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新・免疫革命-免疫の本能は《お掃除》にあり- (健康常識パラダイムシフトシリーズ5) 単行本 – 2018/7/18
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- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社鉱脈社
- 発売日2018/7/18
- 寸法19.6 x 13.9 x 2.4 cm
- ISBN-104860617002
- ISBN-13978-4860617004
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著者について
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登録情報
- 出版社 : 鉱脈社; 四六版 (2018/7/18)
- 発売日 : 2018/7/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 240ページ
- ISBN-10 : 4860617002
- ISBN-13 : 978-4860617004
- 寸法 : 19.6 x 13.9 x 2.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 82,340位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
著者について

崎谷 博征 (さきたにひろゆき)
1968年 奈良県生まれ。奈良県立医科大学・大学院卒業、脳神経外科専門医。ガンの研究で医学博士取得。国立大阪南病院、医真会八尾病院を経て、私立病院の副院長を務める。現在は、リアルサイエンスの観点から総合医としてガン、難病、原因不明の慢性病を対象にした治療を確立し、根本治療指導に従事している。
社団法人パレオ協会代表理事、エネルギ―量子医学会会長。NPO法人日本ホリスティック療法協会理事、ハチミツ療法協会理事。
「エネルギー代謝・場の理論」創始者でもあり、生物学・人類学・考古学・物理学など学問の垣根を取り払い横断的に研究し「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)およびパレオライフスタイルを確立した。「リーキーガット」「リーキースキン」「リーキーベッセル」、又「プーファ(PUFA)」「リポリシス」「健康の場(ヘルスィネス・フィールド)」「病気の場(シックネス・フィールド)」「ガンの場(キャンサー・フィールド)」「ガン安心療法」というリアルサイエンスを日本で初めて定着させた第一人者でもある。
栄養学やライフスタイル改善だけでなく、人類史を貫くリアルサイエンスの啓蒙、並びに全国で医師・治療家および一般の方を対象に、講演・セミナー活動を行っている。
* 著書に『患者見殺し医療改革のペテン』 『グズな大脳思考デキる内臓思考』『医療ビジネスの闇』(共に韓国訳出版)、『原始人食で病気は治る』(台湾訳も出版)、『間違いだらけの食事健康法』、『この4つを食べなければ病気にならない』(中国語訳も出版)、『ガンの80%は予防できる』
健康常識パラダイムシフトシリーズとして『プーファフリーであなたはよみがえる』、『病はリポリシスから』、『糖尿病は砂糖で治す』『ガンは安心させてあげなさい』『新・免疫革命』『慢性病は現代食から』『オメガ3の真実』『自然治癒はハチミツから』を出版している。近著として、『ウイルスは存在しない』上下巻、『ワクチンの真実』がある。
共著に『悪魔の思想辞典』。『日本のタブー(悪魔の思想辞典2)』がある。
カスタマーレビュー

上位レビュー、対象国: 日本
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崎谷博征氏 2018年7月初版
本書は新しい免疫学の教科書という位置付けです。
そのため何かの特効薬、何かこれだけすれば良いという短絡的な解決策を求めている人には合わないと思います。
