通訳、同時通訳に成りたいと考えている人のためへの仕事環境、いろいろな役立つtips(ノーハウ)を紹介しています。外からはなかなか窺い知れない通訳の環境を実感できました。また、普通ノーハウは自分が仕事をやりながら自分で掴んでいくわけですが、通訳希望の人はこの本から少しでも早く高いレベルに到達してほしいと思います。ちょっと紹介すると
1. 話題のための周到な事前勉強、準備は必須。これが当たらなかったときの対応の複数の選択肢準備も必須。
2. 通訳しながら、電子辞書を引くことも有効(キーワードがわからないとき)
3. 遠く離れた通訳ブースから双眼鏡でパワーポイント画面を注視しながらの通訳 等々
これらをどんなに準備しても予想通りに進行しないときのプレッシャー。その対価が素晴らしい人、有名人等との一期一会。この一期一会の感想には異論がある人も居ようが、著者の率直な印象は一つの見方。若い方々の育成に頑張ってください。
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新書822同時通訳はやめられない (平凡社新書) 新書 – 2016/8/10
袖川 裕美
(著)
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機械のように右から左へと言葉を変換していると思われがちな同時通訳者。その知られざる世界、格闘する日々をユーモラスに描く。
- 本の長さ230ページ
- 言語日本語
- 出版社平凡社
- 発売日2016/8/10
- ISBN-104582858228
- ISBN-13978-4582858228
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
右から左へ機械のごとく言葉を変換できると思われがちな同時通訳者。だが、話はそう単純ではない。のしかかるプレッシャーの中で、専門的な話を専門家でない者が仲介するという無理をするのがこの仕事。ひたすら日々の研鑽と経験で技が磨かれる職人とアスリートを合わせたような職業だ。異なる言語を行き来することで見える世界、表には見えない日々の格闘をユーモラスに描く。
著者について
同時通訳者。
東京外国語大学フランス語学科卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)修士課程修了。1996年から4年間、BBCワールドサービス(ロンドン)で放送通訳を務める。帰国後は、NHK・BS、BBCワールドニュース(東京)、CNN、日経CNBCを中心に放送通訳や会議通訳を行なう。2015年から愛知県立大学外国語学部英米学科准教授を務める。
東京外国語大学フランス語学科卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)修士課程修了。1996年から4年間、BBCワールドサービス(ロンドン)で放送通訳を務める。帰国後は、NHK・BS、BBCワールドニュース(東京)、CNN、日経CNBCを中心に放送通訳や会議通訳を行なう。2015年から愛知県立大学外国語学部英米学科准教授を務める。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
袖川/裕美
同時通訳者。東京外国語大学フランス語学科卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)修士課程修了。1996年から4年間、BBCワールドサービス(ロンドン)で放送通訳を務める。帰国後は、NHK・BS、BBCワールドニュース(東京)、CNN、日経CNBCを中心に放送通訳や会議通訳を行なう。2015年から愛知県立大学外国語学部英米学科准教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
同時通訳者。東京外国語大学フランス語学科卒業。ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)修士課程修了。1996年から4年間、BBCワールドサービス(ロンドン)で放送通訳を務める。帰国後は、NHK・BS、BBCワールドニュース(東京)、CNN、日経CNBCを中心に放送通訳や会議通訳を行なう。2015年から愛知県立大学外国語学部英米学科准教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 平凡社 (2016/8/10)
- 発売日 : 2016/8/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 230ページ
