文学の傾向と対策を「人」「文」「学」から考える。誰にも読み解けなかった夏目漱石『文学論』を「現代語訳+解説」で完全読解。文学の定義「F+f」を古今東西の世界文学を読み解く道具として再生。「この百年の文学理論」の再検討から、神経文学、文学環境論まで多様な学術領域と連環し「来たるべき『文学論』」としてヴァージョンアップ。「文学とは何か?」―自己本位で理解するための文学問題集。
文筆家・ゲーム作家。1971年生まれ。コーエーにてゲーム制作(企画/プログラム)に従事後、2004年よりフリーランス。モブキャストとプロ契約中。代表作のゲームに『That’s QT』『戦国無双』など。著書に『「百学連環」を読む』(三省堂)、『文体の科学』(新潮社)、『世界が変わるプログラム入門』(ちくまプリマー新書)、『コンピュータのひみつ』(朝日出版社)など。共著に『脳がわかれば心がわかるか――脳科学リテラシー講座』(吉川浩満との共著、大田出版)、『問題がモンダイなのだ』(吉川浩満との共著、ちくまプリマー新書)など。訳書に、サレン/ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』(ソフトバンククリエイティブ)、ジョン・R・サール『Mind――心の哲学』(吉川浩満との共訳、朝日出版社)など。解説執筆に、ピーター・メンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか――ことばとビジュアルの間、目と頭の間』(フィルムアート社)がある。「哲学の劇場」主宰。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本/貴光
文筆家・ゲーム作家。1971年生まれ。コーエーにてゲーム制作(企画/プログラム)に従事後、2004年よりフリーランス。モブキャストとプロ契約中。「哲学の劇場」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)