またそもそも人の免疫とは何かの薬でコントロールできるような簡単な代物でないことも本書を読めば分かります。
ということで、本書は真剣に免疫について学びたい人にはかなりお勧めです。
また免疫の教科書とはいえ、具体的にどうしていったら良いかの方向性も提示されているので、現在何らかの自己免疫疾患にかかっている方、ガンを予防したい方は読んで損はないです。
個人的には、本書の著者の崎谷医師は海外の最新論文まで幅広く読み込まれているため、その内容は他の本やサイトには書かれていない大変興味深いものばかりで、いつも著書を読むのを楽しみにしているぐらいです。
なお、以下にネタバレメモを一部書いてありますが、これは現在の私が気になったものをメモしただけです。
ただこれらの内容の何か一つでも気になったのであれば本書を購入して読むと良いと思います。
また本書はアトピーなど何らかの自己免疫疾患を抱えている人は必読だと思いますが、そうでない人でも、ワクチンや抗がん剤の危険性についての知識を得られますし、世の中に広まっている誤った常識を正すことができますので読んで損はないと思います。
追伸
現代の世界ではワクチンや抗がん剤は巨額を生み出すドル箱ビジネスとなっています。
そのため過去ワクチンの害や抗がん剤の危険性を説く医師は危険な目にあったり、圧力がかかったりします。
例えばかつてフェイスブックで有名だった内海医師はワクチンの危険性を説く記事を書くたびにアカウント凍結され、記事の表示率が低下したことを明言しています。
フェイスブックでさえアンチワクチンの記事には圧力がかかっているのです。
また抗がん剤の危険性を訴えていた医師が不幸で不自然な死を迎えたこともあります。
本書の著者はサイエンス、科学的見地にこだわり、エビデンスを提示することで、上手く危険性を説いているので大丈夫だと思います。
ただ私達は世の中に流れ広まっている情報がいかに利権絡みで圧力を受けたものであるかは知っておいた方が良いと思います。
(以下ネタバレメモ一部)
昔の狐憑きは免疫システムの生体反応だった
抗NMDA抗体脳炎は脳の側頭葉が炎症によって過剰刺激されると起こり、側頭葉てんかんと同じ病態。幻聴、幻視が起こりブッダ、パウロ、ジャンヌダルク、ソクラテス、ムハンマド、エゼキエルもこの側頭葉てんかんだったと言われている。
抗NMDA抗体脳炎は80%は女性に起こり思春期に発症。MMRなどのワクチンに関連と推測。
インフルエンザワクチンで髄膜炎、四肢麻痺になった子供
ヨーロッパ、米国の調査では人口の約5%が何らかの自己免疫疾患と診断。
米国では5000万人以上の数で自己免疫疾患に対する医療費はガンの約2倍に膨れ上がっている
自己免疫疾患では免疫を抑える治療が主体となるため治療による副作用で死亡するケースが後を絶たない
医薬品となっているオメガ3の魚油を10年以上摂取した結果ストレスを契機にアトピー性皮膚炎発症
糖質制限はリポリシスが起こってプーファ(多価不飽和脂肪酸)が血液中に増加することでアトピーや慢性病が悪化する
夜間は太陽光がないために整体にとってはストレスが高まる時間帯。夜間に血糖値が低下するとさらにストレス反応が高まり炎症を引き起こすストレスホルモンが分泌される。炎症コントロールするためにも就寝前には必ず黒糖、蜂蜜、フルーツなどの単糖類を含む糖質補給することが必須。
セロトニンは夜に多くなるストレスホルモン。
抗ヒスタミン作用を持つ抗セロトニン物質の摂取でアトピーの夜間の痒みが改善
免疫システムの主目的
病原微生物を根絶する
自己と非自己を区別する
(基本的に樹状細胞が提示抗原で見分ける)
マクロファージ、好中球など自然免疫は免疫記憶なしに直接排除
獲得免疫のBリンパ球は抗体を作って排除し、Tリンパ球は直接攻撃
免疫寛容
哺乳類では胎児期に胸腺において自分を攻撃するリンパ球は胸腺上皮細胞よって排除される
近代の免疫システムの捉え方はポール・エールリッヒによる
自然免疫にも免疫記憶と免疫特異性を持っている
Th1細胞
細胞内感染に反応し細胞性免疫及び自己免疫疾患の発症に関与する
Th2細胞
細胞外感染日本の液性免疫(B細胞の抗体生産)及びアレルギー疾患に関与する
ヘルパーT細胞には制御性T細胞、Th9,17,22が新たに発見
炎症性のサイトカインを算出する転写因子NF-kBをブロックする治療では感染症が起こるなどの予測不能の結果を招く
