いつの頃からか上場企業は株主の奴隷たることが美徳とされ、株式の持ち合いなどが忌み嫌われるべきものという風潮が強くなった。
企業は株主の株価の極大化の為に事業推進をする、という最近の風潮に強烈なアンチテーゼを打ち出す。
筆者が経営する会社は上場という道を選ばず、社員の幸福を第一義的な目的とし、目先の利益を追わずに安定成長を目指している。
言われてみれば納得の言葉が、さらさらと読みやすくしかし心に刺さりながら飛び込んでくる。
本当にすばらしい著書だと思う。会社ではたらく幹部社員として、今まで整理できていなかったことが、綺麗に整理できた気がする。
座右の銘として何度も繰り返し読むことに耐える名著。
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