミーは分断された神経系をつなぎ直すアクションの連鎖です。」「シビックエコノミーがこれからの『あたりまえ』になることを目指していきたいと思います。」
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