学園ラブコメを謳っていたネギまでしたがこの巻以降完全にその初期プロットは崩壊し、バトル中心で終盤近くまで魔法世界が中心となります。
それに伴って戦闘力のインフレが発生しネギま部メンバーや(勝手に付いてきた)運動部四人組、夏美以外の(龍宮は後に合流)戦闘向きではないいいんちょを中心としたメンバー(通称居残り組)は設定や人物の掘り下げもされること無く終盤付近まで出番を無くす事になります。
UQ15巻を見た後だから言えることですがここが色んな意味で大きな分岐点だったのは疑いようのない事実です。
誰に恋をする?何てレベルじゃない・・・居残り組のファンを完全に切り捨てる結果になっています。
ここからはネタバレも含みますが更にこの後の展開でヒロインはネギの近くに居続けてフォローし続けた千雨一人が独走状態を続けてしまい(ストッパー兼ラブコメ展開最大の足枷要因でもあった明日菜が離れ離れになった為)ネギの本命にまでなってしまい、居残り組との仮契約理由やパクティオーカードの効果、アーティファクトの効果等は(作者がこれから登場すると明言していたものも含めて)一切未登場のまま物語は(一旦の)終結を迎えてしまっています。(一応いいんちょと千鶴は仮契約とカードまたはアーティファクトの効果は判明しましたがそれでも終盤のオマケ程度)
結果的にラブコメ展開や居残り組の出番を待っていた多くのファンの期待を裏切り、ヒロインの固定や異常な話の長さと世界規模にまで影響を与えることになる程の壮大な展開となる為、連載当初でさえ極端に人気は落ちていったのでバトルファンタジー大好きの方にはオススメできるが学園内での明るいラブコメを期待している方にはあまりオススメはできません。
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