捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書) (日本語) 新書 – 2019/2/13
橋本 卓典
(著)
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本の長さ256ページ
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2019/2/13
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寸法11 x 1.5 x 17.5 cm
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ISBN-10406514907X
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ISBN-13978-4065149072
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
2019年4月から、金融業界の「憲法」、検査マニュアルが大きく変わり始める。森信親前金融庁長官が始めた大改革がついに本格始動するのだ。遠藤俊英長官に代替わりしたことで改革路線のどこが変わり、何が変わらないのか?そのすべてを本書は明らかにする。
著者について
橋本 卓典
はしもと たくのり
共同通信社経済部記者。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計23万部を突破。本作はその第3弾となる。近著に『金融排除』(幻冬舎新書)がある。
はしもと たくのり
共同通信社経済部記者。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計23万部を突破。本作はその第3弾となる。近著に『金融排除』(幻冬舎新書)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本/卓典
共同通信社経済部記者。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計23万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
共同通信社経済部記者。1975年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2006年共同通信社入社。経済部記者として流通、証券、大手銀行、金融庁を担当。09年から2年間、広島支局に勤務。金融を軸足に幅広い経済ニュースを追う。15年から2度目の金融庁担当。16年から資産運用業界も担当し、金融を中心に取材。『捨てられる銀行』シリーズ(講談社現代新書)は累計23万部を突破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2019/2/13)
- 発売日 : 2019/2/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 406514907X
- ISBN-13 : 978-4065149072
- 寸法 : 11 x 1.5 x 17.5 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 108,532位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 235位銀行・金融業 (本)
- - 455位講談社現代新書
- - 4,720位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月25日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
金融機関に勤めているものです。森長官から遠藤長官に変わって金融庁はどう変わるのか、といったことを知りたくて読みました。本シリーズの第一弾は興味深い全国の地銀の好事例を紹介していたので、期待して読んだのですが…。本書は批判的な論調が強く、読んでいて鬱々とした気持ちになりました。確かに地銀の中には、計測可能な営業ノルマに縛られて、計測が難しい顧客満足度をないがしろにしてしまっているところも今だにあるかと思います。だからと言って、そんな組織が「ホロコーストが起きた状況と似ている」とまで言っていいのでしょうか。そんな組織の中にも、現場には頑張っている方も数多くいるというのに、、、著者の組織論は不快な例が多く、冗長であると感じました。とはいえ、全国を取材して回っている著者にしか書けないと思われる現場の声も多いと感じたので、☆3つとしました。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昨年、マイカー買い替えのために某地銀でローンを組んだ。書類提出のために店舗に出向く機会があり、担当行員から事前に「おすすめの医療保険があるので説明の時間をもらえないか」との打診があった。この時点で嫌な予感がしたので丁重に断った。後日店舗に行ってみると、断ったにもかかわらず医療保険担当の行員が途中から現れ、「お客様のため」と強調しながら保険の勧誘を始めた。事を荒立てるのも面倒だったので、妻と相談すると言い残して辞去した。すると翌日、今度は自宅にそれら行員がアポなしで訪ねてきた。あまりにしつこいので無視すると、郵便受けに名刺が入れられていた。