- ISBN-10 : 4582858228
- ISBN-13 : 978-4582858228
- Amazon 売れ筋ランキング: - 487,220位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 141位外国語学習法・旅行会話集 (本)
- - 225位翻訳 (本)
- - 486位平凡社新書
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.5
星5つ中の3.5
18 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月17日に日本でレビュー済み
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14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
流れのある文章で一気に読めた。知っているようで知らない通訳の世界、冷や汗たらたらの失敗談や、接した外国人の魅力溢れる人柄など、人間味ある目線で描かれていて楽しめた。同時に単なる面白エピソードだけで終わらせない知性が文章の端々から感じられ、各章の最後の一文にしっかりと著者の主張が書かれているのも見逃せない。最終章のオバマ大統領の広島演説の章でオバマ氏の演説について『聴くものに知性や理念を伝えることの大切さを想起させ、言葉の力と重さを感じさせたのである。コミュニケーションとは、つくづく全人格的なものだと思った」と記した部分で、《聴くもの》を《読むもの》に置き換えたら、まさにこの本の特質を語る言葉となるだろう。通訳者から見た世界情勢も知ることができ、英語表現のワンポイント・レッスンも章ごとについていて、昨今の薄っぺらな新書とは違い、内容の充実度でもお得感いっぱいである。
2017年1月13日に日本でレビュー済み
BBCワールドニュースをはじめ、国際会議や来日著名人インタビューなどで同時通訳者として約20年間、活躍してきた著者が、華やかな舞台の裏話を聞かせてくれるのが本書。本書の意義は、同通を目指す読者と、同通の世界に野次馬的な関心を持って手にする読者とでは、大きくちがってくると思われる。前者にとっては、この仕事をするとはどういうことなのか、何が要求されるのか、どういう面白さがあるのか、そうしたことが臨場感とともにわかる貴重な本となるに違いない(想像)。
後者、つまり私のような人間にとってはどうか。野次馬ゴコロを大いに満足させてくれる本である。全体は「同時通訳うちあけ話」と「同時通訳が見た世界と日本」の2つ分かれているが、特に「うちあけ話」のほうが面白い。著者は同通を一回限りの本番で勝負するアスリートに喩える。実際、うちあけ話を読めば、本番に向けての緻密な準備に始まり、その都度に条件が異なる現場へ入ること、予期せぬ事態への瞬間的な対処が求められる本番など、まさにプロスポーツ選手並みの緊張感のある仕事であることが実感できる。また、常々、「同時通訳の人の話し方のトーンって、なんか独特のものがあるよな」と思っていたのだけど、そのワケがちゃんと説明されていたのも野次馬としては嬉しかった。
それにしても凄いのは、取り扱う分野の広さ。政治、経済、スポーツ、アート、学術。分野を選ばすに引き受けて、現場で適切な訳ができるよう、念入りな予習をして臨む著者。勢い、この一冊の新書にさまざまな分野の情報がぎっしり詰まっている。お買い得ではあるのだが、ヘビーでもある。
二十数章の各章末に「英語のワンポイント・レッスン」というコラムが付いている。arguablyという単語は、「十分論証できる、説得力がある、間違いなく」という意味で使われることを、私はこのコラムで初めて知った。手持ちの辞書では「(…とは)異論のあるところで(ある);おそらく」としか説明されておらず、ニュアンスとしては真逆。そうだったのか。こういうレッスンがもっともっと読みたい。英和辞典ではわからない生きた英語の使い方を、(本書に載っているような)面白い実例とともにたくさん教えてくれるような、そんな本を次に書いてくれたら嬉しい。
後者、つまり私のような人間にとってはどうか。野次馬ゴコロを大いに満足させてくれる本である。全体は「同時通訳うちあけ話」と「同時通訳が見た世界と日本」の2つ分かれているが、特に「うちあけ話」のほうが面白い。著者は同通を一回限りの本番で勝負するアスリートに喩える。実際、うちあけ話を読めば、本番に向けての緻密な準備に始まり、その都度に条件が異なる現場へ入ること、予期せぬ事態への瞬間的な対処が求められる本番など、まさにプロスポーツ選手並みの緊張感のある仕事であることが実感できる。また、常々、「同時通訳の人の話し方のトーンって、なんか独特のものがあるよな」と思っていたのだけど、そのワケがちゃんと説明されていたのも野次馬としては嬉しかった。