サイトカインは白血球やリンパ球と同じく細胞の置かれた場によって作用が変わる
慢性炎症の3つの特徴
組織破壊、繊維化、血管新生
組織の繊維化をもたらす物質、セロトニンとエストロゲン
セロトニンは繊維化で主役となるTGF-β1というサイトカインを誘導
ファイブロネクティンを誘導
プエラリア・ミリフィカのようなエストロゲンを含む安価なハーブがバストを大きくするのはエストロゲンの真皮層の拡大と細胞増殖作用によるもの
炎症の場ではセロトニン、エストロゲンは白血球、リンパ球に作用し炎症性物質を放出させる
エストロゲンは炎症全般に関わるため様々な病態の原因となる
エストロゲンが高値の場合は、ヘルパーT細胞がTh2に誘導され、肥満細胞な好酸球の脱顆粒(ヒスタミン、エイコサノイド、セロトニンの放出)が起こる
初潮が早くて長期間エストロゲンに暴露されている場合や生理前後のようにエストロゲン濃度が高くなる場合にはアレルギー疾患の代表である喘息が起きやすくなる
大豆のアイソフラボン、ビスフェノールA、フタレートなどの暴露もアレルギー疾患を引き起こす
炎症は急性、慢性に関わらずその過程(炎症→血管新生、繊維化)そのものが病的に反応である
免疫システムの基本はゴミ処理
生命場にゴミが散乱するとバクテリア、がん細胞のエサになるため病気の場に変化する
プーファはミトコンドリアの電子伝達系での電子(糖から取り出した)のフローをせき止めてしまう
不活性化ワクチンは病原微生物そのものの感染力はないが、そこに毒性の強い重金属などの物質をアジュヴァントとして添加することでゴミを生命場にばら撒いて人工的に炎症を引き起こすアプローチ。
豊胸手術で使用される埋め込みシリコンやローション、化粧剤、充填剤に使用されるミネラルオイルもアジュバントとして自己免疫反応を引き起こす。
ミネラルオイルは原油を精製する過程で作られる石油でありWHOが発がん性を認めている代物。
学童期の女児に摂取が推奨されているHPVワクチンは1型糖尿病、甲状腺炎、クローン病、関節炎などの自己免疫疾患、さらに卵巣機能の低下で生理不順や不妊を引き起こす。
インフルエンザワクチンによって起こるギランバレー症候群は末梢神経の構成成分の分子擬態、分子相同性
B型肝炎ワクチンによる多発性硬化症は脳の神経の構成成分との分子擬態
HPV(子宮頚がん)ワクチンによる全身性エリテマトーデスは免疫系成分(補体、ナチュラルキラー細胞受容体)との分子擬態
によって引き起こされている
生ワクチンおよび不活性ワクチンのいずれもが炎症を生命場に起こすことで免疫記憶を作る設計になっているため自己免疫疾患を引き起こす可能性を秘めている。
ワクチン摂取児童は2倍の慢性病にかかっている
ワクチン接種児童は4倍の学習障害、注意欠陥多動性、自閉症スペクトラム障害になっている
未熟児だったワクチン接種児童では6倍の自閉症などの脳機能障害を患っている
放射線療法、手術、抗がん剤でダメージを受けたり死滅したりしたがん細胞から放出される物質によって起こる炎症によってさらにガンが増大する
単細胞生物でも認識、学習、記憶といった脊椎動物の神経系が担う働きを持っていることが近年明らかにされた
ストレスによってテストステロンがアロマテースというストレス酵素によってエストロゲンに変換されると自己免疫疾患にかかりやすくなる
人間が加齢によってガンを始め様々な病気にかかりやすいのは遺伝子変異が蓄積することが原因ではなく加齢によって胸腺が萎縮するから
甲状腺機能の低下で胸腺が萎縮
ストレスによるコルチゾール分泌でも胸腺が萎縮(宇宙飛行士の例)
ラットの実験ではメラトニンホルモンを補充すると胸腺が回復
ステロイド投与による胸腺萎縮はその後の自己免疫疾患やガン発生の大きな要因になっていることが推測される
断食や極端な糖質制限を続けると胸腺は萎縮
女性の方が自己免疫疾患が多いのは、ストレスホルモンであるエストロゲンが胸腺細胞や骨髄の未熟細胞を死滅させるから
免疫寛容とは、そのゴミによって炎症が起こらないこと
オプジーボなど免疫チェックポイント阻害剤は免疫チェックポイント分子をブロックすることから免疫寛容がなくなり多臓器に渡って自己免疫疾患を引き起こす(70〜90%の人に起こる)
