- 単行本: 240ページ
- 出版社: クレイン (2019/11/28)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4906681557
- ISBN-13: 978-4906681556
- 発売日: 2019/11/28
- 梱包サイズ: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
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日本のなかの朝鮮 金達寿伝 (日本語) 単行本 – 2019/11/28
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単行本, 2019/11/28
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商品の説明
内容紹介
日本列島と朝鮮半島の関係を対等なものにするために。
生涯を日本人の朝鮮認識の更新に尽くした在日朝鮮人知識人の、初めての本格評伝
【目次より】
序――「朝鮮隠し」のカラクリから抜け出す
第一章 誕生から〈解放〉まで
生い立ち
幼少期
〈他郷暮らし〉の始まり
大学と文学――二つの夢
大学生活
金史良との交友
新聞記者として
第二章 民族主義青年から共産主義者へ
喜びと後悔と
在日朝鮮人文学者組織の結成と活動
中野重治との縁
『民主朝鮮』の苦境
日本共産党入党
二つの旅行
「日本共産党の五〇年問題」と『文学芸術』
「五〇年問題」の中で
第三章 政治組織と文学運動
「玄海灘」とその広がり
志賀直哉との文学的闘争から「朴達の裁判」へ
窮乏の生活
リアリズム研究会から現代文学研究会まで
在日朝鮮人運動の路線転換から韓徳銖―金炳植体制の確立、除名まで
『鶏林』と『朝陽』
金嬉老事件
〈解放〉後の兄妹の生活・母の死・離婚
金章明の結婚、孫の誕生、父子間の葛藤
第四章 文学から古代日朝関係史へ
古代日朝関係史への関心の芽生え
歴史への関心の深まり
『日本のなかの朝鮮文化』創刊と初期の活動
『日本の中の朝鮮文化』シリーズの始まり
古代史研究の動機と問題意識
古代史ブームの中で
司馬遼太郎との交友
『季刊三千里』創刊
第五章 訪韓とその余波
訪 韓
『日本のなかの朝鮮文化』終刊
韓国に「日本の中の朝鮮文化」を紹介
八〇年代の『季刊三千里』
全斗煥大統領訪日と天皇の「お言葉」
『季刊三千里』終刊
第六章 晩 年
『季刊青丘』
文学活動の終わり
『日本の中の朝鮮文化』完結と続編の連載
NHK番組「世界・わが心の旅──韓国・はるかなる故国」
死去から「金達寿文庫」開設まで
それぞれの最期
あとがき
金達寿年譜
主要参考文献
出版社からのコメント
在日朝鮮人文学を代表する作家・金達寿(キムダルス)。
彼は文学活動のみならず、雑誌『日本のなかの朝鮮文化』『季刊三千里』等で
日本のなかの朝鮮遺跡の紹介・在日朝鮮人の歴史と現状を精力的に論じて、
日本人の朝鮮認識の更新に生涯を尽くします。
その軌跡を日朝間の時代背景・政治状況も踏まえて辿る本評伝は、
日本列島と朝鮮半島が互いに理解し合いうために今後必要となる道筋を示してくれています。
日韓・日朝関係の未来は過去からの努力の足跡を辿ることから生まれると思います。
ぜひ、あらためて金達寿の生涯に触れてみてください。
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