文藝春秋1968年1月号から12か月にわたって連載された記事を翌年単行本化した作品。 1971年9月から週刊朝日に連載された”街道をゆく”シリーズの原点ともいえる作品だが、訪れた街、人々への接し方・掘り下げ方が今一つ物足りなさを感じる。
その原因は、街道をゆくシリーズの同行者=”案内者”、”画家”との絆が形成される以前の司馬遼太郎が”紀行作家”としてまだ成長過程にあった時の作品だからかもしれない。
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