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新版-戦時下の経済学者-経済学と総力戦 (中公選書) 単行本 – 2020/1/17
牧野 邦昭
(著)
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第一次大戦から第二次大戦にかけて、社会はあらゆる資源・思想を動員する総力戦を経験した。そこで重要な役割を果たしたのが経済であり、本書では総力戦に直面した経済学者たちの思想や行動を追う。彼らの「経済学」は、当時の日本社会でどのような役割を担い、戦後にどのような影響を残したのか。また、あらゆる研究が政治的対立に利用される状況で、何を目指し、どう学問的発展を遂げたのか。第32回石橋湛山賞受賞。
- 本の長さ242ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2020/1/17
- ISBN-104121101030
- ISBN-13978-4121101037
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
二つの世界大戦は社会のすべてを動員する総力戦であり、そこで重要だったのが経済だった。本書では総力戦下の経済学者たちの言説がどんな役割を果たしたか、戦後にどう影響したかを追う。英米独日の経済抗戦力を経済学者はどのように判断したのか。経済学はイデオロギー対立のなかにどのように巻き込まれたのか。マルクス経済学、さらには西洋思想への対抗手段とされた日本経済学とは。第32回石橋湛山賞受賞作に最新の研究成果を加筆。
著者について
牧野邦昭
1977年生まれ。東京大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在、摂南大学経済学部准教授。専攻は近代日本経済思想史。著書に『柴田敬―資本主義の超克を目指して』(日本経済評論社、2015)、『経済学者たちの日米開戦』(新潮選書、2018)、共著に『昭和史講義―最新研究で見る戦争への道』(ちくま新書、2015)など。
1977年生まれ。東京大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在、摂南大学経済学部准教授。専攻は近代日本経済思想史。著書に『柴田敬―資本主義の超克を目指して』(日本経済評論社、2015)、『経済学者たちの日米開戦』(新潮選書、2018)、共著に『昭和史講義―最新研究で見る戦争への道』(ちくま新書、2015)など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
牧野/邦昭
1977年生まれ。東京大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在、摂南大学経済学部准教授。専攻は近代日本経済思想史。『戦時下の経済学者』(2010年、中公叢書)で第32回石橋湛山賞受賞。著書に『経済学者たちの日米開戦―秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』(2018年、新潮選書、第20回読売・吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1977年生まれ。東京大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在、摂南大学経済学部准教授。専攻は近代日本経済思想史。『戦時下の経済学者』(2010年、中公叢書)で第32回石橋湛山賞受賞。著書に『経済学者たちの日米開戦―秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』(2018年、新潮選書、第20回読売・吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社; 新版 (2020/1/17)
- 発売日 : 2020/1/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 242ページ
- ISBN-10 : 4121101030
- ISBN-13 : 978-4121101037
- Amazon 売れ筋ランキング: - 421,296位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.8
星5つ中の3.8
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2020年4月1日に日本でレビュー済み
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こういう本は(軍事関係ではない)学会関係者からの評価は高いのでしょうか。少なくとも、内容とタイトルがそぐわないと思いました。帯の説明にある戦時下の経済学者の言説がどんな役割を与えたのか、影響したのかもよくわからず。そもそも何に対しての役割や影響についてなのかも不鮮明。5章では近代経済学とは何だったのかについて論じているが、それこそタイトルや目的と繋がっておらず、浮いています。副題には経済学と総力戦とあるものの、その点から述べられている感じがせず、総力戦概念を著者は理解しているのかも怪しく思える。経済学と大戦のことを何らかしら結びつければ、新しい枠組みで論じれば、評価されるのかもしれませんが。
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第一次世界大戦下でドイツに留学していた河上肇は、総力戦体制を乗り切るドイツ経済に学び、自己のマルクス主義経済学を完成させる。それは、奢侈・贅沢を戒め、生活必需品の生産を充実させ、物資の欠乏状態を乗り切る政策である。富裕者の奢侈を戒める政策により、奢侈品生産を減らし、その分を生活必需品の生産に回すのである。この方針により、物資の欠乏を避け、長期に及ぶ英国との総力戦を持続させることが出来たのである。
歴史学者の研究はドイツ・オーストリアの周到な戦争準備を指摘するが、ドイツは経済的にも用意周到な対策を打ち出していた。とても参考になる説明であった。日本の戦争遂行に関しては、ともすれば政治的(外交)研究に終始しがちであるが、当時の経済学者たちの研究にも学ぶべきものがある。とても参考になる本である。
お勧めの一冊だ。
歴史学者の研究はドイツ・オーストリアの周到な戦争準備を指摘するが、ドイツは経済的にも用意周到な対策を打ち出していた。とても参考になる説明であった。日本の戦争遂行に関しては、ともすれば政治的(外交)研究に終始しがちであるが、当時の経済学者たちの研究にも学ぶべきものがある。とても参考になる本である。
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