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日々ロック 3 (ヤングジャンプコミックス) コミックス – 2012/5/18

榎屋克優 (著)

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登録情報

コミック: 254ページ
出版社: 集英社 (2012/5/18)
ISBN-10: 4088793374
ISBN-13: 978-4088793375
発売日： 2012/5/18
梱包サイズ: 18.2 x 12.8 x 2.6 cm
おすすめ度： 10件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング:
- 160565位 ─ 本 > コミック・ラノベ・BL > コミック

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久々に熱くなれた漫画

投稿者Yokomine2012年5月20日

形式: コミック

まだ僕が十代の時、どこかの砂漠ばかりの国で海賊がその国を救おうと奮闘していたり、落ちこぼれ忍者が天才と称されるやつを打ち負かし周囲に認められ始めたり…、それらを読んでいる時、当時の僕はその熱さに只々圧倒されていました。
それからたくさんの漫画を見てきたし、今も読んでいるし、面白いものも多いと思いますが、大人になってくるにつれ少しずつ漫画で興奮することはなくなってきました。しかし、日々ロックは正に子供の頃に感じた「熱」を思い起こさせてくれた作品です。

第一部の時と比べると、さらに輪を掛けて問題児となって帰ってきた草壁君を迎えた「ザ・ロックンロールブラザーズ」が初めての本格的なレコーディングをしたりするのですが、今回は一部二部とは違い、失意と絶望に打ちひしがれるのは彼らだけではありません。三部初めから登場した新キャラ「宇田川咲」にも、というよりむしろ彼女にこそ不幸が降りかかります。三部ともなると主人公達に対して理解者が増えてきたので、それも彼女の登場と関係あるのかもしれません。この漫画の魅力はやはり章の序盤から中盤に掛けての不安やフラストレーションをラストで全て吹き飛ばしてしまうことだと思っています。この巻のクライマックスであるライブシーンももちろん最高でした。ただ気になったのは、今回あとがきでおまけ漫画は1pあるのですが著者の話がなかったのは寂しかったです。これがあれば☆6付けても良い巻だと思いました。
5月17日発売号で番外編が掲載されていましたが、そろそろ四部も始まるのでしょうか？　楽しみでなりません。番外編は収録されない恐れがあるので、手元に置いておきたい方はヤングジャンプを入手しておくことをオススメします。

ランゴリア−ズのvo.と普通に会話していたり、二部ラストのライブで一人腕を振り上げていた青年らしき人物がライブシーンに描かれていたりすることでなんだか救われた気分になれました。
あと、色々と性格に難ありで態度も褒められたものではない草壁君ですが学生時代に壮絶ないじめを、服役中にもそれに加えて○られたりしているのにめげない彼の精神力は見習いたいです。第28話から第30話ラスト、そのままの意味で燃える草壁君のページまでを何回も読み返しては涙ぐむアホがここにいたことは内緒です。

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これさえありゃあいいじゃん

投稿者LAB TRIVE2012年11月7日

形式: コミック

1巻あたりを読んで『絵が下手だな』と思って読むのをやめた人も多いかも知れないが、そういう人は損してます。
たしかに最初の頃はめっちゃ下手くそです。
漫画好きの中学生が書いた程度のレベル(笑)ですが、2巻3巻と進むにつれ絵のクオリティも上達し、コマ割りも上手くなっていき、様々な表現技法を見せてくれるようになります。

誰かが『音が無いはずの漫画なのに、音が聴こえてくる作品』と言っていましたが、まさにその通りですね。
《今夜いますぐに》《タイムマシーンベイベー》《スーパースター》《ロッカーズ》etc… THEロックンロールブラザーズの楽曲たちは、文字として読んでいるだけのはずなのに、聴いているかのような感覚を覚えます。
この作品は《聴く漫画》と言ってもいいかと思います。

この3巻は主人公たちが大きく成長するエピソードであり特に好きな巻ですから、お気に入りのアルバムをヘビロテで聴くかのように何度も読み返しています。

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音楽のジャンルで言えばガレージロックやパンク

投稿者サトシ2012年5月19日

形式: コミック

2年の服役を経てバンドに復帰したベースの草壁や、その草壁をバンドに必要ない男と言い切り、一刻も早くプロになりたいと生き急ぐ女性ミュージシャンの宇田川咲、ギターウルフをモデルにしたと思われるバンド月光ライダース、矢沢の音楽を聴くと性格が豹変するインディーズレーベルの代表しげさんなど個性的な面々が登場し、有名レコード会社主催のオーディションフェスで一発かます第30話までの12話分＋おまけ1ページを収録。

1巻の体育館、2巻の有名ライブハウス、3巻のオーディションフェス、そして今後予定されている4部以降と、次第にライブの舞台が大きくなるにつれ、現実ではあり得ないという批判が出ることも予想されるが、ありもしない現実とか業界での普通とかにおもねってこの作品の長所である勢いや熱さが損なわれてしまっては誰も得しない。そこはフィクションと割り切りたい。