こうした経験があったため、いろいろと大変だと仄聞してはいたものの、今の金融業界がどのようになっているのかを知りたくて本書を購入した。そして読了し、あの若い担当行員に同情の念を抱かずにはいられなかった。
端的にいうと、不良債権処理に追われていた時代に作られたルールが20年間そのまま運用され続け、ついにはそのルールを守ることが目的化し今の惨状を招いたという構図のようだ。このルールこそが「計測できる世界」であり、担当行員もその傀儡と化していたのだろう。
最近よく聞く「フィンテック」も、ルールの放置の産物らしい。マネーフォワードFintech研究所の瀧所長曰く「フィンテックとは、変化し続ける顧客のニーズを理解するために必要な最新のテクノロジー戦略とシステム戦略を講じてこなかった銀行が、非金融事業者が持ち込んだ新しい金融サービスに慌てている現象」とのこと。
本書を読むことで、行員の保険勧誘とフィンテックを、自分の頭の中で有機的に結びつけることができた。
こうした経験があったため、いろいろと大変だと仄聞してはいたものの、今の金融業界がどのようになっているのかを知りたくて本書を購入した。そして読了し、あの若い担当行員に同情の念を抱かずにはいられなかった。
端的にいうと、不良債権処理に追われていた時代に作られたルールが20年間そのまま運用され続け、ついにはそのルールを守ることが目的化し今の惨状を招いたという構図のようだ。このルールこそが「計測できる世界」であり、担当行員もその傀儡と化していたのだろう。
最近よく聞く「フィンテック」も、ルールの放置の産物らしい。マネーフォワードFintech研究所の瀧所長曰く「フィンテックとは、変化し続ける顧客のニーズを理解するために必要な最新のテクノロジー戦略とシステム戦略を講じてこなかった銀行が、非金融事業者が持ち込んだ新しい金融サービスに慌てている現象」とのこと。
本書を読むことで、行員の保険勧誘とフィンテックを、自分の頭の中で有機的に結びつけることができた。
2019年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『捨てられる銀行』『捨てられる銀行2』『金融排除』に続く橋本卓典氏の最新刊。この4冊は地域金融マンの必読書である。
今、金融業界に何が起こっているのか、どのような変化が起こるのかを橋本氏の鋭い問題意識と危機感、使命感によって綴られている。
1年にわたる全国行脚によって書き上げられた本書は、全国の輝いている金融マンを題材に、凡人である金融マン(私)に力を与えてくれる。
自分自身の立ち位置に違和感を持っている方に、ぜひとも読んでいただきたい。
また、金融庁の最新の動向も書かれており、金融行政方針の解説書としても、すべての金融マンは熟読しなければいけないだろう。
自ら考えることを止めた金融機関は、まだ「金融検査マニュアル」の次のバイブルを待っているのであろうが、そんなものは絶対に出ないだろう。
「計測できない世界」への挑戦こそ、地域金融機関が生き残れるかの可能性である。
金融マン(経営者も)は、この4冊を熟読していただき、自らの頭で考えて欲しい。
「捨てられない(選ばれる)銀行(金融マン)とは何か」を。
「行動だけが未来を変える。」
私は橋本氏の言葉を信じたい。
今、金融業界に何が起こっているのか、どのような変化が起こるのかを橋本氏の鋭い問題意識と危機感、使命感によって綴られている。
1年にわたる全国行脚によって書き上げられた本書は、全国の輝いている金融マンを題材に、凡人である金融マン(私)に力を与えてくれる。
自分自身の立ち位置に違和感を持っている方に、ぜひとも読んでいただきたい。
また、金融庁の最新の動向も書かれており、金融行政方針の解説書としても、すべての金融マンは熟読しなければいけないだろう。
自ら考えることを止めた金融機関は、まだ「金融検査マニュアル」の次のバイブルを待っているのであろうが、そんなものは絶対に出ないだろう。
「計測できない世界」への挑戦こそ、地域金融機関が生き残れるかの可能性である。
金融マン(経営者も)は、この4冊を熟読していただき、自らの頭で考えて欲しい。
「捨てられない(選ばれる)銀行(金融マン)とは何か」を。
「行動だけが未来を変える。」
私は橋本氏の言葉を信じたい。
2019年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的な取材力に裏付けされた筆致で金融の現場や金融行政の裏側を巧緻に語っている書。
各々の現場の人間の苦悩や過ち、それらを俯瞰というより360度の角度で分析し、特に人間のダークな部分から考察したところなどは圧巻。
だが読後に決して暗鬱な気分にさせるものではない。この国の金融業界が『なぜこうなったのか?』をしっかりと捉え、我々金融に携わる者が今後何を大切にし、どの方向に向かえばよいのかを明快に示してくれたと感じた。
他の方のレビューにもあったが、全国の心ある金融マン(経営陣を含む)は、いま胸に手を当てて考えなければならない。でないと『捨てられる』事になる。
各々の現場の人間の苦悩や過ち、それらを俯瞰というより360度の角度で分析し、特に人間のダークな部分から考察したところなどは圧巻。
だが読後に決して暗鬱な気分にさせるものではない。この国の金融業界が『なぜこうなったのか?』をしっかりと捉え、我々金融に携わる者が今後何を大切にし、どの方向に向かえばよいのかを明快に示してくれたと感じた。
