日露条約で確定した北方領土を、不法占領しているロシアは、素直に日本に返還するべきだと、思い願っている我々の心とは裏腹に、ロシアは返還する世論も行動もサラサラ見えず、スターリンが我々の願いをかなえて取り戻して呉れた島としてシッカリと保持している様子を、現場の動向から教えてくれている。
返還交渉は一筋縄では行かないだろうとの、空気を伝える、これまで知っていなかった現地の様子を知らせてくれる著作である。
これだけ詳しくこの海域の話を聞いたことが無かった。
新鮮な情報にあふれている本として高く評価するが、苦労ばかりの話で、読んでいて、心が重くなる。
ロシアも島を手放しても、それ以上の見返りがなければ、返還など思いもしないと言う国の世論だと感じさせる。
ウクライナからクリミヤをもぎ取った手口も、同じようなロシアの国民性から来ている。恐ろしい国だとの思いが高まる。
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