さらに免疫チェックポイント阻害剤にもガンは耐性を作る
プロスタグランジンD2は頭頂の男性型脱毛症の原因物質
自己免疫疾患が膠原病とよばれるのは炎症がコラーゲン繊維の多い間質に及ぶから。そして炎症によって分解される間質成分がゴミと認識され自己の間質が攻撃を受けることになるから。
アガリスクやメシマコブなどのキノコ類には真菌由来のβグルカンが含まれておりこれが微生物関連分子パターンとなるため炎症を引き起こす作用を利用し、これによりガンを縮小する事を期待している。ただ吉と出るか凶と出るかは生命場次第。
加齢のひとつの特徴として慢性炎症
自分の細胞が出すゴミが加齢によるエネルギー代謝低下によるゴミ処理能低下によって蓄積してくるから
炎症を引き起こすゴミmess
=ダメージ関連分子パターン DAMPs (Danger of damage associated molecular patterns )
病原体関連分子パターン MAMPs(Microbe associated molecular patterns )
ワクチンのアジュバントに使用されている水酸化アルミニウムは食細胞のインフラマソームを活性化して炎症を引き起こす
自己免疫疾患とがんの治療薬は非常に似通っている
すっぱい発酵食は生命場を乱す乳酸を豊富に含むため注意が必要
炎症を抑えるために使用したステロイド(コルチゾール )が長期的には逆に制御不能な炎症をオンにし、自己免疫疾患やガンさえ引き起こしかねない
既に長期のステロイド療法になってリンパ腫などが併発することが報告されている
多価不飽和脂肪酸や糖質制限は長期的に慢性的なコルチゾールの上昇を招く
ペトリ皿に入れたがん細胞にDHAやフィッシュオイル(EPA)を投与するとそのストレスによってガンが死滅する。しかしDHAを体内に投与すると正常細胞のエネルギー代謝もやられてしまうので長期的にはガンの場を作ることになる
DHAなどの不飽和結合の多いプーファはミトコンドリアのエネルギー産生を低下させるだけでなく自動酸化して産生する過酸化脂質(アルデヒド )によって形態形成維持に決定的なダメージを与える
多価不飽和脂肪酸の蓄積がほとんどない胎児では体内で骨折したり傷を負ったりしても繊維化を起こすような傷跡を残すことなく完全に修復治癒される
過酸化脂質(アルデヒド)による網膜組織での形態形成維持異常が加齢性黄斑変性と言う成人の失明で最も多い疾患の原因となっている
妊娠に伴って食細胞の食作用などの働きが活発になるが免疫記憶などの新しいリンパ球系の働きが抑えられる。これが妊娠中に自己免疫疾患は抑えられるが感染症にかかりやすくなる理由
病気の場においてアレルギー疾患や自己免疫疾患を悪化させるエストロゲンの作用を抑えるのに最も効果のある物質=(抗エストロゲン作用)はプロゲステロン
胸腺はダメージを与える物質を除去すれば再生可能
↓
まずは胸腺にダメージを与えるストレスホルモンであるコルチゾール、エストロゲンの過剰な分泌を抑えることが必須。
ステロイドの慢性通様がなくても体内のコルチゾールが過剰に分泌されると同じ結果になる。
慢性的な精神ストレスに限らずファスティング、糖質制限やケトン食等のケトーシスを起こさせる食事法を長期間行うことも慢性的にコルチゾールの分泌を高めて胸腺を萎縮させる。
低タンパク質食なども胸腺や骨髄の構造、機能にダメージを与えるため良質のタンパク質を摂取することが形態形成維持に必須
エストロゲンの抑制にはクワイノン(napthaquinone )、ナイアシノマイド、ビタミンA、E、カフェインなどが有効
大豆に含まれるイソフラボンはごく微量でエストロゲン受容体に結合するため強力なエストロゲン作用持つ。これらの植物性エストロゲンは胸腺にダメージを与えて自己免疫疾患を引き起こす。
↓
発酵を十分に行っていない大豆製品を避けること。
プーファ(多価不飽和脂肪酸 )はコルチゾールとエストロゲンの両方を高めるので今日先には甚大なダメージを及ぼす。
サイクロフォスファマイドなどの抗がん剤も胸腺を死滅させる
乳製品やホワイトチョコレートなどの着色料として使用される二酸化チタン胸腺細胞を死滅させる
世間の副交換神経刺激はリラックスと言うのは誤った認識
↓
本当のリラックスはどちらにも傾かずにニュートラルな状態にある時
