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新装版 不祥事 (講談社文庫) 文庫 – 2011/11/15

5つ星のうち 4.3 114件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

◆2015年7月スタート日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」原作本! 主演:杏◆

もう、黙ってられないっ。
あなたたちの常識は、世間の非常識よ!

「ベテラン女子行員はコストだよ」そう、うそぶく石頭の幹部をメッタ斬るのは、若手ホープの”狂咲”こと花咲舞。トラブルを抱えた支店をまわり(=臨店)、業務改善を指導する舞は、事務と人間観察の名手。歯に衣着せぬ言動で、歪んだモラルと因習に支配されたメガバンクを蹴り上げる!

世の中どこもかしこも、黙っていられないことばかり。でも、それをいつもただせるわけじゃない……モヤモヤした思いを抱えるあなたに替わって、花咲舞がバッサリやってくれます。気持ちの晴れる、痛快度ナンバー1小説!

内容(「BOOK」データベースより)

ベテラン女子行員はコストだよ―そう、うそぶく石頭の幹部をメッタ斬るのは、若手ホープの“狂咲”こと花咲舞。トラブルを抱えた支店を回って業務改善を指導する花咲は、事務と人間観察の名手。歯に衣着せぬ言動で、歪んだモラルと因習に支配されたメガバンクを蹴り上げる!新ヒロインの活躍が痛快なオフィス名編集。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 文庫: 392ページ
  • 出版社: 講談社; 新装版 (2011/11/15)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062771373
  • ISBN-13: 978-4062771375
  • 発売日: 2011/11/15
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 114件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 11,868位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
 東京第一銀行本店事務部事務管理グループ調査役の相馬健とアシスタントの花咲舞が、支店の営業課の臨店指導を通して事件を解決するミステリー。主人公の花咲舞は「狂咲(くるいざき)」と渾名されるほど、切れると暴走するタイプ。この暴走振りや相手を遣り込める所が小気味よく、カタルシスを覚える。気軽に楽しむには良い作品集だ。
 臨店の対象となるのは、事務管理上の事故が続いている支店、或いは能力向上のため要請のあった支店。実際に窓口業務を指導し、若い行員をサポートし、課題を指摘して問題解決を図る。そんな中で様々な事件に遭遇し、花咲舞が見事な推理で解決する。敵役となる本店企画部長の存在も如何にもという感じだが、主人公を引き立てる効果はある。またトリックも銀行ならではという仕掛けで、感心したり納得したり楽しめる。
 疲れているときなどにはピッタリの短編集です。疲労回復剤としてお勧めします。
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投稿者 フォーク世代 トップ1000レビュアー 投稿日 2012/4/21
形式: 文庫 Amazonで購入
主人公花咲舞は驚異の事務処理能力を持つ女子行員、歯に衣着せぬ発言力と

相手を張り飛ばす行動力、弱い立場の人間がエリート行員たちをやっつける、

そして難問題を次々解決する、花咲舞は間違いなくヒロインで読後感すっきり

の物語です。
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形式: 文庫
「不祥事」というタイトルとカバーのイラストのダークな雰囲気からは重い内容を想像しそうだが、これは「狂咲(くるいざき)」というあだ名で上司から呼ばれる、若くて正義感が強く「曲がったことには黙ってられない」女子行員・花咲舞を主人公としたエンタテイメント連作短編小説だ。
上司と2人で支店に対する事務指導を行う仕事をすすめるなかで遭遇する事件や銀行の問題を解決していく。出世レースにあけくれる本店エリートに地団駄を踏ませる場面もしばしば。
いわゆる勧善懲悪のストーリーで気軽に読め、楽しめる内容だ。
もう少し主人公の描写に工夫があれば(割合あっさりした描写、容姿についてもいまひとつイメージが沸かない)、もっと良かったのに・・ということで星4つ。
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形式: 文庫
著者の得意とするメガバンクを題材としているが、銀行の本流ではない本店事務部事務管理グループの相馬調査役とその部下”狂咲”こと花咲舞を主人公とする話である。
その業務とは、支店窓口担当者(テラー)の事務ミス・トラブルを指導をするというもので「臨店指導」と言われている。金融庁などが銀行支店などを訪問して行うものは「臨店検査」と言われているようだ。このことからもわかるように、本店が「上から目線」で訪問することを「臨店」というようだ。
当然、臨店指導を受ける側の支店長や営業課長にとっては嬉しくもない不名誉なことであり、あからさまな嫌がらせや行内派閥に絡む妨害工作?もある中、相馬と花咲のコンビが、不祥事・トラブルを解決していく。正論を吐く花咲の言動は痛快である。
銀行の支店窓口では事務処理とはいえ現金を扱うのでシビアなのだろうとは想像するが、よくもまあ派閥と出世欲と保身しか頭にないような人物ばかりが登場するものだとあきれてしまう。フィクションなので誇張はあるだろうが、まんざら作り話ばかりではないのだろう。
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形式: 文庫
銀行の 事務臨検 の2人組 相馬と 狂咲舞の
活躍の物語。

つくづく 銀行とは いやなニンゲンの集まりで
『保身』『出世』『派閥争い』『いじめ』『パワハラ』が
ごった煮のように 集まっている。
そこを 爽やかに 狂咲舞が 切り結ぶ 
ということですね。

銀行という組織が 金貸し として機能していくためには
もっと、クリアーなニンゲン組織になっていかないと行けないはずなのだが。
どこかで 原点を見失い 自分たちの金を貸している
ような錯覚をして 威張っている。
伊丹のせがれなどは その典型でもある。

その嘆かわしさに ため息がでるほどだ。
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形式: 文庫 Amazonで購入
すでに刊行済の「銀行総務特命」と「不祥事」が、同じ日に新装版として再刊行されている。両書の解説を読む限り、いずれも補筆はされていないようであり、両書の帯の「直木賞作家作品!」というキャッチコピーを見るまでもなく、直木賞受賞後初となる2月の新作発表までの繋ぎとして、直木賞ブームに乗って、旧作でも一商売しようという出版社の魂胆が透けて見えるような新装版化ではあったと思う。 

さて、それはさておき、両書のどちらが面白いかといえば、私は、断然、本書の方だと思う。本書は一言でいって、「狂咲」こと花咲舞の強烈なキャラで読ませる作品だと思う。舞は、正義感に溢れ、たとえ相手が誰であろうとも、組織のしがらみにとらわれずに、遠慮会釈なく、悪いことは悪いと、バッサバッサと斬り捨ててしまうことのできる痛快な女性なのだ。

サラリーマンの男の世界は、完全な縦社会であり、組織の中での序列が絶対で、それを踏み越えると、本書のかつての相馬や川野のように、干されてしまうことがある。女性には、そうした序列にとらわれない言動ができ、しかも、それが通用してしまうところがあるのだが、その典型が舞なのだ。一方、序列に縛られて、からっきし権威に弱い典型として描かれているのが、舞と一緒に臨店指導する上司の相馬であり、こうした相馬のキャラ立てが、舞の痛快さを一層際立たせている。 
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