安保法制をめぐって国会前で「民主主義ってなんだ? これだ」と自問自答を繰り返す集団を見て、そう言えば民主主義ってなんだっけと思いこの本を読んでみました。旧題は'94年の「田中角栄の遺言」であり、目次を見たらロッキード裁判とか書いてあるので、さすがに時代遅れだ、買わなきゃよかったと思いましたが読んでみたら価値ある本でした。
裁判とは被告が犯人かどうかの真実を明らかにするためのものだと思っていましたが、それはまさしく自分の頭が江戸時代の封建社会の頭だという証拠でした。本書のタイトルは21世紀日本にも通じるものです。
田中角栄も21世紀の民主党政権も脱官僚制を目指したのは一緒ですが、官僚を人心掌握して操った角栄と、官僚と完全に敵対して無力化した民主党の対称性が見えました。ネタは古すぎますが現代でも民主主義や立憲主義の基本は変わっていないので読む価値があります。
日本いまだ近代国家に非ずー国民のための法と政治と民主主義ー 単行本 – 2010/12/21
小室 直樹
(著)
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本の長さ367ページ
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出版社ビジネス社
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発売日2010/12/21
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ISBN-104828416226
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ISBN-13978-4828416229
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商品の説明
著者について
小室 直樹 (こむろ・なおき) 政治学者、経済学者。 昭和7(1932)年、東京生まれ。 京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学法学博士。 この間、フルブライト留学生としてアメリカに留学し、ミシガン大学大学院でスーツ博士に計量経済学を、マサチューセッツ工科大学大学院でサムエルソン博士(1970年ノーベル賞)とソロー博士(1987年ノーベル賞)に理論経済学を、ハーバード大学大学院ではアロー博士(1972年ノーベル賞)とクープマン博士(1975年ノーベル賞)に理論経済学を、スキナー博士に心理学を、パースンズ博士に社会学を、ホマンズ教授に社会心理学を学ぶ。 著書に 『奇跡の近上天皇』(PHP研究所) 『ソビエト帝国の崩壊』『韓国の悲劇』『国民のための経済原論I・II』(光文社) 『「天皇」の原理』(文芸春秋) 『小室直樹の資本主義原理』『日本人のための経済原論』『数学嫌いな人のための数学』『論理の方法』(東洋経済新報社) 『日本の敗因』(講談社) 『信長』(ビジネス社) その他、多数
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小室/直樹
政治学者、経済学者。昭和7(1932)年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学法学博士。この間、フルブライト留学生としてアメリカに留学し、ミシガン大学大学院でスーツ博士に計量経済学を学ぶ。マサチューセッツ工科大学大学院でサムエルソン博士からPh.D Economicsを授与さる。平成22(2010年)9月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
政治学者、経済学者。昭和7(1932)年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒業。大阪大学大学院経済学研究科、東京大学大学院法学政治学研究科修了。東京大学法学博士。この間、フルブライト留学生としてアメリカに留学し、ミシガン大学大学院でスーツ博士に計量経済学を学ぶ。マサチューセッツ工科大学大学院でサムエルソン博士からPh.D Economicsを授与さる。平成22(2010年)9月、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ビジネス社 (2010/12/21)
- 発売日 : 2010/12/21
- 単行本 : 367ページ
- ISBN-10 : 4828416226
- ISBN-13 : 978-4828416229
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- - 2,121位政治入門
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2015年12月21日に日本でレビュー済み
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2011年1月2日に日本でレビュー済み
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渡部昇一氏も指摘されておられるようにコーチャン氏の証言に対して反対尋問を許さなかった
ロッキード裁判は紛れも無い暗黒裁判であったと言えよう。曲がりなりにも法律の専門家と称
する人ならばこのことは誰でも理解できるに違いない。知っていながら口を閉じていたのだ。