プロゲステロン(妊娠ホルモン)はコルチゾールやエストロゲンによって破壊された胸腺を回復させる。
動物実験及び人のデータでは亜鉛やビタミンEは胸腺の萎縮を止めることが報告されている
形態形成維持に重要な胸腺、甲状腺、脳下垂体、視床下部、松果体の上部チャクラ軸を同時に活性化できるの可視光線、近赤外線領域のライト
↓
紫外線が弱い早朝や夕方の太陽を見つめることによってこのチャクラ軸が活性化する
糖のエネルギー代謝を回すマスターホルモンは甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモンを切除したおたまじゃくしはいつまでも蛙に変態することなくサイズだけ大きくなった

崎谷博征氏 2018年7月初版
本書は新しい免疫学の教科書という位置付けです。
そのため何かの特効薬、何かこれだけすれば良いという短絡的な解決策を求めている人には合わないと思います。
またそもそも人の免疫とは何かの薬でコントロールできるような簡単な代物でないことも本書を読めば分かります。
ということで、本書は真剣に免疫について学びたい人にはかなりお勧めです。
また免疫の教科書とはいえ、具体的にどうしていったら良いかの方向性も提示されているので、現在何らかの自己免疫疾患にかかっている方、ガンを予防したい方は読んで損はないです。
個人的には、本書の著者の崎谷医師は海外の最新論文まで幅広く読み込まれているため、その内容は他の本やサイトには書かれていない大変興味深いものばかりで、いつも著書を読むのを楽しみにしているぐらいです。
なお、以下にネタバレメモを一部書いてありますが、これは現在の私が気になったものをメモしただけです。
ただこれらの内容の何か一つでも気になったのであれば本書を購入して読むと良いと思います。
また本書はアトピーなど何らかの自己免疫疾患を抱えている人は必読だと思いますが、そうでない人でも、ワクチンや抗がん剤の危険性についての知識を得られますし、世の中に広まっている誤った常識を正すことができますので読んで損はないと思います。
追伸
現代の世界ではワクチンや抗がん剤は巨額を生み出すドル箱ビジネスとなっています。
そのため過去ワクチンの害や抗がん剤の危険性を説く医師は危険な目にあったり、圧力がかかったりします。
例えばかつてフェイスブックで有名だった内海医師はワクチンの危険性を説く記事を書くたびにアカウント凍結され、記事の表示率が低下したことを明言しています。
フェイスブックでさえアンチワクチンの記事には圧力がかかっているのです。
また抗がん剤の危険性を訴えていた医師が不幸で不自然な死を迎えたこともあります。
本書の著者はサイエンス、科学的見地にこだわり、エビデンスを提示することで、上手く危険性を説いているので大丈夫だと思います。
ただ私達は世の中に流れ広まっている情報がいかに利権絡みで圧力を受けたものであるかは知っておいた方が良いと思います。
(以下ネタバレメモ一部)
昔の狐憑きは免疫システムの生体反応だった
抗NMDA抗体脳炎は脳の側頭葉が炎症によって過剰刺激されると起こり、側頭葉てんかんと同じ病態。幻聴、幻視が起こりブッダ、パウロ、ジャンヌダルク、ソクラテス、ムハンマド、エゼキエルもこの側頭葉てんかんだったと言われている。
抗NMDA抗体脳炎は80%は女性に起こり思春期に発症。MMRなどのワクチンに関連と推測。
インフルエンザワクチンで髄膜炎、四肢麻痺になった子供
ヨーロッパ、米国の調査では人口の約5%が何らかの自己免疫疾患と診断。
米国では5000万人以上の数で自己免疫疾患に対する医療費はガンの約2倍に膨れ上がっている
自己免疫疾患では免疫を抑える治療が主体となるため治療による副作用で死亡するケースが後を絶たない
医薬品となっているオメガ3の魚油を10年以上摂取した結果ストレスを契機にアトピー性皮膚炎発症
糖質制限はリポリシスが起こってプーファ(多価不飽和脂肪酸)が血液中に増加することでアトピーや慢性病が悪化する
夜間は太陽光がないために整体にとってはストレスが高まる時間帯。夜間に血糖値が低下するとさらにストレス反応が高まり炎症を引き起こすストレスホルモンが分泌される。炎症コントロールするためにも就寝前には必ず黒糖、蜂蜜、フルーツなどの単糖類を含む糖質補給することが必須。
