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日の名残り: ノーベル賞記念版 Audible版 – Unabridged

5つ星のうち 4.3 293件のカスタマーレビュー

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日の名残り: ノーベル賞記念版
カズオ イシグロ (著), 田辺 誠一 (ナレーション), 土屋 政雄 (著)
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登録情報

  • Audible版
  • 再生時間: 10 時間  50 分
  • プログラムタイプ:オーディオブック
  • バージョン: Unabridged
  • 制作: Audible Studios
  • Audible 配信日: 2018/8/26
  • 言語: 日本語, 日本語
  • ASIN: B07GR66RWC
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫 Amazonで購入
恥ずかしながらノーベル文学賞受賞ということで、イシグロ氏を知りました。
早速、英国を舞台としたこの作品に興味を覚え、購入しました。初めは、自分に理解できるだろうかと不安でしたが、読み出したら一気に読めてしまいました。
翻訳が綺麗にまとまっているのも良かったと思いますが、執事の目と言葉を通して、丁寧な文章で一貫しており、それが新鮮で、却って集中して読めたのかなと思います。
私の語彙力では、この作品の素晴らしさが上手く説明出来ないかもしれませんが、スティーブンスの執事としての姿に敬服するばかりでした。父であり執事でもあるウィリアムとの話、女中頭のミス・ケントンとの話、ダーリントン卿の栄光から没落への話などが絡められ、執事としても時代の流れの中でも歴史を重ね、それが回顧されるきっかけとなった小旅行中でさえも、執事とはと職務に忠実な姿が、逆に切なくも映りました。
淡々としてはいるけど、心地よい余韻の残る作品です。
原文の英語も読めたら挑戦してみたいですね。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2015/10/17
形式: 文庫 Amazonで購入
カズオ・イシグロの3作目の長編である。素晴らしい作品だった。

英国の執事が主人公である。ソールズベリーの館。新しいアメリカ人の主人に仕える老いたスティーブンス。ミス・ケントンからの手紙。車で旅に出たスティーブンスは、長年仕えたかつての主人であるダーリントン卿の時代に想いをはせる。途中で立ち寄った地の人々との交流と過去の回想がクロスオーバーしながら、物語は淡々と進む。

登場人物たちの微妙な心の揺れをとらえた緻密な描写。2つの世界大戦と館での出来事。かつて執事であった父親。多くの使用人たち。出入りする人々。プロフェッショナリズム。ミス・ケイトンとのやりとり。作品を貫く品格。よく錬られた構成。美しい夕暮れ。

面白いとか、エキサイティングだとか、泣けるとか、そういうのではないかもしれない。しかし、読み終えて、静かだが、確かで、深い余韻に包まれた。1989年にブッカー賞を受賞したという。それだけのことはある。見事な傑作である。以前読んだ「わたしを離さないで」も、とても良い作品だった。この作家はいつかノーベル文学賞をとるだろう。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2017/12/9
形式: 文庫 Amazonで購入
人生の虚しさと希望を感じた不思議な作品。ある男性の回想を丹念にたどりながら、実は人は自分の人生を後から顧みることはできても、その当時に何かを変えることが困難であること、そして、後悔をすることも人生の宿命なのだと痛感させられた。若い人は必見だと思う。後悔しないために。同年代か、それより上の人は、心の中に一筋の涙が流れるだろう。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2017/11/18
形式: 文庫 Amazonで購入
普通の小説だと飛ばし気味に読んでしまうのですが、この作品はじっくり読みました。
読みきってしまうのがもったいないと思ったからです。
内容は素晴らしかったのですが、巻末の丸谷氏の解説はちょっと納得できないです。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2017/11/6
形式: Kindle版 Amazonで購入
話題に、乗っかって読んでみましたが、大ヒットです。
文章が透明で、読後感も爽やかで、、、あー自分の文章力のなさに、情けなくなる。
ノーベル賞とか関係なく、とにかくぜひ、読んで下さい。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2018/10/20
形式: 文庫 Amazonで購入
イシグロ氏の作品。89年、今となっては30年前、なんと35歳の時に書かれた作品ですね。なぜこの作品、この設定で書こうと思ったのか。いわゆる人気作家の作品と違って、このような作品には作家の「これを書きたい」という極めて強い意思が存在していると思うのだが。

表面的な体裁は他のレビュアーも指摘されている通りの、老境を迎えつつある、ある人物の独白と回顧録。作者の観察眼の鋭さ、時代背景などもよく調べて執筆していると思います。

旧と新、建前と本音、規律と自由、権威と凡庸、知と無知、信頼と誤解。人はこだわりゆえに向上し、かつ後退する。対比を巧みに用いて、人の営みの複雑さを丁寧に書き上げていると思います。

理想だけでは動かない。何か一つの要因で決まる事象などない。国・社会・個人、各レベルでまるで違う様相に見えて、共通して持ってる人間の特性を、執筆当時の視点で描いたのではないだろうか。

それでも作者はそれをポジティブに捉えていると思うが。

「夕方が一日でいちばんいい時間」、終場面で語る相手の男の言葉。この場面をわざわざ描いたのは、悲観するためではないだろう。なぜならそこに明日へのつながりが隠されているから。

漠然と読んでしまうと何が面白いのか分かりにくいと思うが、個人的には読後に充足感を感じました。
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