ミステリなのでネタバレ無しで
これから読む人の楽しんでもらえるよう
レビューします。
評判が高かったので購入したのですが
冒頭だけ読んで、しばらく放置してました。
というのも、シリアスで難解な先入観があって
なかなか読み進められなかったからです。
でも意を決して、読み進めると
以外にもコメディタッチで面白く
スイスイと読めてしまいました。
読み終わった後、放置してしまった先入観を
考えてみると以下のようなものがあります。
1.題名の「7回死んだ」でわかるようにSF設定のミステリ(独自ルールがある)
2.シリアスな表紙
3.登場人物の名前が覚えにくい、読みづらい
1.に関しては
ややこしい独自設定ですが、これらの説明はすごく丁寧にされているので
普通に読み進めると、帰し読みしなくても理解できるかと思います。
2.に関しては
本作の内容と表紙はあまりマッチしていない気がします。
表紙は出版社が決定権を持っているのかもしれませんが、
もっとユーモラスであったり青春ミステリっぽくポップな表紙のほうが
合っている気がします。
亜愛一郎シリーズの松尾かおるさんや
佐々木マキさんのイラストが表紙になっていたほうが
作品世界のイメージに合っているように感じます。
3.に関しては
著者のこだわりかもしれませんが、覚えにくい名前ばかりで
名前を認識するのがちょっと面倒です。
三姉妹の名前が
加実寿(かみじ)、胡留乃(ことの)、葉流名(はるな)という
これまで見たこともないような名前ですし、
葉流名(はるな)の娘がルナだったり、ややこしい。
それらの複雑な名前が
物語の筋やトリックに関わっているのであれば
仕方がないのですが別にそうでないのなら
覚えやすい名前のほうが良い気がします。
まあ、そんなわけで私自身は序盤で
ちょっと躊躇してしまいました。
しかし、作品はとても面白いので
事件が起きるまでの序盤を一気に読んで
作品世界に浸ることをオススメします。
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