セロトニンは夜に多くなるストレスホルモン。
抗ヒスタミン作用を持つ抗セロトニン物質の摂取でアトピーの夜間の痒みが改善
免疫システムの主目的
病原微生物を根絶する
自己と非自己を区別する
(基本的に樹状細胞が提示抗原で見分ける)
マクロファージ、好中球など自然免疫は免疫記憶なしに直接排除
獲得免疫のBリンパ球は抗体を作って排除し、Tリンパ球は直接攻撃
免疫寛容
哺乳類では胎児期に胸腺において自分を攻撃するリンパ球は胸腺上皮細胞よって排除される
近代の免疫システムの捉え方はポール・エールリッヒによる
自然免疫にも免疫記憶と免疫特異性を持っている
Th1細胞
細胞内感染に反応し細胞性免疫及び自己免疫疾患の発症に関与する
Th2細胞
細胞外感染日本の液性免疫(B細胞の抗体生産)及びアレルギー疾患に関与する
ヘルパーT細胞には制御性T細胞、Th9,17,22が新たに発見
炎症性のサイトカインを算出する転写因子NF-kBをブロックする治療では感染症が起こるなどの予測不能の結果を招く
サイトカインは白血球やリンパ球と同じく細胞の置かれた場によって作用が変わる
慢性炎症の3つの特徴
組織破壊、繊維化、血管新生
組織の繊維化をもたらす物質、セロトニンとエストロゲン
セロトニンは繊維化で主役となるTGF-β1というサイトカインを誘導
ファイブロネクティンを誘導
プエラリア・ミリフィカのようなエストロゲンを含む安価なハーブがバストを大きくするのはエストロゲンの真皮層の拡大と細胞増殖作用によるもの
炎症の場ではセロトニン、エストロゲンは白血球、リンパ球に作用し炎症性物質を放出させる
エストロゲンは炎症全般に関わるため様々な病態の原因となる
エストロゲンが高値の場合は、ヘルパーT細胞がTh2に誘導され、肥満細胞な好酸球の脱顆粒(ヒスタミン、エイコサノイド、セロトニンの放出)が起こる
初潮が早くて長期間エストロゲンに暴露されている場合や生理前後のようにエストロゲン濃度が高くなる場合にはアレルギー疾患の代表である喘息が起きやすくなる
大豆のアイソフラボン、ビスフェノールA、フタレートなどの暴露もアレルギー疾患を引き起こす
炎症は急性、慢性に関わらずその過程(炎症→血管新生、繊維化)そのものが病的に反応である
免疫システムの基本はゴミ処理
生命場にゴミが散乱するとバクテリア、がん細胞のエサになるため病気の場に変化する
プーファはミトコンドリアの電子伝達系での電子(糖から取り出した)のフローをせき止めてしまう
不活性化ワクチンは病原微生物そのものの感染力はないが、そこに毒性の強い重金属などの物質をアジュヴァントとして添加することでゴミを生命場にばら撒いて人工的に炎症を引き起こすアプローチ。
豊胸手術で使用される埋め込みシリコンやローション、化粧剤、充填剤に使用されるミネラルオイルもアジュバントとして自己免疫反応を引き起こす。
ミネラルオイルは原油を精製する過程で作られる石油でありWHOが発がん性を認めている代物。
学童期の女児に摂取が推奨されているHPVワクチンは1型糖尿病、甲状腺炎、クローン病、関節炎などの自己免疫疾患、さらに卵巣機能の低下で生理不順や不妊を引き起こす。
インフルエンザワクチンによって起こるギランバレー症候群は末梢神経の構成成分の分子擬態、分子相同性
B型肝炎ワクチンによる多発性硬化症は脳の神経の構成成分との分子擬態
HPV(子宮頚がん)ワクチンによる全身性エリテマトーデスは免疫系成分(補体、ナチュラルキラー細胞受容体)との分子擬態
によって引き起こされている
生ワクチンおよび不活性ワクチンのいずれもが炎症を生命場に起こすことで免疫記憶を作る設計になっているため自己免疫疾患を引き起こす可能性を秘めている。
ワクチン摂取児童は2倍の慢性病にかかっている
ワクチン接種児童は4倍の学習障害、注意欠陥多動性、自閉症スペクトラム障害になっている
未熟児だったワクチン接種児童では6倍の自閉症などの脳機能障害を患っている
放射線療法、手術、抗がん剤でダメージを受けたり死滅したりしたがん細胞から放出される物質によって起こる炎症によってさらにガンが増大する
単細胞生物でも認識、学習、記憶といった脊椎動物の神経系が担う働きを持っていることが近年明らかにされた
ストレスによってテストステロンがアロマテースというストレス酵素によってエストロゲンに変換されると自己免疫疾患にかかりやすくなる