裁判所こそ、行政権力の恣意から人民の権利を守る城砦である。このデモクラシーの公理を殆
どの日本人は知らない。現在の日本は近代民主主義の根本条件である三権分立が機能していな
い。役人にすべて簒奪されてしまった。議会主義デモクラシーが機能するための条件、討論に
よる国策の決定と議員立法を実践したのは田中角栄ただ一人である。
田中角栄は役人を自在にコントロールし、議員立法を33件も通している。国会議員の意思が法
律を決定するという仕組みの重要性を熟知していた。角栄こそ日本における唯一の立憲政治家
であり、デモクラシー政治家であった。
近代デモクラシーとは何か?日本は民主主義国家といえるのか?今まであまりにも無知であった
ことに今更ながら気づきました。私は高卒であり、無学な者ですが小室直樹氏の著作により
実に多くのことを学び、学問の楽しさ、科学的な思考の仕方も教えていただいたように思います。
世紀の大学者、小室直樹先生のご冥福をお祈りいたします。
ロッキード裁判は紛れも無い暗黒裁判であったと言えよう。曲がりなりにも法律の専門家と称
する人ならばこのことは誰でも理解できるに違いない。知っていながら口を閉じていたのだ。
裁判所こそ、行政権力の恣意から人民の権利を守る城砦である。このデモクラシーの公理を殆
どの日本人は知らない。現在の日本は近代民主主義の根本条件である三権分立が機能していな
い。役人にすべて簒奪されてしまった。議会主義デモクラシーが機能するための条件、討論に
よる国策の決定と議員立法を実践したのは田中角栄ただ一人である。
田中角栄は役人を自在にコントロールし、議員立法を33件も通している。国会議員の意思が法
律を決定するという仕組みの重要性を熟知していた。角栄こそ日本における唯一の立憲政治家
であり、デモクラシー政治家であった。
近代デモクラシーとは何か?日本は民主主義国家といえるのか?今まであまりにも無知であった
ことに今更ながら気づきました。私は高卒であり、無学な者ですが小室直樹氏の著作により
実に多くのことを学び、学問の楽しさ、科学的な思考の仕方も教えていただいたように思います。
世紀の大学者、小室直樹先生のご冥福をお祈りいたします。
2011年11月14日に日本でレビュー済み
角栄が世を去った今、日本のデモクラシーは「役人クラシー」によって踏みじられている・・・こう主張する著者の本を読むと、如何に田中角栄が我が国の政治家として素晴らしかったかが分かる。弟子の副島氏の著作等でも説明されているので、大枠は理解していたつもりであったが、師匠のこの本を読んで改めてそう感じた。
そもそも、デモクラシーについては、
-政治にかかるお金は自由のためのコストと考えるのが真のデモクラシー近代国家
-デモクラシーの維持にはコストがかかるもので、米国もシーザー(独裁者)を出さないための努力として大統領の3選を禁止した。
-政治家が清廉でさえあれば良いというのは考えもの(ナチスも正当化されてしまう。)で、日本も大正デモクラシーの後、相対的に清廉な軍人宰相や貴族政治家になったもののこれが導いた先の大戦を見よ。
-議会における討論を通じて国策が決定されることがデモクラシーの基本(翻って、今はどうか!討論等行われず、官僚作成の答弁を読みあげるのみ!討論がないのはデモクラシーがないのと同じ・・・確かにそうだ!)
-デモクラシーの反対はシオクラシー(神権政治)
-自由主義と民主主義の二つが結合した所の近代デモクラシーは滅多に出現しない。
また、賄賂についての解説も秀逸で、
-政治家には政治家の徳がある。
-日本の賄賂は人間関係確立のためのもの」で、現代も「手土産」があるのはその証。
-あの水野忠邦も「要路」開発に賄賂を使ったし、そもそも徳川幕府に賄賂を規制する法的根拠なかった。
-田中角栄の『金』は忠誠の証だったから、正直に断ると角栄は烈火の如く怒った。
-他方、西欧は「行為」の購入に賄賂を使う。
資本主義については、
-金を受け取ったら必ず仕事をするというのが資本主義
-資本主義の精神が未発達の日本では、田中式
他にも、
-最高の政治道徳とは、国民の経済生活を保障すること
-官僚の特性は、1既存の法律の上で動き新たな意思決定はできない、2減点主義だから責任は取りたくない、3入省年次が序列で人事に口出しは無用、4薄給で天下らなければ割に合わず天下りは給与の後払いと思っている、5権限拡大のためなら一所懸命になる。
-行政権力から被告の権利を守るのが裁判官の役割
-物証が得られる過程に手続き上の欠点があれば証拠ではなくなるのがデモクラシー
-王政:単独支配で良い政治、僭主制:単独の支配者が法を守らず悪い独裁者になってしまった場合
-三権の影響の及ぼし方の順序は、立法→行政→司法;人事の流れ(任命権)をみてもこの順番(国会→内閣→裁判所)
-銃社会のアメリカ:銃で殺される人の数が交通事故の死亡者よりも、ベトナム戦争の戦死者よりも多い。
などなど、ツボを付いた指摘が満載である。
そもそも、デモクラシーについては、
-政治にかかるお金は自由のためのコストと考えるのが真のデモクラシー近代国家
-デモクラシーの維持にはコストがかかるもので、米国もシーザー(独裁者)を出さないための努力として大統領の3選を禁止した。
-政治家が清廉でさえあれば良いというのは考えもの(ナチスも正当化されてしまう。)で、日本も大正デモクラシーの後、相対的に清廉な軍人宰相や貴族政治家になったもののこれが導いた先の大戦を見よ。
-議会における討論を通じて国策が決定されることがデモクラシーの基本(翻って、今はどうか!討論等行われず、官僚作成の答弁を読みあげるのみ!討論がないのはデモクラシーがないのと同じ・・・確かにそうだ!)
