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[筒井 康隆]の敵
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商品の説明

内容紹介

渡辺儀助、75歳。大学教授の職を辞し10年。愛妻にも先立たれ、余生を勘定しつつ、ひとり悠々自適の生活を営んでいる。料理にこだわり、晩酌を楽しみ、ときには酒場にも足を運ぶ。ある日、パソコン通信の画面にメッセージが流れる。「敵です。皆が逃げはじめています―」。「敵」とは何者か。いつ、どのようにしてやってくるのか…。意識の深層を残酷なまでに描写する傑作長編小説。

内容(「BOOK」データベースより)

渡辺儀助75歳。その脳髄に敵が宿る。「恍惚」の予感が元大学教授を脅かす。意識が残酷なまでに崩れていく…。筒井文学の達成を示す書下ろし長編。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 632 KB
  • 紙の本の長さ: 181 ページ
  • 出版社: 新潮社 (2013/12/27)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00GQQU0UC
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 13件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 88,694位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
人間は老いには勝てないものである。死の前に老いがある。耄碌すればおのれを律することも出来ない。人間にとって「敵」とは畢竟、死とその前にある老いではないだろうか。
妻に逝かれ、一人暮らしをする75歳の元大学教授の話である。前半部分は、老人の生活について、細かく、丁寧に描写されている。それが食事についてのことであったり、物の羅列であったり、実に瑣末な事柄であるのだが、そこは流石は筒井康隆である。孤独な食卓の風景を饗宴のように、机の引き出しをおもちゃ箱のように描き出すのである。主人公の老人は、規律正しく、ストイックな生活を自らに課している。そこに、理性的な生き方を貫こうとする、老人の美しい姿を見て取ることが出来る。彼は自己を、そして他者を冷静に見つめている。そして彼は、自分の死までも自分で見届けようとするのであるが・・・。
擬態語、擬声語が初めから最後まで一貫して普通ではない。これは何を意味しているのだろうか。その辺りを注意して読まれたし。
長編であるが、短い章に分かれており読みやすい。章のタイトルだけでもわくわくしてしまう。断筆解除後あまり面白い作品がなかったが、これは傑作といってよい。ドタバタはないが、面白い。読み終えた時の寂寞感と、その後に来る静かな昂奮とを約束しよう。
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形式: 文庫
筒井康隆の世界を垣間見る事の出来る作品。
年老いて感じること、見える部分、感じる部分の他に
見えず感じず、ただ漠然と広がる歳をとる事への恐怖が、
前半の規律正しい描写から、後半へかけて恐怖に呑まれていくさまへと
よく表現出来ていると想う。
核心に触れそうで触れない描写、
そこが筒井康隆の面白い所だと想う。
これを読んだのは発売当初だが、なんど読み返しても
筒井ワールドに吸い込まれる面白い作品。
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形式: 文庫
端正な文体である。読点は必要最小限しかないのだが、読みにくさは感じない。そして抑えたユーモア。この作者の作品で美しい文章というと『旅のラゴス』を思い出すが、『敵』もそれに遜色ないと思う。
退職した元大学教授の日常が事細かにつづられていく。なめるように、と言いたくなるほど、生活すべてが言葉にされる。しかし、それがおもしろいのである。一見平凡で単調な生活のようだが、ひとつひとつの行動を「なぜそうするのか」という部分まで掘り下げて記述していくと、変わった模様が見えてくる。もちろん、主人公の老人は、かなり偏屈者として描かれていて、その特異な考え方がおもしろい、という部分もあるが、だれの生活でも、このような観察眼で描いたら、日常雑記以上のものが見えてくるのではないかという気がする。
筒井康隆のことだから、もちろん日常の記述だけでは終わらない。だんだんに現実から異界へと、主人公の意識が滑り落ちていくさまも見事だ。
この作者がAsahi ネットで独自の活動をしていたことは有名だが、この作品にも、パソコン通信の描写がでてきて、それが主人公の意識の内奥を見せるキーともなっている。
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形式: 文庫
極端に読点の少ない特異な文体を頭の隅でやや気に留めながら、知らず知らずのうちに狂気の世界に釣り込まれていきます。
筒井ファンならずとも是非読むべき一冊。
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形式: 文庫
全編儀助という老人の生活が書かれているのだが、なるほどという老人観。世間一般の老人特有の頑固さなど、老人側から書かれており、世間の見方とのギャップが面白い。儀助の衣食住が細かく書かれているだけなのに、なぜこんなに面白いのか。そして敵が現れてからは、さすがと唸りつつ貪るように読み終わってしまった。あー読み終わってしまった。もったいない。 もっともっと読みたいと思わせる筒井作品。
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形式: 単行本
妻に先立たれて独り暮らしをする、元大学教授の渡辺儀助。

この小説は、彼の日常生活の事細かい描写によって始めらる。

ある種の随想のようでもあるのだけれど、

儀助はあくまでも登場人物として客観的に書かれていて、

こだわりを持った可笑しな老人像が見られた。

しかし、

デリケートになってしまった直腸の心配をしたり、

亡き妻や昔の教え子に恋焦がれて夢想したり、

意識の流れがうまく組み込まれていて、

儀助は生々しさを帯び、私小説のような印象も浮かび上がり、

そのギャグ性によって、たびたび突発的に笑わされた。

しかししかし、

儀助の妄想は徐々に暴走し、それが小説を飲み込み、

いつの間にか、筒井ワールドのハチャメチャな領域に突入していて、

儀助だけでなく、読んでいる自分の頭までグチャグチャにされ、

クラクラしつつも快楽的な読後感だった。
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