人間が加齢によってガンを始め様々な病気にかかりやすいのは遺伝子変異が蓄積することが原因ではなく加齢によって胸腺が萎縮するから
甲状腺機能の低下で胸腺が萎縮
ストレスによるコルチゾール分泌でも胸腺が萎縮(宇宙飛行士の例)
ラットの実験ではメラトニンホルモンを補充すると胸腺が回復
ステロイド投与による胸腺萎縮はその後の自己免疫疾患やガン発生の大きな要因になっていることが推測される
断食や極端な糖質制限を続けると胸腺は萎縮
女性の方が自己免疫疾患が多いのは、ストレスホルモンであるエストロゲンが胸腺細胞や骨髄の未熟細胞を死滅させるから
免疫寛容とは、そのゴミによって炎症が起こらないこと
オプジーボなど免疫チェックポイント阻害剤は免疫チェックポイント分子をブロックすることから免疫寛容がなくなり多臓器に渡って自己免疫疾患を引き起こす(70〜90%の人に起こる)
さらに免疫チェックポイント阻害剤にもガンは耐性を作る
プロスタグランジンD2は頭頂の男性型脱毛症の原因物質
自己免疫疾患が膠原病とよばれるのは炎症がコラーゲン繊維の多い間質に及ぶから。そして炎症によって分解される間質成分がゴミと認識され自己の間質が攻撃を受けることになるから。
アガリスクやメシマコブなどのキノコ類には真菌由来のβグルカンが含まれておりこれが微生物関連分子パターンとなるため炎症を引き起こす作用を利用し、これによりガンを縮小する事を期待している。ただ吉と出るか凶と出るかは生命場次第。
加齢のひとつの特徴として慢性炎症
自分の細胞が出すゴミが加齢によるエネルギー代謝低下によるゴミ処理能低下によって蓄積してくるから
炎症を引き起こすゴミmess
=ダメージ関連分子パターン DAMPs (Danger of damage associated molecular patterns )
病原体関連分子パターン MAMPs(Microbe associated molecular patterns )
ワクチンのアジュバントに使用されている水酸化アルミニウムは食細胞のインフラマソームを活性化して炎症を引き起こす
自己免疫疾患とがんの治療薬は非常に似通っている
すっぱい発酵食は生命場を乱す乳酸を豊富に含むため注意が必要
炎症を抑えるために使用したステロイド(コルチゾール )が長期的には逆に制御不能な炎症をオンにし、自己免疫疾患やガンさえ引き起こしかねない
既に長期のステロイド療法になってリンパ腫などが併発することが報告されている
多価不飽和脂肪酸や糖質制限は長期的に慢性的なコルチゾールの上昇を招く
ペトリ皿に入れたがん細胞にDHAやフィッシュオイル(EPA)を投与するとそのストレスによってガンが死滅する。しかしDHAを体内に投与すると正常細胞のエネルギー代謝もやられてしまうので長期的にはガンの場を作ることになる
DHAなどの不飽和結合の多いプーファはミトコンドリアのエネルギー産生を低下させるだけでなく自動酸化して産生する過酸化脂質(アルデヒド )によって形態形成維持に決定的なダメージを与える
多価不飽和脂肪酸の蓄積がほとんどない胎児では体内で骨折したり傷を負ったりしても繊維化を起こすような傷跡を残すことなく完全に修復治癒される
過酸化脂質(アルデヒド)による網膜組織での形態形成維持異常が加齢性黄斑変性と言う成人の失明で最も多い疾患の原因となっている
妊娠に伴って食細胞の食作用などの働きが活発になるが免疫記憶などの新しいリンパ球系の働きが抑えられる。これが妊娠中に自己免疫疾患は抑えられるが感染症にかかりやすくなる理由
病気の場においてアレルギー疾患や自己免疫疾患を悪化させるエストロゲンの作用を抑えるのに最も効果のある物質=(抗エストロゲン作用)はプロゲステロン
胸腺はダメージを与える物質を除去すれば再生可能
↓
まずは胸腺にダメージを与えるストレスホルモンであるコルチゾール、エストロゲンの過剰な分泌を抑えることが必須。
ステロイドの慢性通様がなくても体内のコルチゾールが過剰に分泌されると同じ結果になる。
慢性的な精神ストレスに限らずファスティング、糖質制限やケトン食等のケトーシスを起こさせる食事法を長期間行うことも慢性的にコルチゾールの分泌を高めて胸腺を萎縮させる。