それにしても凄いのは、取り扱う分野の広さ。政治、経済、スポーツ、アート、学術。分野を選ばすに引き受けて、現場で適切な訳ができるよう、念入りな予習をして臨む著者。勢い、この一冊の新書にさまざまな分野の情報がぎっしり詰まっている。お買い得ではあるのだが、ヘビーでもある。
二十数章の各章末に「英語のワンポイント・レッスン」というコラムが付いている。arguablyという単語は、「十分論証できる、説得力がある、間違いなく」という意味で使われることを、私はこのコラムで初めて知った。手持ちの辞書では「(…とは)異論のあるところで(ある);おそらく」としか説明されておらず、ニュアンスとしては真逆。そうだったのか。こういうレッスンがもっともっと読みたい。英和辞典ではわからない生きた英語の使い方を、(本書に載っているような)面白い実例とともにたくさん教えてくれるような、そんな本を次に書いてくれたら嬉しい。
ベスト1000レビュアー
オバマの広島での演説を同時通訳した著者の、いわば実用書的エッセイ。
演説は17分も続き通訳中は「言葉の迷路に吸い込まれるようだった」と言う。
たしかにあの演説はむずかしい。
国際会議などでは2、3人の通訳者は10分ぐらいで交代で通訳するらしい。
10分は短い。要するに、そこまで集中力が必要な作業だと言うことだ。
著者は同時通訳者を「職人+アスリート」と言う。
やり直しのきかない同時通訳は、かなりの緊張感もあるだろう。
そこをこなすのは、「職人+アスリート」でなければできないのだと。
同時通訳の世界の裏話や実態、これまでのエピソードが
分かりやすくエッセイタッチで綴られる。
英語もワンポイントレッスンもついており、実用書としても使える。
演説は17分も続き通訳中は「言葉の迷路に吸い込まれるようだった」と言う。
たしかにあの演説はむずかしい。
国際会議などでは2、3人の通訳者は10分ぐらいで交代で通訳するらしい。
10分は短い。要するに、そこまで集中力が必要な作業だと言うことだ。
著者は同時通訳者を「職人+アスリート」と言う。
やり直しのきかない同時通訳は、かなりの緊張感もあるだろう。
そこをこなすのは、「職人+アスリート」でなければできないのだと。
同時通訳の世界の裏話や実態、これまでのエピソードが
分かりやすくエッセイタッチで綴られる。
英語もワンポイントレッスンもついており、実用書としても使える。
2018年2月18日に日本でレビュー済み
1990年代後半、BBCの女性英日通訳者と言えば、ひどく滑舌の悪い通訳者がいたのを思い出す。1998年5月の天皇皇后両陛下国賓訪英の折、英人元捕虜の話が出た時のことだ。Her father-in-law is a former PoW. という原文を「義理の父親が元捕虜で、」と訳した積りが、実際の日本語吹替放送では「下痢の父親が、、、」になっていた。深刻な話なのに笑いが止まらなくなって困ったものだ。果たして「下痢の父親」と宣(のたま)ったのが本書の著者だったのか否かは知らない。が、少々気になるエラー(下記参照)が編集者の目をすり抜けて本書に載ってしまっている。
「国境なき医師団」の原語(フランス語)表記(p.94)
(誤)medicins sans frontieres
(正)Me'decins sans fronti'eres
(註)英単語の medicine が本著者の念頭にあったのか、何やら混濁した綴りになっている。ここではアマゾン日本の文字化け対策のため、e鋭アクセント(accent aigu アクサォンテギュ)を e' とし、e重アクセント(accent grave アクサォングはーヴ)を 'e とした。天下の平凡社がフランス語のアクセント記号も印字できないなどとは考えられないので、もし改訂版か訂正版を出すなら、きちんと直してほしい。
「中進国」の英訳(p.120)
(誤)more developed country
(正)古くは medium developed country だが、現在では newly industrialised [industrialized] country または new economy
(註)原文通りだと、「もっと発展した国」になってしまい、本来の意味を為さない。
「部族間対立」の英訳 sectarian conflict の説明(p.120)