浮き沈みがあるのが世の常だが、いったん沈んだ後、そこから浮く際のきっかけとなる圧巻の演奏シーンは今巻でも随所に見られ、ややもすれば雑、下手と受け止められてしまう危険性があるフリーハンドの線を効果的に多用し、勢いや熱さ、躍動感の演出に成功している。個人的にはライブ会場にいる臨場感も感じられた。一見の価値あり。

最後に3巻の表紙について。黒背景に赤字タイトルでギターウルフへのリスペクトが伺える表紙になっている。いくらでも一般受けする表紙にできた筈だが、マンガ大賞2012年で11位にランクインし知名度が上がってくる中で、あえてこの表紙にした所に作者のロック愛とこの作品への真摯な姿勢が感じられた。そしてそれは4部以降の展開を期待するに十分に値するものだと思われる。4部も楽しみに待たせて貰います！

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これさえありゃあいいじゃん。

投稿者ゴトウトウジ。2012年11月27日

形式: コミック

胸が震える熱い話が序盤からラストまで立て続けに流れていきます。
これは漫画の域を超えた完全にロックアルバムです。
一話一話が曲のようで、漫画と呼ぶよりも手元に置いておきたい名盤と呼んだ方がしっくりきます。
作中登場するバンド、月光ライダースのジミーが、ロックンロールブラザーズの音源に「これさえありゃあいいじゃん」と帯にコメントを寄せていますが、まさしくそれ。
これさえありゃあいいんです。

巻数を重ねるごとに日々沼が成長し、発する言葉が勢いだけではなく、重みがかかってきました。
「このまま行こう」「このまま登ろう」。
下手糞、バンドに要らないと言われ、頭をビール瓶で殴られて倒れた草壁を運びながらの、三人で肩を組んで横断歩道を登っていく一コマが、ロックンロールブラザーズと言う３ピ−スバンドを象徴するかのようで最高に好きです。熱いです。
後半、レコ発開始直前からラストまで何度読んでも男泣きします。
僕は最初これを購入した時電車の中で一応堪えながら読んでましたが、「ロックンロールなめんじゃねえぞ」の叫びで溜まらなくなり、嗚咽を漏らしていると向かいの席の女の子(結構可愛い)に酷く怪訝な目で見られましたが、逆にお前も読んでみろよ！と薦めたくなりました。流石にしませんがｗ

段々このヘタウマな絵にも味が出てきました。
案外キャラの動きが細かい。
☆が四つなのは依田君が☆四つのＴシャツばかり着てるからです。本当は☆８０くらい。

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何度読み返してもニヤリとさせてくれる

投稿者zutton2012年7月17日

形式: コミック

一巻から読ませてもらってますが、回を重ねるごとに絵はうまくなってますが決して綺麗とはいえません・・・
登場人物もこんなやついないだろっと思う変な人ばかりです。　が、表現力は凄まじいと思う、漫画は綺麗に整った絵じゃねぇんだよ。っと思わせてくれる魂の入った作品です、久しぶりに熱くなれた有難う。
2012年マンガ大賞に選ばれて認知度は上がったと思う、まだ読んでない人は読む価値ありの作品
　　

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3巻じゃなくて3rd

投稿者モクメ2012年6月6日

形式: コミック

この作品は一部ずつがそれぞれ一巻で構成されている特徴があります。
そんな特徴から、一冊で良い映画を観た様だとの感想を持つ方もいると思います。
一冊の中で物語の起伏もあり、ラストで得られるカタルシスもあり上物の映画であると私も思います。

ただ、音楽モノとしてもっと相応しい表現があるとすれば、これはアルバムです。3rdアルバムです。
一話一話、もしくは一曲一曲にしっかりとメッセージとエンターテインメントがあり、それらがまとまって一つとなり得てます。

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ロックンロールは漫画でもできる。

投稿者よつば2012年5月29日

形式: コミック

音楽の持つ熱量、ロックンロールの持つ力が伝わってくるのが日々ロックという漫画です。

3巻では咲というライバルというか、同志というか、拓郎たちと同じくロックスターを目指す人物が登場しますが、この女の子がとびっきりかっこいいのです！

ロックンロールが好きな人はもちろん、漫画から衝撃を受けてみたい人は1・2巻と合わせて必読だと思います。

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すばらしい漫画です！

投稿者にしも2012年5月22日

形式: コミック

すばらしいです。
まるで一本のいい映画を観たあとのような読後感。

ストーリーももちろん素晴らしいのですが、特に漫画のコマ割りが絶妙で、展開の良さがいい。

漫画の感覚を超えてます。ぜひ１巻から通して読んでいただきたいです。

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