なんか、本著が刊行された昭和二十年代は、河童がブームだったさうである。
発表が昭和二十二年で、執筆開始が昭和十九年のこの本は、河童に関するいろいろを、グローバルに探ったものである。
元男爵な著者は、本著と前後して『反デューリング論』とかを翻訳する赤い方の非転向系らしい方であるが、この本は、なんかさういふ関係でのアイデンティティフリーの地獄にあったからとか、ブームに乗っかったとかで無いぽい。
とにかくお馬さんやモーモーさんを、水の神様に捧げる、儀式があったらしいのをその辺の文献とかから探り、
それがどう河童に影響を与へたかを考察する。ので河童みたいな馬の妖怪が延々紹介される。
けっこう面白い。なんか『さへづり草』によると、蝦夷では「コマヒキ」といふ河童がゐたさうで、一応水木しげる関係ではちょっと違ふけど、研究者は大体柳田国男大先生以来「河童二系統説」がデフォらしいけど、本著では、えー、と言ふことで。
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新版 河童駒引考―比較民族学的研究 (岩波文庫) 文庫 – 1994/5/16
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河童が馬を水中に引きこもうとする――日本各地にあるこの伝説の類話は,朝鮮半島からヨーロッパまで,ユーラシア大陸全域に見られる.この,馬と水神との関係の背後には,農耕社会における牛の役割が潜んでいる.一方で猿と水神の不思議な結びつきが…….時空を超えて人類文化史の復原に挑む,歴史民族学の古典.(解説 田中克彦)
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日1994/5/16
- 寸法10.7 x 1.5 x 14.8 cm
- ISBN-104003319311
- ISBN-13978-4003319314
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
水辺の牧にあそぶ馬を河童が水中に引きずりこもうとして失敗するという伝説は、日本の各地に見られる。この類話が、朝鮮半島からヨーロッパの諸地域まで、ユーラシア大陸の全域に存在するという事実は何を意味するのだろうか。水の神と家畜をめぐる伝承から人類文化史の復元に挑んだ、歴史民族学の古典。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店; 新版 (1994/5/16)
- 発売日 : 1994/5/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 336ページ
- ISBN-10 : 4003319311
- ISBN-13 : 978-4003319314
- 寸法 : 10.7 x 1.5 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 254,444位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 1,779位岩波文庫
- カスタマーレビュー:
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2007年6月15日に日本でレビュー済み
この石田英一郎氏著の「河童駒引考」という本の存在を知ったのは「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な水木しげる氏の河童関連の本を小学校時代に読んだ時であった。
あの水木しげる氏が参考にした本であったので、これはさぞかし教科書的お手本になる本であろうと一度読んでみたいと思っていた。
しかし、この本の刊行自体が昭和22年と古く(存在を知ったのは昭和50年代後半)、例え図書館で探したとしても、そうは簡単に見つかるようなシロモノでは無いだろうと半ば諦めていた。今ならばインターネットというまさに「文明の利器」があるので、それで簡単に探し出せただろうが…。
あれから十数年、大学生になってから新たに文庫本でこの本が発売される事を新聞の広告で知った。そして早速書店で購入し、むさぼり読んだ。初恋の人に再会した様なものであった。
さて、この本は石田英一郎氏のライフワークというか、研究の成果がギッシリと詰まった一冊である。文庫本というサイズ自体は小さいが、その内容は深く、広いものだ。
また、ただ単に日本の河童について記述しているだけで無く、外国の河童の仲間、もしくは水神信仰にまで遡って民族学的にそれぞれを考察している。これは素晴らしい。好きな人にはたまらない内容である。
現在のハイテク、科学技術の発達した現代に於いては、自然を畏怖する気持ちが現代人の中では薄らいできているが、「環境破壊」というコトバが聞かれて久しいので、改めてこういった原点に立ち返る事は意義のある事だと思う。
あの水木しげる氏が参考にした本であったので、これはさぞかし教科書的お手本になる本であろうと一度読んでみたいと思っていた。
しかし、この本の刊行自体が昭和22年と古く(存在を知ったのは昭和50年代後半)、例え図書館で探したとしても、そうは簡単に見つかるようなシロモノでは無いだろうと半ば諦めていた。今ならばインターネットというまさに「文明の利器」があるので、それで簡単に探し出せただろうが…。
あれから十数年、大学生になってから新たに文庫本でこの本が発売される事を新聞の広告で知った。そして早速書店で購入し、むさぼり読んだ。初恋の人に再会した様なものであった。
さて、この本は石田英一郎氏のライフワークというか、研究の成果がギッシリと詰まった一冊である。文庫本というサイズ自体は小さいが、その内容は深く、広いものだ。
また、ただ単に日本の河童について記述しているだけで無く、外国の河童の仲間、もしくは水神信仰にまで遡って民族学的にそれぞれを考察している。これは素晴らしい。好きな人にはたまらない内容である。
現在のハイテク、科学技術の発達した現代に於いては、自然を畏怖する気持ちが現代人の中では薄らいできているが、「環境破壊」というコトバが聞かれて久しいので、改めてこういった原点に立ち返る事は意義のある事だと思う。