-デモクラシーの反対はシオクラシー(神権政治)
-自由主義と民主主義の二つが結合した所の近代デモクラシーは滅多に出現しない。
また、賄賂についての解説も秀逸で、
-政治家には政治家の徳がある。
-日本の賄賂は人間関係確立のためのもの」で、現代も「手土産」があるのはその証。
-あの水野忠邦も「要路」開発に賄賂を使ったし、そもそも徳川幕府に賄賂を規制する法的根拠なかった。
-田中角栄の『金』は忠誠の証だったから、正直に断ると角栄は烈火の如く怒った。
-他方、西欧は「行為」の購入に賄賂を使う。
資本主義については、
-金を受け取ったら必ず仕事をするというのが資本主義
-資本主義の精神が未発達の日本では、田中式
他にも、
-最高の政治道徳とは、国民の経済生活を保障すること
-官僚の特性は、1既存の法律の上で動き新たな意思決定はできない、2減点主義だから責任は取りたくない、3入省年次が序列で人事に口出しは無用、4薄給で天下らなければ割に合わず天下りは給与の後払いと思っている、5権限拡大のためなら一所懸命になる。
-行政権力から被告の権利を守るのが裁判官の役割
-物証が得られる過程に手続き上の欠点があれば証拠ではなくなるのがデモクラシー
-王政:単独支配で良い政治、僭主制:単独の支配者が法を守らず悪い独裁者になってしまった場合
-三権の影響の及ぼし方の順序は、立法→行政→司法;人事の流れ(任命権)をみてもこの順番(国会→内閣→裁判所)
-銃社会のアメリカ:銃で殺される人の数が交通事故の死亡者よりも、ベトナム戦争の戦死者よりも多い。
などなど、ツボを付いた指摘が満載である。
ベスト1000レビュアー
本書は、1994年に刊行された『田中角栄の遺言』を、タイトルを変えて再刊したものである。内容は、田中角栄の再評価を中心に、日本の政治体制を論じたものであるが、民主党政権が迷走している現在、少しも古めかしさを感じさせない。著者の本質を抉り出す能力が超一流であることの証しであろう。
「最良の官僚は、最悪の政治家である」(マキャヴェッリ)であることを理解すれば、官僚の典型である軍人が支配した戦前の日本が最悪の結末(沖縄決戦、本土大空襲、広島・長崎の原爆など)に導かれたのも当然かもしれない。戦後長く続いた自民党政権が、実質的には官僚丸投げ政権であったことは周知の通りである。この「伝統」に抗し、官僚を自在に使いこなした稀有の政治家が田中角栄であったが、結局は官僚体制の猛反撃の中で斃れた。田中角栄亡き後の日本の状況は惨憺たるもので、政治家は官僚の小間使いに成り下がってしまった。東電福島原発事故の遠因には、官僚主義国家があると考えて間違いない。このように、本書の射程距離は現在にまで十分届いている。
著者は、政治体制の本質にも言及している。民主主義は本来「暴民政治」であり、自由主義とは政治の権力から国民の権利を守ることである、と喝破し、国会における徹底した議論の重要性を説いている。本書は、通説に惑わされることなく、ものごとの本質に立ち戻り考えることの重要性を教えてくれる本である。
「最良の官僚は、最悪の政治家である」(マキャヴェッリ)であることを理解すれば、官僚の典型である軍人が支配した戦前の日本が最悪の結末(沖縄決戦、本土大空襲、広島・長崎の原爆など)に導かれたのも当然かもしれない。戦後長く続いた自民党政権が、実質的には官僚丸投げ政権であったことは周知の通りである。この「伝統」に抗し、官僚を自在に使いこなした稀有の政治家が田中角栄であったが、結局は官僚体制の猛反撃の中で斃れた。田中角栄亡き後の日本の状況は惨憺たるもので、政治家は官僚の小間使いに成り下がってしまった。東電福島原発事故の遠因には、官僚主義国家があると考えて間違いない。このように、本書の射程距離は現在にまで十分届いている。
