表紙を見て拷問・処刑道具の本か?と思いましたが、想像以上にバラエティに富んだ内容でした。危険な発明という括りで電気椅子からピンクスライムまで。中には初見の発明品もありましたが、本書の9割くらいは素人の私でも見聞きしたことのあるような有名な発明品ばかりです。暇潰しの怖いもの見たさで「へぇ~」と気軽に楽しみたい方にはお勧めですが、この手のジャンルが大好きで新たに知識を蓄えたいという方には少々物足りないかも。
1つの発明品につき2、3ページくらいの分量で解説されています。読みやすいですが、専門的要素は薄いのでネット以上の知識は本書からは得られません。画像も掲載されているのでイメージがつかみやすくそこは○。
総合的に☆3。小難しい説明はないので入門書としては良書だと思います。
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