新・人は皆「自分だけは死なない」と思っている (日本語) 単行本 – 2015/4/3
山村 武彦
(著)
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本の長さ253ページ
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言語日本語
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出版社宝島社
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発売日2015/4/3
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ISBN-104800238072
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ISBN-13978-4800238078
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
東日本大震災でわかった緊急時の行動と心理。災害対策の第一人者が提唱する「悲劇の予防線」。自分と家族を守るための心の防災袋。
著者について
山村 武彦 (やまむら たけひこ) プロフィール
学生時代に遭遇した新潟地震(1964年)でのボランティア活動を契機に防災アドバイザーを志す。地震、津波、噴火、土砂災害、テロ、事故など、50年間にわたり世界中の災害現地調査を実施。阪神・淡路大震災時は2時間後に現地入りし、救助・調査活動にあたる。近年もオクラホマ竜巻災害、東日本大震災、フィリピン台風30号災害などの現地調査をし、写真リポートを自身のホームページに掲載。企業・行政等への危機管理アドバイス、講演、執筆等を通じ、実践的防災・危機管理の普及啓発に活躍。
学生時代に遭遇した新潟地震(1964年)でのボランティア活動を契機に防災アドバイザーを志す。地震、津波、噴火、土砂災害、テロ、事故など、50年間にわたり世界中の災害現地調査を実施。阪神・淡路大震災時は2時間後に現地入りし、救助・調査活動にあたる。近年もオクラホマ竜巻災害、東日本大震災、フィリピン台風30号災害などの現地調査をし、写真リポートを自身のホームページに掲載。企業・行政等への危機管理アドバイス、講演、執筆等を通じ、実践的防災・危機管理の普及啓発に活躍。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山村/武彦
学生時代に遭遇した新潟地震(1964年)でのボランティア活動を契機に防災アドバイザーを志す。地震、津波、噴火、土砂災害、テロ、事故など、50年間にわたり世界中の災害現地調査を実施。企業・行政等への危機管理アドバイス、講演、執筆等を通じ、実践的防災・危機管理の普及啓発に活躍中。科学技術庁長官賞。所属学会:日本災害情報学会、地域安全学会。現職、防災システム研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
学生時代に遭遇した新潟地震(1964年)でのボランティア活動を契機に防災アドバイザーを志す。地震、津波、噴火、土砂災害、テロ、事故など、50年間にわたり世界中の災害現地調査を実施。企業・行政等への危機管理アドバイス、講演、執筆等を通じ、実践的防災・危機管理の普及啓発に活躍中。科学技術庁長官賞。所属学会:日本災害情報学会、地域安全学会。現職、防災システム研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月16日に日本でレビュー済み
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様々なバイアス。参考になります。今回は前作+3.11以降の事が書かれており、とても参考になりました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は重篤な病気を宣告されて、「死んだと思えば何でも言える」と考えて、この本を書いている。マニュアルを捨てる勇気、過去に予知できた地震はひとつもないこと、地震学会の敗北宣言の記述など、関係者への気遣いを捨ててこの本が書かれている。ゲラー博士の、地震の正確な予知はほとんど不可能であり、地震の予知の研究をしても仕方がないなどの文章の引用もある。いつかは大地震が来るという程度の予知では、人々がすぐに忘れてしまうので、現実の防災に役立たない。「火山がいつかは噴火する危険性」は、それを知っていても、知らなくても、現実の噴火時の被害に違いはないだろう。いつ噴火するかは、専門家でもわからない。富士山は、いつかは大噴火するが、それに本気で備えている人は少ない。
この本には、防災のための実践的な考え方が書かれている。高度な学問的知識は理屈としてはすぐれていても実際に使えないことが多い。あるいは、学問は、事故後の分析や説明に役立っても、災害の防止に役立たないことが多い。東北大震災の津波被害や原発被害がその例である。
東北大震災の津波に関しては、マニュアルを無視して、「すぐに高いところに逃げる」ことを実践していれば、多くの人が助かっただろう。この言葉は、当時、マニュアルを知らない大川小学校の児童が言った言葉だが、大人はこれを無視した。大川小学校の被害は、防災という観点から、今後、ずっと語り継がれるべき事件だろう。この本を読みながら、それまでに、膨大な時間と金をかけて行った避難計画、防災訓練、防波堤、膨大な地震予知研究、津波対策の専門知識、マニュアルは何だったのだろうかという点を考えさせられた。余計な知識や防災施設のない方が、被害はもっと少なかったのではなかろうか。防波堤がなければ、もっと多くの人が逃げたのではないか。避難場所の指定がなければ、住民はもっと高い場所に逃げたのではないか。
この本に書かれている内容は、学問的に高度な事柄ではなく、誰でも実践できる単純なことばかりである。この本は、人間が生き延びるための知恵は、案外、単純なことの中にあるということを教えてくれる。
この本には、防災のための実践的な考え方が書かれている。高度な学問的知識は理屈としてはすぐれていても実際に使えないことが多い。あるいは、学問は、事故後の分析や説明に役立っても、災害の防止に役立たないことが多い。東北大震災の津波被害や原発被害がその例である。
東北大震災の津波に関しては、マニュアルを無視して、「すぐに高いところに逃げる」ことを実践していれば、多くの人が助かっただろう。この言葉は、当時、マニュアルを知らない大川小学校の児童が言った言葉だが、大人はこれを無視した。大川小学校の被害は、防災という観点から、今後、ずっと語り継がれるべき事件だろう。この本を読みながら、それまでに、膨大な時間と金をかけて行った避難計画、防災訓練、防波堤、膨大な地震予知研究、津波対策の専門知識、マニュアルは何だったのだろうかという点を考えさせられた。余計な知識や防災施設のない方が、被害はもっと少なかったのではなかろうか。防波堤がなければ、もっと多くの人が逃げたのではないか。避難場所の指定がなければ、住民はもっと高い場所に逃げたのではないか。
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