他の方のレビューにもあったが、全国の心ある金融マン(経営陣を含む)は、いま胸に手を当てて考えなければならない。でないと『捨てられる』事になる。
2019年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書名は「捨てられる銀行」「未来の金融」と激変している(はず)の金融業界をテーマとしていますが、金融機関以外の中小企業支援者やベンチャー企業の取組みを多分に取り上げていますし、「悪のスイッチ」など心理学や哲学的な視点でも書かれており、日本・世界で起きている変化を実感できます。
この変化を語る際に、著者の接点が多い金融業界とその周辺の歴史・変遷や、現在の動きと現場の実態を詳細に書き進めることで、「この世界の変化を認識し、対応しなくてはならない」という警鐘を鳴らしているのだと感じます。
「パラダイムシフト」と言われはじめて久しいですが、「見方を変える」「発想の転換」といったレベルではなく、もっと奥深くの「本質・根本の転換」が必要だと思いました。
金融機関経営者・職員だけでなく、中小企業支援者、経営者、ビジネスマンに広く読んで頂きたいです。
この変化を語る際に、著者の接点が多い金融業界とその周辺の歴史・変遷や、現在の動きと現場の実態を詳細に書き進めることで、「この世界の変化を認識し、対応しなくてはならない」という警鐘を鳴らしているのだと感じます。
「パラダイムシフト」と言われはじめて久しいですが、「見方を変える」「発想の転換」といったレベルではなく、もっと奥深くの「本質・根本の転換」が必要だと思いました。
金融機関経営者・職員だけでなく、中小企業支援者、経営者、ビジネスマンに広く読んで頂きたいです。
2019年4月4日に日本でレビュー済み
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本書では、まず森金融行政と金融検査マニュアルを総括した上で近年の金融不祥事を振り返り、最後に今後の金融機関のあるべき方向性を探っている。
高すぎる収益目標と徹底したリスク回避行動の結果、顧客の犠牲の上に成り立つ利益を追及するしかなくなったのが「捨てられる銀行」である。日本の経営者が信奉したジャック・ウェルチ率いるGEは、目先の利益とシェア・ナンバー1を最重要戦略とした結果、環境の変化に追いつけず業績不振に陥った。一方で、自社の本源的価値を「事務効率化サービスの会社」であると気づいたIBMは、一時は隆盛を極めたパソコン事業を付随業務と判断していち早く売却し、AIに注力してユーザーの支持を堅持している。
著者の結論は、わが国の金融機関も何がリスクなのかを考える時、同時に何を失っても良いのか、何を失ってはいけないのかを見定めなくてはならないというものだ。シリーズも三作目となる本書には驚くべき内容は見られないが、実証的かつ極めて常識的にまとめられており、金融業界の現状を俯瞰する上で参考になる。
高すぎる収益目標と徹底したリスク回避行動の結果、顧客の犠牲の上に成り立つ利益を追及するしかなくなったのが「捨てられる銀行」である。日本の経営者が信奉したジャック・ウェルチ率いるGEは、目先の利益とシェア・ナンバー1を最重要戦略とした結果、環境の変化に追いつけず業績不振に陥った。一方で、自社の本源的価値を「事務効率化サービスの会社」であると気づいたIBMは、一時は隆盛を極めたパソコン事業を付随業務と判断していち早く売却し、AIに注力してユーザーの支持を堅持している。
著者の結論は、わが国の金融機関も何がリスクなのかを考える時、同時に何を失っても良いのか、何を失ってはいけないのかを見定めなくてはならないというものだ。シリーズも三作目となる本書には驚くべき内容は見られないが、実証的かつ極めて常識的にまとめられており、金融業界の現状を俯瞰する上で参考になる。
2019年4月8日に日本でレビュー済み
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前半はシリーズ前2作のメッセージの流れの延長であるが、後半になると「捨てられる銀行」というタイトルからはかなり逸脱したトーンとなり、著者のビジネス社会、人間世界に対する安っぽい哲学(人間観察?)の書に移行してしまい、続けて読む興味が失せてしまう。
タイトルがタイトルなだけに同じシリーズの前2作をもっと掘り下げた書を期待したのだが、残念ながら前半にも新しい論点が見当たらず、後半は別のタイトルにすべき銀行業と離れてしまった書になっている。ために評価は3点。
タイトルがタイトルなだけに同じシリーズの前2作をもっと掘り下げた書を期待したのだが、残念ながら前半にも新しい論点が見当たらず、後半は別のタイトルにすべき銀行業と離れてしまった書になっている。ために評価は3点。
2019年3月2日に日本でレビュー済み
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橋本さんの著書は、金融関係に勤める一金融マンとして、いつも楽しみに拝読しています。今回のテーマである「計測できない世界」について、橋本さんが伝えたいことを理解するために、重要なフレーズに線を引きながら読み返しました。金融庁の改革、各地域で頑張る熱いハートを持った方々等、胸が熱くなります。現在の中小企業金融の置かれた状況について、本全体にわたって重要なキーワードが盛り込まれており、読み返すほど深みのある、気付かされることが多い本です。