名著なので、内容の説明は省略します。
(1) 日本経済の立ち位置、直面している課題を、網羅的に、しかもレベルを落とさず書かれているのは、さすがです。
著者が日経の新聞記者のため、読み手にも優しく、読み進みやすく書かれています。(学者による同様の著書より読みやすい。)
アベノミクスまでカバーされている、最新版であること(2015年2月発刊)もあり、この種の書籍のベストではないでしょうか。
最近、ネットで無料の情報がそこそこ手に入るので、若い人で新聞を読まない人が増えてきています。
このままでは明日の日本は危ういので、彼らには、この本を読んで、日経新聞を読むよう、薦めています。
普段あまり新聞を読まない人のための勉強会のテキストにもよいと思います。
「なぜあれほど元気だった日本がバブルのはじけた90年以降、急降下してしまったのだろうか」というはしがきの一言に、著者の問題意識が集約されています。
(2) 新聞は、毎日読んでいる読者を前提にしています。そのため、前提知識のない、これから読み始める人には、読み始めが辛いです。 この書籍は、日経新聞の記者が、そういった、新聞を読むための基礎知識をまとめてあります。 これから新聞を読み始める、社会人には、格好の入門書となっています。
(3) (2020年9月追記)2015年3月発刊で、経済・生活環境が激変しています。 コロナ下経済活動のみならず、生活そのものの内容が大きく変化を求められています。 これだけよくまとまっている書籍はないので、内容をリニューして、新版を発刊頂くことを、希望します。
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