幼いころからの逆境にめげず、外務省に入省。
前途洋々たる人生を歩み始めた立川橙莉。
ある日、車道に飛び出した子供を助けようとして、自ら事故に巻き込まれてしまった、と思った瞬間。
住民もろとも厚い氷に閉ざされた、異世界に召喚され、救世主を宿すコトに・・・。
モトの世界で思いを寄せていた同期の鷹司隆一郎とウリふたつの国王ダミアーノ。
王の命を受け何かと橙莉に世話を焼く魔術師のエルネスト。
人語を解する小さなドラゴンのような生き物オルガ。
限られた面子の中からだれを選び、救世主を子作りするのか?
置かれた状況がナカナカ明らかになってこない分、
限定された情報をたよりに、クリフハンガーな立場にアマんじ続けざるを得ない
橙莉の焦燥がうまく出ていたと思う。
あわや『ふくろうの河』式か?とエンディングまでハラハラさせてもらえました。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