(誤)ここに出てくる sectarian は sector (部門、地域、地区)の形容詞です。
(正)ここに出てくる sectarian は sectary (分派に属する者、信徒、門徒、心酔者)の形容詞です。「部族間」に限定すれば、tribal disputes も使えます。
(註)よくある思い込み。通訳者は言語学者ではないので大目に見ても良いが、本を書くなら事前の調べは必要だ。
表現が難しい尖閣諸島(p.128)
(誤)一般に、呼称は「日本名、尖閣諸島 Senkaku Islands、中国名、釣魚島(ちょうぎょとう) Diaoyu Islands」と併記します。
(正)一般に、呼称は「日本名 尖閣諸島 Senkaku Islands、中国名 釣魚島(ちょうぎょとう) Diaoyu Islands、英語名 Pinnacle Islands」と併記します。日本語の尖閣と英語の Pinnacle はお互いの意味が対応します。
(註)英語通訳者なら政治的立場に関係なく最も中立的な英語呼称も併記すべし。
「おいしい」の英訳(p.135)
(誤)yammy
(正)yummy
(註)よくある思い込みだが、発音まで間違って覚えられてしまうと、雇用者・通訳依頼者としては困る。
魚の「かれい」の英訳(p.135)
(誤)halibut
(正)flounder または plaice
(註)原文の儘(まま)だと、「大鮃(オヒョウ)」の意。最後に挙げた plaice は北大西洋の角鰈(ツノガレイ)。
タージマハールの英語表記(p.141)
(誤)Taji Mahal
(正)Taj Mahal
(註)よくある思い込み。発音まで間違って覚えているのだろうが、インドでは大して問題にならない。
治安の体感(p.145)
(誤)最近は残念ながら凶悪事件が起きるようになったが、
(正)最近は凶悪事件が減っているにも拘(かか)わらず大々的に報道されるので治安に対する体感が悪化してきているが、
(註)よくある思い込み。
さて、ここで得た教訓として、通訳を依頼する側は通訳者が訳したことをその儘(まま)鵜呑みにはせず、まずは疑ってかかるべきだと思う。但し、それも程度の問題であり、疑ってばかりだと交渉事が進捗しない。したがって通訳を依頼する側も最低限の知識を身に着け、誤訳を指摘できるぐらいにどっしりと構えて交渉事に臨むべきである。何事も通訳任せ・丸投げでは危険ということだ。
そうは言っても本書は現場の緊迫感を伝えることに成功している。通訳とは黒子に徹しながら膨大なストレスが課される仕事であり、その気苦労は想像を絶するし、本レビューワーには到底務まらない。今でこそ片仮名の「サイコパス」として日本語に定着した感のある英語の psychopath だが、本著者がかつて現場で訳せなかったことを告白していて意外の感に打たれた。
「国境なき医師団」の原語(フランス語)表記(p.94)
(誤)medicins sans frontieres
(正)Me'decins sans fronti'eres
(註)英単語の medicine が本著者の念頭にあったのか、何やら混濁した綴りになっている。ここではアマゾン日本の文字化け対策のため、e鋭アクセント(accent aigu アクサォンテギュ)を e' とし、e重アクセント(accent grave アクサォングはーヴ)を 'e とした。天下の平凡社がフランス語のアクセント記号も印字できないなどとは考えられないので、もし改訂版か訂正版を出すなら、きちんと直してほしい。
「中進国」の英訳(p.120)
(誤)more developed country
(正)古くは medium developed country だが、現在では newly industrialised [industrialized] country または new economy
(註)原文通りだと、「もっと発展した国」になってしまい、本来の意味を為さない。
「部族間対立」の英訳 sectarian conflict の説明(p.120)
(誤)ここに出てくる sectarian は sector (部門、地域、地区)の形容詞です。
(正)ここに出てくる sectarian は sectary (分派に属する者、信徒、門徒、心酔者)の形容詞です。「部族間」に限定すれば、tribal disputes も使えます。
(註)よくある思い込み。通訳者は言語学者ではないので大目に見ても良いが、本を書くなら事前の調べは必要だ。
表現が難しい尖閣諸島(p.128)
(誤)一般に、呼称は「日本名、尖閣諸島 Senkaku Islands、中国名、釣魚島(ちょうぎょとう) Diaoyu Islands」と併記します。
