解決に向けての『都合の良い行動(辻褄合わせ)』が不自然過ぎて気になった。
例えば小山に入った高橋君と主人公が出くわさないように高橋君が数ヶ月逃げているという設定。
そして丸山さんが死んだと分かってるのに田中高橋が『3人の魂が入れ替わってる』と考えるのか当たり前みたいな思考で話を進めている点。
そして丸山さんが死んで居るのに目を覚ました主人公の所へ警察が事情聴取に来なかった事
丸山さんが黒幕だろうなってのは中盤で気づいたけれど、黒幕が誰かと言うことより何故突き落としたかと言う所が気になったので最後まで読めました。
これがもしも丸山さんが本当にサイコパスみたいなストーカーで主人公(高橋君)を突き落として居たら後味が最悪だった。
けれど、純粋な彼女の悲しい誤ちに切なくなりました。
トリックだとか入れ替わりとか総じてベタだけど、それより大事なのはキャラを好きになれるか、キャラに感情移入出来るかどうかと言う事なので、私は好きです。
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放課後に死者は戻る 単行本 – 2014/11/19
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病院で目が覚めると、冴えないオタクだった僕の見た目は、イケメンの姿に変わっていた。
そうだ、教室の机に入れられた手紙で呼び出され、僕は誰かに崖から突き落とされたのだった……
助けに入ったイケメンと一緒に。
退院した僕は、元いたクラスに転校生として潜入した。
一体、誰が僕を殺したのか?
僕は、僕を殺したクラスメイト探しを始める――。切なさと驚きに満ちたラストが待ち受ける、傑作長編ミステリー。
そうだ、教室の机に入れられた手紙で呼び出され、僕は誰かに崖から突き落とされたのだった……
助けに入ったイケメンと一緒に。
退院した僕は、元いたクラスに転校生として潜入した。
一体、誰が僕を殺したのか?
僕は、僕を殺したクラスメイト探しを始める――。切なさと驚きに満ちたラストが待ち受ける、傑作長編ミステリー。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2014/11/19
- 寸法18.8 x 2 x 12.8 cm
- ISBN-10457523883X
- ISBN-13978-4575238839
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ある夜、僕は崖から突き落とされた。目が覚めると、巻き添えになった美形の高校生の姿に変わっていた―入れ替わった姿で、僕は犯人探しを始める。僕を殺した奴は、誰だ。容疑者=クラスメイト。
著者について
早稲田大学第一文学部卒。ロヨラ・メリマウント大学院にて、映画・TV製作修士号取得。
二〇〇八年、「雪の花」で第三回ヤフー・ジャパン文学賞を受賞。
二〇〇九年、受賞作を含む短編集『雪の花』にてデビュー。
同作は映画化もされ、話題となった。他の著書に『暗黒女子』がある。
二〇〇八年、「雪の花」で第三回ヤフー・ジャパン文学賞を受賞。
二〇〇九年、受賞作を含む短編集『雪の花』にてデビュー。
同作は映画化もされ、話題となった。他の著書に『暗黒女子』がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
秋吉/理香子
早稲田大学第一文学部卒。ロヨラ・メリマウント大学院にて、映画・TV製作修士号取得。2008年、「雪の花」で第三回Yahoo!JAPAN文学賞を受賞。2009年、受賞作を含む短編集『雪の花』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
早稲田大学第一文学部卒。ロヨラ・メリマウント大学院にて、映画・TV製作修士号取得。2008年、「雪の花」で第三回Yahoo!JAPAN文学賞を受賞。2009年、受賞作を含む短編集『雪の花』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2014/11/19)
- 発売日 : 2014/11/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 457523883X
- ISBN-13 : 978-4575238839
- 寸法 : 18.8 x 2 x 12.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 816,738位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 7,848位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 17,767位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年4月30日に日本でレビュー済み
イヤミスの女王・秋吉理香子さんの処女長編「暗黒女子」から一転して男子を主役に据えた幻想系ミステリ長編第2作です。冒頭から魂と肉体の入れ替わりという奇抜な設定でのフーダニット・ミステリなのねと思いながら読み進めると実は全く単純ではなく終盤のまさかの大どんでん返しに呆然となりましたね。ミステリでは思い込みと決めつけは禁物だなと思い知らされましたね。また珍しく100%男子中心の物語だと思っていたら最後に仰天のサプライズが待っていて女心もしっかりと読み取れましたね。最後に皆さん人も本も外見で判断しては駄目ですよ!
2017年12月27日に日本でレビュー済み
秋吉先生の作品はわりと読んでいます。今回はこちらも読ませて頂きました。
暗黒女子やサイレンス 絶対正義などもそうですが話終盤にかけての背中が冷たくなるようなミステリー系の構成が好きなので読みやすかったです。
わりと秋吉先生=イヤミス作品という感じでしたがこの作品の終わり方はスッキリでした(((o(*゚▽゚*)o)))
設定内容は単純なのに描き方でより面白い内容になるのも作家さんの力だと思いました。
私は小説ですが軽く読めて内容も良いので好きです。
暗黒女子やサイレンス 絶対正義などもそうですが話終盤にかけての背中が冷たくなるようなミステリー系の構成が好きなので読みやすかったです。
わりと秋吉先生=イヤミス作品という感じでしたがこの作品の終わり方はスッキリでした(((o(*゚▽゚*)o)))
設定内容は単純なのに描き方でより面白い内容になるのも作家さんの力だと思いました。
私は小説ですが軽く読めて内容も良いので好きです。
ベスト500レビュアー
箸にも棒にも掛からない駄作である。ミステリなのか青春小説なのかも判然としない胡乱な内容の上に、作者のオリジナリティが著しく欠如している。同一のタイミングで死期が迫った2人の人間の心が入れ替わるという設定は東野圭吾氏「秘密」そのまま。そして、本作の全体構想は、誰かに毒殺された被害者が"幽霊"となってその犯人を捜すという趣向のガイ・カリンフォード「死後」と酷似している。心の入れ替わり、「死後」の被害者自身による犯人捜査及び"幽霊"という本作を構成する主要なミステリ的アイデアは全て借り物。作者自身のミステリ的アイデアは一体何処にあるのだろうか ?
主人公の捜査手法も拙劣過ぎる。(表面上は)別人として行動しているのだから、もっと慎重さが必要な筈なのに、まるっきり元のままの人間として行動している。この工夫の無さ(特に家族に素性がバレないという不自然さ)にも呆れ果てた。登場人物達が高校生なので、この程度の行動・思考回路で充分だと思って、ナメているとしか考えられない。その高校生達の造形も類型的で、ミステリを構成するには練りが全く足りていない。
それとも、ミステリを装った青春小説だと開き直っているのだろうか ? それも、「人間は外見ではなく中身が重要」といった陳腐な発想で ? 時間を無駄にするだけなので、本作を手に採らない事を強くお薦めする。
主人公の捜査手法も拙劣過ぎる。(表面上は)別人として行動しているのだから、もっと慎重さが必要な筈なのに、まるっきり元のままの人間として行動している。この工夫の無さ(特に家族に素性がバレないという不自然さ)にも呆れ果てた。登場人物達が高校生なので、この程度の行動・思考回路で充分だと思って、ナメているとしか考えられない。その高校生達の造形も類型的で、ミステリを構成するには練りが全く足りていない。
それとも、ミステリを装った青春小説だと開き直っているのだろうか ? それも、「人間は外見ではなく中身が重要」といった陳腐な発想で ? 時間を無駄にするだけなので、本作を手に採らない事を強くお薦めする。