著者は、政治体制の本質にも言及している。民主主義は本来「暴民政治」であり、自由主義とは政治の権力から国民の権利を守ることである、と喝破し、国会における徹底した議論の重要性を説いている。本書は、通説に惑わされることなく、ものごとの本質に立ち戻り考えることの重要性を教えてくれる本である。
2011年10月4日に日本でレビュー済み
メディアと検察の信用はとっくに地に落ちているが
遂に裁判官の信用も地に落ちた。
その功労者が陸山会事件判決の登石郁郎裁判長である。
裁判所こそ、行政権力の恣意(思いのまま)から人民(国民)の権利を守る城塞である。
これがデモクラシーの公理である。
ところが、このデモクラシーの公理を殆どの日本人は知らない。
マスコミも知らない。検事も知らない。弁護士も知らない。裁判官も知らない。誰も知らない。
デモクラシー裁判であるのかないのか。
そのための判定条件は「刑事裁判において、裁判官は被告の味方であること」
勿論、裁判官は公正でなければならない。しかし、中立であってはならないのである。
行政権力である原告(検事)から被告(の権利)を守る。
これが、『デモクラシー諸国における裁判官の役割である』
お分かりですかな登石裁判長。
刑事裁判において、挙証責任(これが事実であると証明する責任)は、原告である検察官(検事)の側にある。
検事は公開された法廷で被告人が有罪であることを、完全に合法的、かつ「合理的な疑いの余地のない」ほど明確に立証しなければならない。
近代刑事裁判は「検事の裁判」であると言われる。
裁判官の役目は、検事の立証に少しでも瑕瑾(きず、欠点)があるかどうか、それだけを裁判すればよい。
その他のことは、いっさい、風馬牛(関知しない)でよい。
完全に合法的であるか、証拠が完璧に実証されているかどうか、それさえ検討すればよい。
ほんのわずかでも不十分な点があれば、検事(国側)の負けである。
被告は無罪である。
これが刑事裁判の大原則である。
お分かりですかな登石裁判長。
最後に、刑事裁判では状況証拠は証拠とされません。
2010年4月27日の最高裁判決で、やっと確認されました。
もちろん登石裁判長はご存じないでしょうが。
遂に裁判官の信用も地に落ちた。
その功労者が陸山会事件判決の登石郁郎裁判長である。
裁判所こそ、行政権力の恣意(思いのまま)から人民(国民)の権利を守る城塞である。
これがデモクラシーの公理である。
ところが、このデモクラシーの公理を殆どの日本人は知らない。
マスコミも知らない。検事も知らない。弁護士も知らない。裁判官も知らない。誰も知らない。
デモクラシー裁判であるのかないのか。
そのための判定条件は「刑事裁判において、裁判官は被告の味方であること」
勿論、裁判官は公正でなければならない。しかし、中立であってはならないのである。
行政権力である原告(検事)から被告(の権利)を守る。
これが、『デモクラシー諸国における裁判官の役割である』
お分かりですかな登石裁判長。
刑事裁判において、挙証責任(これが事実であると証明する責任)は、原告である検察官(検事)の側にある。
検事は公開された法廷で被告人が有罪であることを、完全に合法的、かつ「合理的な疑いの余地のない」ほど明確に立証しなければならない。
近代刑事裁判は「検事の裁判」であると言われる。
裁判官の役目は、検事の立証に少しでも瑕瑾(きず、欠点)があるかどうか、それだけを裁判すればよい。
その他のことは、いっさい、風馬牛(関知しない)でよい。
完全に合法的であるか、証拠が完璧に実証されているかどうか、それさえ検討すればよい。
ほんのわずかでも不十分な点があれば、検事(国側)の負けである。
被告は無罪である。
これが刑事裁判の大原則である。
お分かりですかな登石裁判長。
最後に、刑事裁判では状況証拠は証拠とされません。
2010年4月27日の最高裁判決で、やっと確認されました。
もちろん登石裁判長はご存じないでしょうが。