(正)一般に、呼称は「日本名 尖閣諸島 Senkaku Islands、中国名 釣魚島(ちょうぎょとう) Diaoyu Islands、英語名 Pinnacle Islands」と併記します。日本語の尖閣と英語の Pinnacle はお互いの意味が対応します。
(註)英語通訳者なら政治的立場に関係なく最も中立的な英語呼称も併記すべし。
「おいしい」の英訳(p.135)
(誤)yammy
(正)yummy
(註)よくある思い込みだが、発音まで間違って覚えられてしまうと、雇用者・通訳依頼者としては困る。
魚の「かれい」の英訳(p.135)
(誤)halibut
(正)flounder または plaice
(註)原文の儘(まま)だと、「大鮃(オヒョウ)」の意。最後に挙げた plaice は北大西洋の角鰈(ツノガレイ)。
タージマハールの英語表記(p.141)
(誤)Taji Mahal
(正)Taj Mahal
(註)よくある思い込み。発音まで間違って覚えているのだろうが、インドでは大して問題にならない。
治安の体感(p.145)
(誤)最近は残念ながら凶悪事件が起きるようになったが、
(正)最近は凶悪事件が減っているにも拘(かか)わらず大々的に報道されるので治安に対する体感が悪化してきているが、
(註)よくある思い込み。
さて、ここで得た教訓として、通訳を依頼する側は通訳者が訳したことをその儘(まま)鵜呑みにはせず、まずは疑ってかかるべきだと思う。但し、それも程度の問題であり、疑ってばかりだと交渉事が進捗しない。したがって通訳を依頼する側も最低限の知識を身に着け、誤訳を指摘できるぐらいにどっしりと構えて交渉事に臨むべきである。何事も通訳任せ・丸投げでは危険ということだ。
そうは言っても本書は現場の緊迫感を伝えることに成功している。通訳とは黒子に徹しながら膨大なストレスが課される仕事であり、その気苦労は想像を絶するし、本レビューワーには到底務まらない。今でこそ片仮名の「サイコパス」として日本語に定着した感のある英語の psychopath だが、本著者がかつて現場で訳せなかったことを告白していて意外の感に打たれた。
2016年8月16日に日本でレビュー済み
同時通訳ってすごい仕事だとは思っていましたが、
文化、政治、経済、科学の最先端の人たちと
つきあっていく仕事なのですね。
とってもうらやましく思いました
準備の勉強が、とても大変なのはわかります。
それが身になっていくのがおもしろかったです。
20年、30年、続けることで一人前になっていくところが、
職人的でいいですね
文化、政治、経済、科学の最先端の人たちと
つきあっていく仕事なのですね。
とってもうらやましく思いました
準備の勉強が、とても大変なのはわかります。
それが身になっていくのがおもしろかったです。
20年、30年、続けることで一人前になっていくところが、
職人的でいいですね
2016年9月19日に日本でレビュー済み
あっという間に読める読みやすさ。そして面白さ。同時通訳というお仕事の、日頃想像もできないような内情を垣間見られる。
同時通訳者たちのたゆまざる努力、オバマほか著名人の同時通訳をした時のエピソード、全てが面白い。
また単に面白いだけではなく、お互いの情報を瞬時に持ち合い、様々な国の利害関係が複雑に絡み合うことこそ戦争の抑止に繋がるとか、戦時における通訳のエピソード、幸福度の基準とは?など世界の様々な人と触れあってきた著者ならではの世界観がまた興味深い。
同時通訳者たちのたゆまざる努力、オバマほか著名人の同時通訳をした時のエピソード、全てが面白い。
また単に面白いだけではなく、お互いの情報を瞬時に持ち合い、様々な国の利害関係が複雑に絡み合うことこそ戦争の抑止に繋がるとか、戦時における通訳のエピソード、幸福度の基準とは?など世界の様々な人と触れあってきた著者ならではの世界観がまた興味深い。
2016年12月4日に日本でレビュー済み
これは通訳を仕事にしている人、或は将来通訳をめざす人にとってのノウハウ本ではない。もちろんそうした人たちにとって役立つことも満載であろうが、本書の貴重なところは、著者が同時通訳の現場から得た様々な事象に対する認識である。通訳者にとって秘密保護法案は不安であること、こうした現場の声を政府関係者は分かっているのだろうか。また戦争における通訳の役割について述べたくだりで通訳が戦争責任を追及されて死刑になったこともあると記されている。その他安倍首相や鳩山元首相の英語による発信力などコンパクトな本ながら読みどころが多々ある。ただオバマの広島での演説にウルルンとなったというところだけは違和感を覚えた。