低タンパク質食なども胸腺や骨髄の構造、機能にダメージを与えるため良質のタンパク質を摂取することが形態形成維持に必須
エストロゲンの抑制にはクワイノン(napthaquinone )、ナイアシノマイド、ビタミンA、E、カフェインなどが有効
大豆に含まれるイソフラボンはごく微量でエストロゲン受容体に結合するため強力なエストロゲン作用持つ。これらの植物性エストロゲンは胸腺にダメージを与えて自己免疫疾患を引き起こす。
↓
発酵を十分に行っていない大豆製品を避けること。
プーファ(多価不飽和脂肪酸 )はコルチゾールとエストロゲンの両方を高めるので今日先には甚大なダメージを及ぼす。
サイクロフォスファマイドなどの抗がん剤も胸腺を死滅させる
乳製品やホワイトチョコレートなどの着色料として使用される二酸化チタン胸腺細胞を死滅させる
世間の副交換神経刺激はリラックスと言うのは誤った認識
↓
本当のリラックスはどちらにも傾かずにニュートラルな状態にある時
プロゲステロン(妊娠ホルモン)はコルチゾールやエストロゲンによって破壊された胸腺を回復させる。
動物実験及び人のデータでは亜鉛やビタミンEは胸腺の萎縮を止めることが報告されている
形態形成維持に重要な胸腺、甲状腺、脳下垂体、視床下部、松果体の上部チャクラ軸を同時に活性化できるの可視光線、近赤外線領域のライト
↓
紫外線が弱い早朝や夕方の太陽を見つめることによってこのチャクラ軸が活性化する
糖のエネルギー代謝を回すマスターホルモンは甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモンを切除したおたまじゃくしはいつまでも蛙に変態することなくサイズだけ大きくなった

ちなみに私は、知り合いの看護師助産師保健師さんや、健康の学びに真剣なママさんたちにご紹介させて頂きましたら『驚愕と感動』の言葉を伝えて頂きました。興味がありそうな方にコツコツとオススメしていきます。
素晴らしい新・免疫革命!
多くの自己免疫疾患、医原病、食原病が 病気治療以前に必要なことも実感できた本である。これらをつくりつづける人や社会構造などに今 何 が必要か?自ら出来ること、出来ないこと、したいこと、したくないこと、しなければならないことは何か?痛感、模索しながら読んだ。
形態形成維持という生命の中心システムを回すことの具体的説明も、前出版の本と繋げて読むと理解しやすい。聞き慣れない用語をまずは、何のことか理解することで、免疫などの全容を時間をかけて理解できてくる。読解力に感覚的なものが作動することで、理解が深まるような気がした。疾患の理解がない人は、事例の例文の理解に苦しむと思うので、多くの隣地臨床経験の豊かな医療従事者に読んで欲しい。尋常でない疾患の苦しみを救済できる具体的行動への概略本ではないか。
免疫に関する内容は、現代医学、自然療法、代替療法が適切に使用されているか、判断材料にするために基本的に知っておかなければならないことだと思う。イラストや図も沢山記されているが、イラストと文章を理解する 脳などの器官の経路は違うと思うので、視点をかえながら同時に理解することは 容易ではないが、それぞれの読み手の得意な感覚に合った読み方、見方で理解すると理解しやすいのではないかと思う。私は、2回読んだが、1回目は事例に合わせ速読、今度は短い単元ごとで音読してよんだり、イラストだけ見て理解したり書いたり、描いたりしながら理解していく予定。また、理論を応用できる範疇も探す。
多くの病める人が減るように 具体的実践に免疫の本態 お掃除に必要な手引きになると期待してる。
免役という言葉に、リンパ球が活躍するイメージを持ってたのですが、いつも「顆粒球はなにするんだろ?」ってはっきりしなかったことが、崎谷先生の免疫の授業を聞いてクリアになりました。
その時受けた授業の内容もこちらの本に書かれてあります。
内容はちょっと難しい専門用語とか、書き慣れない言葉が多いですがイラスト多めで、そのイラストだけ読んでもある程度は理解できるような内容になってます。
予防接種についてもこの本で触れていて、なにがどう体に影響するのか、打つとしたらどうするか、丁寧に書かれているので参考になりました。
違う角度から物事を見ることや、新しい視点、横に繋げて考えることの大切さをパラダイムシフトシリーズで教えてもらってる気がします。