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文学の中の家―『自分だけの部屋』を装飾する方法― 単行本(ソフトカバー) – 2019/5/15
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・ ジェーン・エアが語る、理想の家庭教師の部屋とは?
・『嵐が丘』をAirbnbに登録しようとしている家政婦ネリーの悩みの種は?
名作文学の中の登場人物が自らの住まいをブラックユーモアたっぷりに紹介する、「読むお屋敷訪問」。
映像化作品への目くばせや引用もふんだんに仕込まれているので、映画やドラマのファンも必読です!
「ここには、対象への熱狂や崇拝というよりは、冷ややかなユーモアがある。シェイクスピア、アーサー王伝説、19世紀や20世紀の古典小説、児童文学などの有名キャラクターが次々に登場して、自分たちの家のインテリアのディテールを、作中での描写には正確にもとづきながら、毒気たっぷりに語ってくれるのだ。」――村上リコ(解説より)
目次
第1章
先祖伝来の土地
(正統な方法で受け継いだものも、そうでないものも)
『高慢と偏見』ジェーン・オースティン
『嵐が丘』エミリー・ブロンテ
『荒涼館』チャールズ・ディケンズ
『ブライヅヘッドふたたび』イーヴリン・ウォー
『グレート・ギャツビー』F・スコット・フィッツジェラルド
幕間 おとぎ話の家
第2章
狂気の城
『アーサー王の死』トーマス・マロリー
『ドラキュラ』ブラム・ストーカー
『マクベス』ウィリアム・シェイクスピア
『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ
『フランケンシュタイン』メアリー・シェリー
幕間:理想的な家庭教師の部屋
第3章
都会の住まい
『大いなる遺産』チャールズ・ディケンズ
『緋色の研究』アーサー・コナン・ドイル
『ハワーズ・エンド』E・M・フォスター
『ダロウェイ夫人』ヴァージニア・ウルフ
『欲望という名の電車』テネシー・ウィリアムズ
幕間:社会のはみ出し者の住まい
第4章
家族の集う場所
『風にのってきたメアリー・ポピンズ』P・L・トラヴァース
『若草物語』ルイザ・メイ・オルコット
『赤毛のアン』ルーシー・モード・モンゴメリ
『サウンド・オブ・ミュージック』マリア・フォン・トラップ
幕間:自宅に飾る芸術作品の選び方
第5章
奇抜な住まい
『白鯨』ハーマン・メルヴィル
『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン
『ライオンと魔女』C・S・ルイス
『黄色い壁紙』シャーロット・パーキンス・ギルマン
『秘密の花園』フランシス・ホジソン・バーネット
幕間:水の中の住まい
第6章
コテージ・小屋・あばら家
『罪と罰』フェードル・ドストエフスキー
『分別と多感』ジェーン・オースティン
『スイスのロビンソン』ヨハン・ダビット・ウィース
『チャタレー夫人の恋人』D・H・ロレンス
結び:執事たちの話
解説 「文学のお屋敷に行こう」―― 村上リコ
【著者紹介】スーザン・ハーラン
ウェイク・フォレスト大学文学部准教授。これまで寄稿した主なウェブサイトや新聞・雑誌には、『パリ・レビュー・デイリー(The Paris Review Daily)』、『トースト(The Toast)』,『リテラリー・ハブ(Literary Hub)』、『ガーディアンUS(The Guardian US)』などがある。
【訳者紹介】富原 まさ江
出版翻訳者。小説・エッセイ・映画・音楽関連など幅広いジャンルの翻訳を手がけている。訳書に『名画の中の料理』、『老人と猫』(エクスナレッジ)、『クマのプーさん 原作と原画の世界 A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵』(玄光社)、『トリュフの歴史』(原書房)、『完全版 ビートルズ全曲歌詞集』(ヤマハミュージックメディア)、『ルーヴル美術館 収蔵絵画のすべて』(ディスカヴァー・トゥエンティワン・共訳)など。
【解説者紹介】村上リコ
文筆・翻訳家。東京外語大卒、千葉県生まれ。一九世紀から二〇世紀初頭のイギリスの日常生活、特に家事使用人、女性と子どもの生活文化をテーマとして活動している。
著書に『図説 英国メイドの日常』『図説 英国執事』『図説 ヴィクトリア女王の生涯』など。訳書にヴィタ・サックヴィル=ウェスト『エドワーディアンズ』(以上 河出書房新社)トレヴァー・ヨーク『図説 イングランドのお屋敷』(マール社)など。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社エクスナレッジ
- 発売日2019/5/15
- ISBN-104767826276
- ISBN-13978-4767826271
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出版社より
ジェーン・オースティン『高慢と偏見』
エリザベスとダーシーの、堅苦しすぎず、悪趣味でもない特権階級の邸宅
住人=エリザベス:生意気だが、家長の期待には絶対に背かないヒロイン/ダーシー:気難しい性格を克服した青年。湖を裸同然で泳ぐ癖がある
場所=ダービーシャー(イングランド)
規模=この州のどの屋敷よりも大きく、素晴らしい(誰に聞いてもらってもけっこう)
居住年数=ダーシーが世界一優しく、寛大な少年だった頃から。持ち家
イーヴリン・ウォー『ブライヅヘッドふたたび』
甘美なノスタルジーとカトリック教徒の問題がつまった没落貴族の邸
住人=セバスチャン・フライト:シャンパン好きで、始終テディベアを持ち歩くマーチメイン侯爵夫妻の息子。世間では、母親の公爵夫人は敬虔なカトリック信者だが、父親の公爵は破門されたと思われている/チャールズ・ライダー:セバスチャンの大学時代の学友。いかにもイギリス的な抑制された仮面の下はナイーブな芸術家
場所=オックスフォードからそう遠くないところ。緑の丘の陰に隠れ、ライムの木々の中に建つその姿は、雑草に埋もれて眠るシカを思わせる
規模=広すぎて第二次世界大戦中、軍に押収された。敷地内に美しい湖がいくつかある
居住年数=すべては1世紀半前に計画され、木々や植物はちょうど1世紀半後の今が盛りを迎えるよう計算の上植えられた。持ち家
P・L・トラヴァース『風にのってきたメアリー・ポピンズ』
風変わりな家庭教師によって魔法にかけられたエドワード朝様式の家
住人=ジョージ・バンクス:赤いカーネーションをスーツの襟穴に挿すのが好きな銀行の奴隷/ウィニフレッド:ジョージに従順な妻。夫妻の子どものジェーンとマイケル(双子のジョンとバーバラもいるが、映画には出てこないので誰も知らない)
場所=さくら通り17番地、ロンドン(イングランド)。道の片側に家が並び、もう片側には公園がある。道の真ん中には桜の木立が楽しげに立っている
規模=さくら通りで一番小さい
居住年数=ジョージがこの家を買うと決めたときから。持ち家
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウェイク・フォレスト大学文学部准教授
富原/まさ江
出版翻訳者。小説・エッセイ・映画・音楽関連など幅広いジャンルの翻訳を手がけている
村上/リコ
文筆・翻訳家。東京外語大卒、千葉県生まれ。一九世紀から二〇世紀初頭のイギリスの日常生活、特に家事使用人、女性と子どもの生活文化をテーマとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : エクスナレッジ (2019/5/15)
- 発売日 : 2019/5/15
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 296ページ
- ISBN-10 : 4767826276
- ISBN-13 : 978-4767826271
- Amazon 売れ筋ランキング: - 482,704位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
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